履けばわかるさ、着てもわかるさ
南井正弘
Freewriter&Sneakerologist
1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。
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今日の1足
2013.04.11
エリック・コストンといえばスケートボートシーンをリードし続けてきたトップスケーター。タイのバンコクで生まれたアジア系ということもあって、日本人スケーターのなかには彼に対して特に親しみを持つ人も多いようです。エリック・コストンはNIKE SBからシグネチャーモデルをリリースしており、このKOSTON×HERITAGEはグリップ性に優れたソールユニットやクッション性の高いルナロンインソールなどを従来モデルから継承していますが、アッパーデザインはAIR MAX '90のディテールをミックスしたスニーカーフリークなら必ず反応してしまう1足。スケートシーンだけでなく、ストリートシーンで履くのもいいですね。快適な履き心地もキープしてるし。
このシューズを履いてPENNY SKATEBOARDでライディングしましたが、高いグリップ性を確保しながら、プッシュの際に足を縦向きから横向きにスライドさせる動きがVANSのERAやAUTHENTICを履いていたときよりも明らかにスムーズ。アッパーのフィット感とクッション性も高レベルにあるので、長時間のプッシュでも快適で、スラロームの際も高い操作性を感じることができました。トップスケーターのために開発されたシューズを、自分のような人間が履くのは申し訳ない気もしますが、機能性に関してはランニングシューズと同じく、このカテゴリーに関しても基本的には最新=最良という図式が当てはまることは体感できました。
この角度はまさにAIR MAX '90を彷彿とさせます。カッコイイ!!!
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