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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2012.10.20

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GO_RUN.jpg

効率のよいミッドフット着地を促進するスケッチャーズのGO RUN。中足部が最も厚くなった特殊な形状のミッドソール/アウトソール一体成型のソールユニットを装備したモデルは、実際に履いてみると柔らかい接地感で快適な履き心地。自然と足が前に出るような感覚も大きな特徴で、比類なき軽量性も感じることができます。最近はブルドッグが登場するインパクトのあるTVCMが日本でも放映されていて、大きな話題となっていますね。

Meb Keflezighi_Skechers GOrun.jpg

マイケル・ジョーダンはナイキ、カリム・アブドゥル・ジャバーはアディダスというように、古くからスポーツブランドとアスリートの間には深い関係があります。しかしながらほとんどのトップアスリートがどこかのブランドと契約している昨今は、「誰々が○○のブランドを履いている」というだけでは、以前のようなインパクトを与えることはできなくなりました。

そんななかで個人的に久々にインパクトがあると思った事例が、ロンドン五輪の男子マラソン競技で4位に入ったアメリカのメブ・ケフレジギがスケッチャーズのランニングシューズを履いていたこと。スケッチャーズといえばカジュアルシューズのイメージが強かったものの、昨年からGO RUNというニューコンセプトでランニングシューズに本格参入したのは知っていましたし、12月のラスベガスマラソンのEXPOで実際に試履きもしています。しかしながらオリンピックのマラソン競技で入賞したアスリートが着用するまでのパフォーマンスモデルを開発するまでになるとは。ちなみに彼が履いていたシューズをベースにしたモデルは来年以降市販されるようです。

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