履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2011.09.08
100mではまさかの失格で世界中のファンを落胆させながらも、200mと4×100mリレーでは素晴らしい走りを見せたジャマイカのウサイン・ボルト。彼を起用したプーマのTVCMや店頭POPはインパクト充分で、大きな話題となっています。そんなマーケティングプロモーションのビジュアルでフィーチャーされているモデルが、FAAS300。以前紹介したFAAS500よりもさらに軽量で、足の自然の動きを抑制しないニュートラルタイプのランニングシューズ。実際に履いてみるとその軽さはキャッチコピーの「マジ軽っ!チョー速っ!」を実現しており、走るのが楽しくなるような履き心地です。硬質樹脂のヒールカウンターを採用していない点は、好みが分かれるかもしれませんが、自分は全く気にならなかったですね。体重の重いランナー、プロネーションのひどいランナーにはオススメしないですが、それ以外の人にはぜひ店頭で足を入れて欲しいですね。カタログスペック以上の軽量性を体感できると思います。それと通常のランニングシューズよりもコンパクトに収納できるので、旅ランにも最適な1足といえるでしょう。
実家のある愛知県西尾市のスポーツデポの店頭にあったPOP。インパクトのあるビジュアルに、部活帰りっぽい高校生たちが注目していました。
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