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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今年の5足 パフォーマンス編

2012.12.26

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最近は野球、フットサル、テニスといったスポーツとはご無沙汰なので、パフォーマンスシーンで着用するシューズといえば自ずとランニングになります。もうひとつ最近親しんでるムエタイはシューズは履かないので。それにしても今年も本当に沢山のランニングシューズを履いたなぁ。


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1.ASICS GT-2000 NEW YORK
自分が毎日走るようなきっかけを作ってくれたシューズがアシックスのGTシリーズ。今シーズンのモデルチェンジはマイナーチェンジではなく、フルモデルチェンジ。軽量性がアップして、これまでよりも若干速めのペースに対応するようになっていると思います。走力のアップに伴い最近は履いていませんでしたが、久しぶりに着用すると、このモデルの機能性の虜に。ラスベガスマラソンで着用しましたが、快適に走れただけでなく、フルマラソンの翌日に足の痛みがほとんどなかったのにはびっくりでした。


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2.BROOKS PURE CONNECT
アメリカのランニングショップルートではアシックスを抜いて1位に躍り出たブルックス。実際にアメリカのレースに出場すると確かに着用者が多い。そんなブランドがナチュラルランニングをコンセプトにリリースしたコレクションがPURE PROJECT。PURE CONNECTは特にナチュラルな感覚が強いモデルで、自然とミッドフットからフォアフットで着地できるような構造で、kmあたり5分10秒前後でトレーニングするのに最適な1足だと思います。写真は日本未展開のブラックカラー。最近になってPURE CONNECT2という2013年モデルも登場しています。


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3.SAUCONY KINVARA3
アメリカのアウトドア雑誌「Outside」において、2011年度の「GEAR OF THE YEAR」を受賞したKINVARAのアップデートモデル。つま先とかかとの高低差を4mmとすることにより、フラットな着地を促すスペックはそのままに、アッパーにフレックスフィルムという足にしっかりとフィットするマテリアルを使用したことで、前モデルよりもシューズと足のフィット感が向上しています。このモデルも本当によく履きました。


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4.NIKE AIR ZOOM ELITE+
ナイキのエリートといえば'70年代に登場したワッフルソール装備の名作。その名は後年にも継承されましたが、途中ルナソールを採用した頃から自分の足には合わなくなっていました。それが2012年、ルナからズームエアへとクッショニングディバイスが変更になると、高い反発性を得ることに成功。自分にとってのお気に入りの1足となりました。ちなみに格闘家の宇野薫選手もエアペガサス+29とともにお気に入りのモデルだそうです。


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5.ASICS GEL-NEO33
着地から蹴り出しまでの自然な走行感とスタイリッシュなデザインを高次元で融合したアシックス33。海外に行く際には普段履きにも兼用できることから、ハワイ、ロンドン、ニューヨークと持参しましたが、ラインアップのなかで特にヘビーローテで着用したのが、このモデル。高い機能性はもちろん、ビビッドなオレンジのカラーリングがお気に入りのポイントでした。

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