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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2012.05.12

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今日の1足

ナイキフリーのフルモデルチェンジ、それは今シーズンのスポーツシューズ業界において、最も大きなトピックスといっても過言ではないと思います。自分自身も初代モデルからナイキフリーを履き続けてきただけに、今回のモデルチェンジには人一倍興味がありました。

今回テストラン(計30km)として着用したのはナイキフリーラン+3。その名の通りランニングに特化したモデルです。前モデル、前々モデルも履いていましたが、今回はソールユニットも含めたフルモデルチェンジ。アッパーには新たにダイナミックサポートを採用したことで、足とのフィット感の向上に成功。ソールユニットでは土踏まず部分の切れ込みを増やしたことで、裸足感覚がアップしています。個人的な感想としては、着地から蹴り出しまでの一連の動作が、以前のモデルよりもスムーズになっている気がしますね。従来モデルは、途中でライド感が寸断されるような気がすることもあったので。

パフォーマンス性能は大きく向上していますが、もうひとつ注目を集めるのが、前モデルが全世界でストリートシーンでも成功を収めただけに、このモデルがカジュアル用途においてもセールスが伸びるかということ。すでに街でも履いている人をチラホラ見かけるし、これまで以上にビビッドなカラーを採用しているので、もう少し暖かくなったら、もっと街でのナイキフリー愛用者は増えるんじゃないかと思っていますが。

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