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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日のレース@湘南

2011.11.06

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湘南国際マラソンは今年1月に3時間56分で完走し、初めてのサブ4を達成した縁起の良い大会。前回はサミットの関係で1月開催でしたが、基本的には11月の開催で、今回で第6回を迎えます。今シーズン初めてのフルマラソンですが、目標タイムは強気に3時間45分に設定します。前日は11時にはベッドに入りますが、いつものレース前のようにあまり眠れません。あと最高気温23度(実際には24度になったらしい)の予報も気がかりでした。そんななかスタートしますが、走り始めは快調でした。目標ペースのkmあたり5分19秒よりも若干遅れますが、悪くない走り。しかしながら途中陽射しが強くなり、確実に体力を奪われます。発汗もハンパなかったし。それでも自己記録更新は充分可能なタイムで江ノ島入口の折り返し点と中間点を過ぎていきますが、25km付近で左足内転筋が痙攣を起こします。それでも止まらずに走り続けると、痙攣は一旦は治まりますが、しばらくするとまた痙攣の繰り返し。そんなことを続けていると、今度は右足のヒザの外側も痛みが。こんな調子でペースは落ち、35km付近では4時間のペースランナーにも抜かれました。そこからは「とにかく歩くことなく走り続ける!」を目標にしました。40km手前にある二宮の第二折り返し地点を3時間58分ほどで折り返し、最後の給水所でエネルギーをチャージして、ひたすらゴールを目指しますが、例年のことながら、ここからがホントに長く感じましたね。特にゴール手前の坂はキツイ、キツイ。ゴール前10mでは両方のふくらはぎが痙攣し、長方形の不気味な形に変形して、そのまま足を引きづりながらゴール。自分のGARMIN405では4時間18分01秒(正式タイムは4時間17分59秒)でした。目標タイムには遠く及ばないし、自己記録の更新もできなかったことは悔しいですが、今回も一度も歩かなかったことで、走り終わったあとは清々しい気持ちでした。初フルマラソン以来6レース連続で更新してきた記録は、初めて後退することになりましたが。

フルマラソンはコース、天候、体調といった諸条件が揃わないとなかなか納得できる数字上の記録は出ないですね。今回は気温が高すぎたことと、暑いということで水分を摂取しすぎて、体内の塩分が排出されて、脚部の痙攣を起こしたのが記録の伸びなかったことの原因です。一時期レースで痙攣を起こすことが多かったころは、レース中にランナーズソルトという塩をこまめに摂取してたけど、最近は痙攣もしていなかったので、ちょっと油断してました。次回の暑い日のレースでは、その点を特に気をつけなきゃいけませんね。

ちなみにこのレースでは知り合い二人がフルマラソンに初チャレンジ。BALABUSHKA REMNANTSのデカジュンさんとリズムフットウェアの熊沢さんともに、それぞれ4時間38分20秒、4時間37分01秒で見事に完走しています。二人ともこの記録には納得できないようですが、初マラソン、24度という暑いなかのレースということを考慮すれば素晴らしい記録だと思います。


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今回よりスポーツシューズのスポンサーがニューバランスに戻りました。


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今回着用したのはニューバランスのMR890。軽量でクッション性も高く、あらゆるタイプのランナーにマッチする、とても走りやすいランニングシューズです。

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