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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日のB級グルメ@香港

2012.03.01

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これまでビジネス、プライベート含めて30回近く訪問した香港。この街でもいろんなB級グルメを堪能しましたが、灯台下暗しとは、まさにこのことといえるようなことがありました。尖沙咀といえば九龍サイドの最も著名な繁華街。世界中から香港に訪れた観光客のほとんどが訪れるといっても過言ではありません。メインストリートのネイザンロードにはみ出した看板は香港を象徴する景色だったりしますが、そんなこの街にも自然豊な公園があります。それが九龍公園。今から14年前に大学時代の友人E.I.とJOYCEでプラダのセールでブリ買いしたあと、ここにある公営プールで泳いだのは懐かしい思い出。

そんな九龍公園の南に海防道という道があり、この通り沿いに花や野菜、食肉を売る市場があります。この市場は一般市民にはあまり関係ないのですが、この市場を奥に向かって100mほど入っていくと臨時熟食街市という、食堂街があって、地元の人でいつも賑わっています。ここんちで有名なのが牛丸粉麺という肉団子入りの麺。自分が行ったときは半分くらいの人がコレを食べてた気が。自分はあえて牛筋麺をオーダー。これがあっさりしつつ、ニンニクもチョッピリ効かせているところがイイ。牛筋も絶品だし。ちなみに、この食堂街は昔のジャッキー・チェンやサモハン・キンポーの香港映画に出てきそうな雰囲気。まさに次長課長の河本の「お前に食わせるタンメンはねぇ!」の世界です。あくまで屋台街なんで潔癖症の人には向きませんが、麺好きの人にはぜひ訪れて欲しいですね。

最初に香港に来てから23年。昔はペニンシュラホテルの裏にある同系列の九龍ホテルが定宿だったから、こんな近い場所にB級グルメの殿堂みたいな場所があるのにもっと早く気付くべきでした。今回見つけたのもちょっとした偶然から。財布だけを持ったOL風の人たちが続々と市場の奥に入っていくのを見て、その姿が日本のOLとだぶって、B級グルメのセンサーが働いたのでした。


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牛筋麺。麺はあえて黄味がかった色の卵麺をセレクト。香港で一般的な麺粥屋で食べるよりも全然美味しかったです。24香港ドル(約250円)。熱々過ぎて湯気で写真が上手く撮れてません。

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