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シガアキオスタイリスト97年、まだ若く鬼のように恐ろしかった蔡社長とメッケ隊の元、ハッスル(現ライノ)でアシスタント兼なんでも屋(人殺し以外)として過ごす。99年、約 1年半という業界では伝説のスピードで独立。06年、仏のようなスタイリスト古田氏らと共にチェルシーフィルムズ創設に携わる。しかし、根っからのB型の 故、集団生活は無理だとわかり、10年、office sixsenseを立ち上げソロ活動に入る。72年7月4日生まれ。現在2児のパパ。

シックスセンス

シガアキオ
スタイリスト

97年、まだ若く鬼のように恐ろしかった蔡社長とメッケ隊の元、ハッスル(現ライノ)でアシスタント兼なんでも屋(人殺し以外)として過ごす。99年、約 1年半という業界では伝説のスピードで独立。06年、仏のようなスタイリスト古田氏らと共にチェルシーフィルムズ創設に携わる。しかし、根っからのB型の 故、集団生活は無理だとわかり、10年、office sixsenseを立ち上げソロ活動に入る。72年7月4日生まれ。現在2児のパパ。

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世界のTK。

2011.09.27

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 他人のブログをチェックする習慣はないが、唯一この友人のブログはたまに覗く。どこの誰とは言わないが格闘技オタクである彼の私的に偏った記事はキモオモシロく便所の時間くらいに丁度いい。ただエロネタとバイオレンスも含まれるので気分を害しそうな方は開かないほうがいい。

 格闘技は僕も好きだが、ペイパービュー(wowowなどの課金制チャンネル)で試合を追ったり、わざわざ会場に足を運ぶ彼のような人が本当のファンだろう。にしても地上波でほぼそれが見られなくなったことはにわかファンでも寂しい。

 日本人というのは不思議なもので、舶来モノには目敏いくせ自分の足元をよく見ようとしない。素晴らしい言葉や文化もそうだが、例えばスポーツでも、モータースポーツ、特に二輪など世界グランプリ(motoGP)で活躍するマシンはほとんど日本車で、その世界に誇る4大メーカーを抱えているのにも関わらず国民の誰も興味を持たない。優秀な日本人ライダーも多くいる。野球はともかく、サッカーや陸上競技でメダルを夢見るよりも、そちらを応援したほうが手っ取り早く盛り上がれる気がするのだが。

 格闘技にしても、いま世界で注目を浴びているMMA(Mixed Martial Arts=総合格闘技)は強引に言えば日本が生み出したもの。古くはアントニオ猪木vsモハメド・アリ戦の異種格闘技が始まりだが、時代を経てK-1、PRIDEというジャンルができ、それに憧れた世界中の子供たちが格闘技を始めた。だが一時代築いた当時の日本人ファイターを現役のUFC選手がレジェンドだと言って崇めても、彼らに適う日本人はもはや現れないかもしれない。

 先日のDREAM17も彼の家でペイパービューした。宇野薫vsリオン武。リオンの文句ない完勝だった。ガチの格闘技では当然だがそのリオンももう31歳。日本人クラス最強を誇る天才青木真也でも28歳。彼もそろそろだろう。世界は若い猛者が次々育っている。

 ちなみにその次の日、テレビでガチ相撲というのを見た。これぞ正しく異種格闘技という様々な方がガチンコで相撲を取るのだが、面白かった。注目カードはヴァンダレイ・シウバvs柳龍拳。柳龍拳とは気功術を使う70歳のじいさんだが、あのヴァンダレイが気功で引っくり返るならそれこそ世界中のキッズが気功を習うだろうと。

 その番組とほぼ同時刻に開催していたK-1 world max。地上波のバラエティで相撲を取る格闘家と、裏でガチで殴り合う格闘家。果たしてどちらが国民は注目しどちらがギャラを多く貰うのかと考える。案外ガチ相撲を世界レベルにしたらお茶の間にウケるかもしれない。


おっさんブログより。ちなみに彼のハンドルネーム、sekainotkとはマニアックな解説でお馴染み?高阪剛のこと。

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