かつて壁のあった国へ

2012.11.18

飛行機の中で読もうと思っていた「世界から猫が消えたなら」を

早々に開けてしまった。

字の少なさ、軽いタッチの言い回しが旅行向きで、私向き。

難しい文章はそっちばかり気になって他のことが楽しめない。

さて、何かに導かれるようにドイツへ行ってきます。

本当は南国バリでゆったり、まったり、羽を伸ばそうと思っていたのですが、

友人の何気ない一言でヨーロッパへ変更。

そうだ。ずっとベルリンに行きたかった。

自分の音楽の足あとはここから来たものばかりだ。

憧れのクラブに、大好きなレーベル、音楽の歴史もある。

他にもアート、建築物、プロダクトデザイン、ファッション、

そして、ベルリンに魅了されて住むアーティストたち。

実際、ここ数年で多くの友人が移り住みました。

ベルリンの魅力を自分の身体全部で記憶してきたい。

そんな旅です。

帰国後にはいくつかの媒体で特集記事を書かせて頂きます。

ステキな機会を与えて下さった媒体様には心から感謝します。

年内中には掲載出来ると思いますので、是非ご覧になって下さい。

ずっと、こうゆう企画をやりたかったんですよね。

自分の目で見て、体感したことを自分の言葉で人へ伝える。

少し前までは、尊敬するクリエイターが生み出すものを

世の中に広げることに夢中だった。

おかげでたくさんのすばらしい作品に出会えて楽しかったし、

すごく貴重な時間だったと思う。

何を見ても感動できなくなった時期があって、しばらくそれが続いて、

このまま"無感情"になってしまったらどうしようって

真剣に悩んだこともあったけど、自ら見出せばいいんですよね。

ドキドキとわくわくを。

これ以上ないすばらしいドキドキとわくわくに出会えますように。

それでは、

Tschüs!