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みんながんばれ。
2011.03.14
古巣の事務所のみんなは東北出身が多い。青森のマスさんや宇野、岩手のゲン、そしてマネージャーで宇野の嫁さんである宮城の愛生。ブログやメールでみんなの家族の無事を確認した。よかった。
ただ宇野が日本に不在の間、帰省中だった愛生は現在仙台の避難所暮らしだそうだ。産まれたばかりの乳飲み子を抱えさぞかし不安だろう。授乳場所、オムツは足りているのか、食べ物がなければ乳もでなかろう、そんな心配をする。いずれにしろ相当な心的ストレスはあるに違いない。
テレビで家族を失った人の映像が流れる。地震後、家まで必死でチャリンコこいで嫁と子供らの元に帰った。大事な人と一緒にいられる喜びと幸せをあらためて噛み締める。不謹慎だが、こんな出来事でそんなあたりまえの事を知る。
あの時、たまたま実家にいた家族。息子は地震がおさまると、気が狂ったように外へ飛び出し「じしんの、バカ!」と叫んだそうだ。バカという言葉をどこで覚えたか近頃よく使う。使うたびにそんな言葉は使っちゃダメだと叱る。ただ今度ばかりは許そう。俺だって言いたい。じしんの、バカ。
いまはまだ先が見えない。次の地震、津波、原発、停電、食糧、ガソリンの不足、そして災害の実態。ただ、「地震のバカヤロウ」という気持ちで歯を食いしばってがんばるしかない。みんなでがんばろう。
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