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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日のB級グルメ@西尾

2013.01.04

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ソウルフードとは厳密にいえば奴隷制度に端を発したコーンブレッドやフライドキャットフィッシュ(ナマズ)、カントリーフライドステーキといったアメリカ南部独自の料理のことを指しますが、最近ではその地方ならではの料理のことを意味することもあります。愛知、岐阜、三重の東海三県と静岡の人にとって、そんなソウルフードといえるのが「スガキヤ」のラーメン。この地方で確固たるポジションを築いていたスーパーマーケットの「ユニー」に大抵テナントで入っていました。白い独自のスープはファンが多く、一般的な醤油味よりも愛されているのでは?と思うことも。高校時代の部活動の帰りに食べる一杯のラーメンの美味しさは今も忘れられません。今回の帰省の際も久しぶりに食べると相変わらずの味。仕込みをじっくりとやる東京のラーメン屋さんとは比べることはできませんが、それとは違ったカテゴリーで美味しいと思います。でも昔この味を経験していない人には「どこが?」って言われるかもですが。

あと「スガキヤ」といえばソフトクリームなどの甘味も忘れることはできず、ここより美味いかどうかで味の判断をするようになったので、自分にとってはある意味ソフトクリームのスタンダードだったりします。


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いまだにベーシックなラーメンは290円。ラーメンフォークも懐かしい。高校時代は毎日のように通った時期もあったな。他校の生徒とガンを飛ばしあったり、女の子に告られたり、「スガキヤ」は単なるラーメン屋というよりも高校生にとっては社交場のような機能も兼ね備えてましたね。昔は東京郊外や神奈川にもあったんですけど、今はありません。2000年代に入ってから早稲田通りと明治通りの交差点付近に一店舗だけ復活したんですがすぐに撤退。また進出してほしいんですけどね。経営効率考えたらやっぱり難しいかな。

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