Style 03:Takaumi Kato とにかく重厚感のある生地で、タフな印象。
PROFILE
東京・池尻大橋にある美容室「アンダーザサン」のスタイリスト。趣味はアウトドア。海へ釣りに行ったり、山で山菜採りをしている。収穫したものを新鮮なまま調理して食べるのが極上の幸せなのだとか。
Instagram:@same_umi
ー普段、どんな日常を過ごしていますか?
Kato: アウトドアが好きで、海に釣りへ行ったり、時期にもよりますけど山菜を採りに行ってます。料理も好きなので、採った食材を調理して食べたり。そんな過ごし方をしてますね。釣りは小学生くらいの頃からやっているので、自分で捌いて、たまに握ったりもしてます(笑)。
ー握るってすごいですね。
Kato: 7年くらい寿司屋でバイトしていたことがあって、そのときに教えてもらったんです。
ー釣りは昔からやっているんですか?
Kato: 小学生のときからですね。釣り番組をたまたま見ていて、面白そうだなって思ったのがきっかけです。最近は職場の後輩が釣りをしたいって言ったので、一緒に行ったらクロダイが釣れて、同時に捌き方や握り方も教えてあげました。お客さんにも釣り好きな方がいて、共通の話題で盛り上がったり。ただ単に好きでやっているだけなんですけど、仕事のコミュニケーションツールにもなっています。
ー加藤さんの生活に自然は欠かせないですか?
Kato: そうですね。この公園も職場のすぐ近くにあるんですけど、やっぱり緑の景色を見ると落ち着くんです。昼休憩にベンチに座ってゆっくりしたり、仕事の後に同僚とここに来て喋ったりもするんです。あとは週に3日はここでランニングもしてますね。
ーめちゃくちゃ健康的ですね。
Kato: 食べるのも呑むのも好きなので、その分動くようにしているんです。こうやって空が抜けた場所で運動するとやっぱり気持ちがいい。だから続けられます。ランニングしてから出勤すると、すでにカラダが活発になっているのでスムーズに仕事に取り組みやすい。そうした効果も感じるんです。こうやってたくさんの樹々に囲まれていると、四季のうつろいにも敏感になって、それが心の豊かさに繋がっているような気がします。
ー〈ウールリッチアウトドアレーベル〉の服は、ご覧になられていかがでしたか?
Kato: ルックを拝見したんですけど、アウトドア由来でありながら街でも着られる服がラインナップされているなと感じました。釣りやハンティングのディテールが、上手にファッションと融合している。だから自分のライフスタイルにもフィットしていて、着ていてなじむ感覚があります。
ー今回は「メルトン ウール クルーザー ジャケット」を着てもらいました。
Kato: とにかく重厚感のある生地で、タフな印象です。つくりがしっかりしているから、ガシガシ着たくなる服だなと。ディテールもクラシックで大人っぽいし、背中にゲームポケットがあるところもいい。しっかりしている分、重たさは感じるけど、それって安心感と比例するじゃないですか。軽くて暖かい服も魅力的だけど、ぼくは普段ダウンを着ないので、こういうジャケットのほうが好みですね。
What did you have in mind for the coordination?
Kato: 普段からカジュアルになりすぎないことを意識しています。今日はしっかりと存在感のあるジャケットを着ているので、中はシンプルに。ボトムもネイビーで合わせてミニマルなスタイルにしました。シャツなどを着てフォーマルに寄せるのもいいけど、普段自転車に乗るので、これくらいがちょうどいいですね。