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ザ・ゴールデン・コンパス。
2008.02.22
昨日は仕事で恵比寿ガーデンホールへ。たしか先週号のフイナムで、おすぎさんも紹介していた映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」のジャパンプレミアである。
今回主役の座を射止めたダコタ・ブルー・リチャーズはとてもキュートな女の子だった。が、それよりも、やはりニコール・キッドマン。噂どおり長身の美しい女性で、バレンシアガの白いドレスの上からもわかるくらい少し膨らんできたお腹がなんとも幸せそうだった。
彼女は7月に第一子を出産予定で妊娠後の長距離移動は今回が初めてだそうだが、40歳という高齢出産を控えているのにも関わらずパワフルな女性だ。
女優さんと言えばうちの代表の奥様も現在妊娠中で、彼女もニュース番組などでまだ仕事をしている。意外と大変な仕事なのだな。予定は6月てことでニコールの子とタメ。恐らく誕生日も近い。覚えておこう。
さて、レッドカーペッドのセレモニー後、そのまま「ライラの冒険」を観た。一緒のスタッフの中には、ストーリーが難解という意見もあったが、例えば「ロード・オブ・ザ・リング」だとかティム・バートンの世界にスッと入っていける人は、予備知識が無くとも楽しめるはず。ボクにはとても楽しい作品だった。早く続編が観たい。
ちなみに、ボクがニコール・キッドマン出演作品でいちばん好きなのはアカデミー主演女優賞受賞の「めぐりあう時間たち」よりも、「アイズ・ワイド・シャット」である。親愛なる故スタンリー・キューブリック監督最後の作品で、前夫トム・クルーズと初の夫婦役にして、夫婦生活が終わったいろんな意味での“遺作”だけれども、その映画の最後の最後で二人が交わしたセリフ。
トム「(今すぐ成さねばならないこと)それは何?」
ニコール「ファック」
その最後の一言がキューブリックの遺言に聞こえてしかたない。
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