履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2012.04.25
今週末は魅力的なスニーカーのリリースがいっぱい。そのなかでも個人的に一番注目してるのが、アディダス ロッドレーバー ヴィンテージのミタスニーカーズエクスクルーシブモデル。以前のミタスニーカーズのロッドレーバー ヴィンテージはウィートカラーの起毛素材アッパーが印象的でしたが、今回はアディダスサッカートレーニングの名作サンバのディテールをモチーフ。その独特なシュータンデザインが見事に再現されています。またアッパーにはスムースレザーではなく、ブラックスエードを採用することにより、フットボールテイストに絶妙なヒネリを入れてアレンジしています。
これまでロッドレーバー ヴィンテージはUNDEFEATED、NEXUS VII、前述のMITA SNEAKERSの1st editionも持っていますが、いずれもシンプルなデザインのなかで各ショップ、ブランドが工夫を凝らしていて興味深い。今回のモデルもとても完成度が高いと思います。大人のスニーカー好きが履いてもカッコイイかと。
ロッドレーバー ヴィンテージはオリジナルはかなり古いだけに、リアルタイムでは特に思い出はないので、個人的にはロッドレーバーというと、ミッドソールがポリウレタンのセカンドスペックのほうに思い入れがある。今も履いてるし。ホワイトメッシュのアッパーにグリーンのアクセントカラーのベーシックなデザインは、プレッピーっぽい服装に似合うから便利なんです。そういえばKENNETH FIELDの草野さんも、セカンドスペックのロッドレーバーの愛用者ですね。
いつかセカンドスペックのロッドレーバーの別注とか見てみたいなぁ。
アディダスといえば、これも今週発売になりましたね。SNEAKER TOKYO VOL.4 addicted to "adidas" 今回も執筆させてもらってます。
アディダス好きはもちろん、スニーカーフリークなら楽しめる内容になっていると思います。
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