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南井正弘Freewriter&Sneakerologist1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

履けばわかるさ、着てもわかるさ

南井正弘
Freewriter&Sneakerologist

1966年愛知県西尾市生まれ。スポーツシューズブランドに10年勤務後ライターに転身。主な著書に「スニーカースタイル」「NIKE AIR BOOK」などがある。

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今日の1足

2013.04.24

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FREE5.0.jpg

「裸足感覚のシューズが効率的に足を鍛える」現在では各ブランドがこぞって謳うコンセプトですが、オリジナルはNIKEのNIKE FREEです。初代モデルから履いていますが、適度な素足感覚は自然と足を鍛えてくれます。昔取材で400mハードルの為末大選手が初めてNIKE FREEでトレーニングをしたときに「足の裏が筋肉痛になって、自分の身体のなかでまだ鍛えられていない部分があるんだなぁ」とコメントしていたのが印象深いですね。

そんなNIKE FREEが今春モデルチェンジ。主力モデルのNIKE FREE5.0+はアッパーにダイナミックフライワイヤーを装備し、アッパーと足の一体化を追及。共通のソールユニットを使用するなど、実質的な前モデルとなるNIKE FREE RUN+3はダイナミックフィットシステムを採用していましたが、アッパーのサポート性が強くなっている気がします。考えてみれば初代のNIKE FREE5.0はアッパーのサポート性はないに等しかったので、登場から9年ほどで、アッパーの特性は大きく変化していますね。

実際に走ってみると、前モデルで採用されたアーチ部分に斜めに入れられた切込みが裸足感覚をアップさせており、NIKE FREE RUN+2あたりとは履き心地が大きく違います。アッパーはNIKE FREE RUN+3よりもフィット感が強くなっており、好き嫌いはあるかもですが、自分は肯定派ですね。このシューズを手に入れてから週に2度ほど履いていますが、大腿部の筋力強化に大きく貢献してくれた気がし、この筋力強化が先日のハーフマラソン自己記録更新に役立ったのは間違いありません。


Gunyari.jpg

今シーズンのキャッチコピーは「ぐにゃりと変える」。こちらのサイトではNike+ Runningに蓄積されるランデータを使用して、オリジナルのミュージックトラックを生成するWEBアプリ「RUN TRACK」を無料で公開しています。このアプリでは、ランデータに含まれる、距離、速さ、時間帯などの様々な要素を基に、予め用意されたベーストラックに、多種多様なエフェクトサウンドやメロディーレイヤー、リズム等を組み合わせることで、無数のパターンの「RUN TRACK」をつくることができます。

個人的には2年前の「ハダシノチカラ」というキャッチコピーが好きでした。

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