履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2011.07.26
2009年にリリースされ、瞬く間に全世界で150万足を売り上げ、ランニングカテゴリーのベストセラーの一角に食い込むことに成功したナイキのルナグライド+。自分自身の足にフィットしていることもあって、初代モデル8足、セカンドモデル1足を所有するなど、日々のランニングにおけるメインシューズになっています。前回の湘南国際マラソンで3時間56分で完走し、サブ4達成したときに履いていたのもこのシューズだったし。
そんなルナグライド+がフルモデルチェンジし、ルナグライド+3となりました。前回のモデルチェンジはソールユニットはそのままのマイナーチェンジだったのに対し、今回はアッパーはもちろんのこと、ミッドソールやアウトソールも変更になっています。気に入ってるシューズだけに変な方向にモデルチェンジしてないことを願っていましたが、実際に走ってみるとかなり調子がイイ。アウトソールのアーチからかかとにかけてのTPU(サーモプラスチックウレタン)パーツを省略しているので、走行感は大きく変わり、ルナスイフト+にそっくり。ミッドソールも若干厚くなっていますが、軽量性は確実にアップしています。
トレッドミルで3回ほど、計15kmほど走り、快適なランを楽しめましたが、実際に屋外を走ったのはGIRAのランクラブ&BBQパーティの日が最初。WIRED CAFE FITに集合し、高橋盾氏と代々木公園を逆走し、走ったあとはBBQを楽しむという素敵な催し。初心者ランナーもいることから最初はかなりゆっくりなペースで走りましたが、最後のほうはkm/5分50秒ほどで走っていたかと。ワンピース風のアウトソールになったことにより、着地から蹴り出しまでの一連の動作が前モデルよりもスムーズになったのは明らか。中足部のシューレースと連動したストラップにより、フィット感もアップしています。モデル名こそルナグライド+を継承していますが、全く別のモデルに生まれ変わった気がします。以前のモデルに愛着のあるランナーは最初違和感があるかもしれませんが、履いているうちに慣れてくると思います。また複数買いしそうなランニングシューズが登場しちゃいました
今回のランクラブを企画してくれたCAFE COMPANYの楠本社長とUNDERCOVERのジョニオさん。楽しいイベントをありがとうございます。次回も楽しみにしています。
走り終わったあとのBBQや生ビールはホント美味!
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