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大阪。
2010.09.16
おとつい、濡れた床でツルっと滑ってしまい、拍子についた手の左肩を脱臼しました(軽度)。
家の隣にある整骨院で診てもらったところ、ナントカ筋という肩の中の筋が弱いのだとか。そーいえば古傷のある右肩も抜け癖がある。ではどういったトレーニングがよいのか尋ねると水泳だそう。
で、さっそく水泳を始めることにし水着を買いに行きました。欲しかった某社製(オリンピックで物議を呼んだアレ)。すでに頭の中は北島康介ばりに日の丸をギュっと握りしめております。
さて、先週、仕事で大阪に行きました。もちろん何度も訪れたことはありますが、なんだかこの街は不思議と縁を感じない。プライベートで遊ぶことはないし、仕事で行っても現場へ直行し飯食って帰る、ただそれだけみたいな。
まだ学生の頃、悪友と車で関西方面へ旅に出かけた思い出があります。京都、大阪、神戸...。「三都物語」などいま言ってもわからないと思いますが、まあそんなノリで。
最初に訪れた京都では声をかけられました。四条のゲームセンター前でウンコ座りしてたナンシー・スパンゲン風のヤンキー女。でも話してみるといい子であちこち案内してもらったり(後日、その彼女とおつき合いしました)。神戸も概ねそんな感じでみんなやさしかったです。
でも大阪は冷たかった。道を尋ねても無視っすか、標準語ってそんなに嫌いっすか、みたいな。そーいう思いをずっと引きずったままあえてスルーしてたのかもしれません。
ところが、先週はスタッフみんなが関西出身というのもあり、撮影終わりで飲もうって話に。夕方6時に飲み始めて何軒ハシゴしたかは覚えてませんが、スタッフの旧友やら共通の友人らが集まり朝まで約10時間くらい飲み続けました。いやー楽しい時間をありがとう。
やはり、旅の思い出は景色やメシより出会う人で決まる。ということをあらためて。大阪いいとこやで。(しらこいっつうの?)
いまTVで流れてるi-padのCMでフイナムのページが使われてますが、うっそ、じゃ世界中の人に紹介されちゃってるわけ?なんて一瞬思いましたが、そんなわけない。
てことは、フランス版や中国版てのもあるんでしょうか?
ちなみにチリー・ゴンザレスの『Never Stop』って曲らしいです。
あとですね、いまこの弦楽器みたいな管楽器みたいなエレクトロな物体が気になってます。なんでもEigenharpというもんらしいです。すげー欲しい。
最後に「226事件秘話」。
十代の頃、渋谷のNHKでアルバイトしてました。理由は単純でバイトが終わるとすぐにセンター街に遊びに行けたから。当時、天下の国営放送局の中をロン毛にインディアンジュエリージャラジャラさせたガキがうろついてるのって結構異様だったと思います。
その頃、昔から働いてる職員や美術さんからいろんな興味深い話を聞きました。中でもよく聞いたのがこの226事件。NHKってのは青年将校たちが処刑された跡地に立てられてるんですよ。なのでもうそーゆー話はわんさかある。
1スタと呼ばれる一番大きなスタジオがあるんですが、そこはとにかく出るというから深夜に絶対行きたくなかった。あとは先輩のおっさんが仮眠室で寝てたら大声で呼ばれてスタジオ戻ったけど真っ暗で誰もいなかったとか、軍隊の行進する足音を聞いたとか。そんな話を思い出しました。1~8まであるので興味のある方は最後までどうぞ。
近所の赤提灯やってたお婆さんが90歳近くでセンター街生まれらしく、実家の前がハチ公とご主人の散歩コースで、ハチに乗っかって遊んでたとか、件の226事件の処刑の時まだ亡くなっていない(処刑前の)身内の骨壷持ってNHK付近で遺族(数時間後の)が行列作ってたのが怖かったたとか教えてくれました。銃声も聞こえたらしいです。
オカルト系の話は全く話さない人ですが、旧米軍駐屯地?(現代々木公園)近くの穴入って奥に進んでいったら新宿に出たって話も。
ありありな土地なんでしょうね、自分は全く感じませんが、、一度体験してみたいっす。