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ゲゲゲ。
2008.02.15
バリバリいう轟音で目が覚めた。さっきから何台もヘリコプターが頭上を通り過ぎてく。何かあったのだろうか。にしても只今早朝7時まえ。気になってテレビをつけたけれど、とくに事件の速報はない。今朝は早くに仕事にいかねばならず、昨夜も早めにふとんに潜り込んだのにすっかり目が覚めた。ついでだから何か書く。
昨夜は録画してたテレビを観ながら寝た。深夜1時あたりに放送してる「墓場鬼太郎」というアニメだ。鬼太郎といえば水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」だが「墓場鬼太郎」はその「ゲゲゲ~」よりもっと以前に描かれた鬼太郎の元祖。
ボクが育った下町は子供の頃まだ昔ながらの駄菓子屋がたくさんあった。もんじゃ焼きというのも駄菓子屋の隅っこに鉄板が置いてあって、そこで二、三百円で食べるおやつという感覚だった。だから月島みたいに一杯千円もするもんじゃはボクに言わせりゃ高級だし、大人がビール片手につまむのもどこか違って見える。
そんな下町には「墓場鬼太郎」が登場したとされる貸し本屋なんてのもまだあった。店頭におばあが居て一冊何十円とかで借りた覚えがある。その幼少期に公民館で観た「ゲゲゲの鬼太郎」(たぶん初期作品をスクリーンで上映したもの)は、テーマソングもストーリーも陰鬱で日本ホラー特有のウェット感に満ちていて怖かった。
それから幾年か過ぎて中学生になった頃、ゲゲゲの鬼太郎はリメイクされてアニメになった。主題歌を吉幾三が歌い、内容もふつうの子供向けに変わった。だからかこの「墓場鬼太郎」は楽しみだった。あの記憶の恐怖感がありそうで。
で、実際のところアレンジは昔ほどウェットではないものの、内容は昔の「ゲゲゲ」よりむしろシュールだった。本来ストーリーは「ゲゲゲ」と別物なんだが、鬼太郎の生い立ちや、猫娘との悲しいロマンスなど気になるところが満載。個人的には目玉おやじが血管だらけでリアルだったり、野沢雅子がテンション低めに演じててやっぱプロだわとか、わりと楽しんで見れる作品。
ちなみに中学時代、マンガ「コミックボンボン」で新しいゲゲゲの鬼太郎が連載され、その際「キミも妖怪を描こう!」みたいな企画があって入選したことがある。てことはハガキに描いたボクのオリジナル妖怪が水木しげるの目に一瞬でも留まったことは確かだ。しばらくして鬼太郎グッズが送られてきたが、どんな妖怪だったかは覚えていない。
まだ時間があるようなのでもうすこし。
人に忌み嫌われる主人公が描かれたマンガは鬼太郎のほかにもある。なかでも衝撃だったのは「デビルマン」だ。これも子供の頃、夕方学校から帰ってくる頃やってたアニメ(再放送)だが、また一風変わった悲劇のヒーローだった。人間界にやってきたデーモン族と戦うため悪魔と合体した人間。てことで見た目も変だった。
だけどそれから少し大人になって読んだ永井豪の原作版はもっと驚きだった。必殺技もないし、変身ベルトもしてないし、ただの全身毛むくじゃらオバケだった。たしかにコレをそのままアニメ化するのは無理だったろう。おもちゃ売り場に並んでたって怖がって子供が欲しがりはしない。
そんな1972年に描かれた漫画「デビルマン」。
暴徒と化した人間に惨殺された恋人美樹の生首持って旅する主人公不動明。
魔王サタンは親友飛鳥了だったが、世界の終わりは結局二人だけとなる。
アニメ版も今聞くとなかなかいい曲。それじゃいってきます。
珍しくコメントを。
この曲は名曲です。リアルタイムで観ていたおれら世代は、ルパンとともにこれを名曲扱いにして大事にしてきた。
ま、そんなことより。
いつも松たか子を見るたびデビルマンに似ているなと思っていたが、そうかyou tubeがあったか。これでやっと人に説明できる。
そうか、72年だと蔡さんらあたりがドンズバですね。ボク生まれ年です。
しかし、松たか子が似てるかどうかは・・・やはりデビルマン似といえば小野みゆきじゃないでしょうか?
http://www.youtube.com/watch?v=O7tSB1Yl_H8