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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2011.11.10

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最近よく聞かれるのが、「週にどれくらい走っているんですか?」ということ。「毎日5kmです」というと、二つの意味で驚かれます。ひとつは毎日走っていること、もうひとつは5kmしか走っていないということ。この方の練習を見ると「自分にはできないなぁ」と心から敬服しますが、自分にとっては5kmという距離が一番心地よく走ることのできる距離なんです。ランニングは各人のアプローチで目標に到達すればいいと思うので、今後も練習方法を極端に変更するつもりはありません。ただし毎日同じシューズで、同じ距離、同じペースで走っていると、逆に筋力が落ち、走力も減退するらしいので、一週間に一度は裸足感覚シューズで筋肉に刺激を与えることにしています。そんななかの一足がメレルのベアフットコレクション。ベアフットランニングの先進国であるアメリカだけでなく、日本においても良好なセールスを記録しています。これまではナイロンメッシュアッパーのトレイルグローブを履いていましたが、今シーズンから寒風吹き荒ぶ冬においても快適に走ることの出来る防風性に優れたソフトシェルアッパーを採用したソニックグローブも登場。実際に履いてみると、湿気は外部に排出されますが、風はシューズ内部にほとんど入ってきません。寒い日のベアフットランニングには最適な一足だと思います。


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アッパーにソフトシェルを使用しているので、従来モデルよりも防風性が向上しており、冬でも快適にベアフットランニングが行えます。

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走り終わったら、身体のメンテナンスもしっかりと行わないといけません。ストレッチはボディメンテナンスの基本ですが、雑誌ベストギアの連載を担当させてもらってる中野ジェームズ修一さんの「きょうのストレッチ」という本がポプラ社より出版されました。中野さんは伊達公子さんのパーソナルトレーナーとしても知られていますが、この本のいいところは、運動初心者にもわかりやすいイラストで解説されている点。それと日めくり形式で一日一ストレッチを行う無理のないアプローチに好感が持てます。これなら誰でも続けられる気がしますね。

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