履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今年の5足 ストリート編
2012.12.26
2012年、今年も「靴の人」としてスポーツシューズからカジュアルシューズ、ドレスシューズまで、本当に沢山のシューズを履いてきました。そこで「今年の5足」として2012年のお気に入りのシューズ5足をストリート編とパフォーマンス編に分けて紹介したいと思います。まずはストリート編から。
1.new balance M990
前モデルのMR993がモデルチェンジし、2012年、M990が登場。前モデルから比較するとデザインが若干ハイテクっぽくなったものの、落ち着いた雰囲気は継承。軽量性とクッション性がアップしていると思います。MR993に続きヘビーローテーションモデルとして活躍してくれました。
2.VANS AUTHENTIC
年甲斐もなくスケートボードを始めた(PENNYですが)ことから購入。独自のアウトソールパターンがデッキに食いつく感覚を初めて体感しました。ベーシックなバルモラル(内羽根)デザインはあらゆるコーディネートにマッチし、今年訪れたロンドン、ニューヨーク、ラスベガスといったいずれの都市でも大人気だったことも印象的でした。
3.adidas CAMPUS 80s
ここ数シーズン、アディダス オリジナルスで最も良好なセールスを記録しているモデルといえば、なんといってもこのモデル。アーチが抉れたスリムなシルエットは大人が履いてもカッコイイかと。ミタスニーカーズ提案モデルを筆頭に、本当によく履きました。ちなみにアメリカではCAMPUS IIが展開されていて、今見ると、ぼってりしたボリュームのあるフォルムが逆に新鮮だったりします。
4.NIKE ROSHE RUN
UNDEFEATED TOKYOの山田君がプッシュし続けたベーシックなデザインの1足。履き心地もよく、リーズナブルなプライスなこのモデルは、ヘビーローテモデルとなりましたが、極薄のメッシュマテリアルのために足のかたちがくっきりと出るのがタマにキズ。と思ったらクリスマスイブに登場したバージョンはキャンバスアッパーを使用し、そんな心配もなし。履くほどに自分だけのシワが寄るのはオールデンのコードバンモデルみたいで愛着が湧きそうです。
5.COLE HAAN LUNARGRAND CHUKKA
ウイングチップタイプのルナグランドは周囲で履いている人が多すぎて、急速に興味を失いましたが、チャッカタイプはあまりいないことに気付き、ニューヨークで購入。履き心地はカジュアルシューズのそれではなく、まるでランニングシューズのよう。長時間歩いても疲れは最小限です。
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