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Shopping Addict 2025 Dec. 〜編集部員のお気に入り〜 後編
Shopping Addict.

Shopping Addict 2025 Dec.
~ Editor's Favorite ~ Part 2

待ちに待ったボーナスの時期。いつもは「また今度」と言い聞かせる買い物も、このタイミングなら大目に見たいところ。ずっと迷っていたあれやこれ、いまこそ手に入れるチャンスです。

Yosuke Ishii
Hiroshi Yamamoto
Shuhei Wakiyama
Seiya Kato
Yuri Sudo
Kazuki Sakaguchi
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01 20
Yosuke Ishii

2025年のライブ5選。

今年から、摂取したコンテンツをメモして残すという試みをはじめてみたのですが、振り返ってみるとライブ鑑賞がずば抜けて多かった。というわけで今年の超個人的ベストライブ5選を挙げてみます。パルプのロキソニ、ヤマタツのフジロック、スマパンの武道館、ピクシーズのEX、ジュースジュースの武道館(順不同)。学生の頃から趣味嗜好がほとんど変わっていませんね…。

BOW WOW

バウワウのビーチジャケット

魅惑のビーチクロス。

さまざまな古着を手にしてきましたが、いちばん好きで思い入れがあるものといったら、ビーチジャケットです。このジャケットに使われる「ビーチクロス」という生地は不規則な色ムラや凹凸のある生地面が特徴で、これぞ古着ならではと思わせる、独特なコクと旨みがあります。ヴィンテージ愛好家からは、その見た目から“ごま塩”なんて呼ばれていますね。無骨さの中に秘めた上品さも魅力のひとつ。奥深い生地なんです。さて、このほど〈バウワウ〉からリリースされたビーチジャケット。見た瞬間にびっくりしました。オリジナルと見まごうほど徹底的に作り込まれた生地、細部まで抜かりのないディテールワーク。月並みな言い方ですが、ヴィンテージが放つ特有のオーラを、このビーチジャケットから感じたのです。長年着込んだ様を再現した加工もお見事。〈バウワウ〉のビーチジャケットを機に、ヘリテージスタイルへの熱が一層高まってきました。
¥80,300

C-30
03-6384-5811
Instagram:@c30_bowwow_recognize
c30-bowwow.com

WOOLRICH OUTDOOR LABEL

ウールリッチ アウトドア レーベルのベスト

圧倒的な収納力。

昔から好きで集めているフィッシングベスト。無数の機能ポケットと、ギア然とした無骨なたたずまいがこのアイテムの魅力なわけですが、ブランドや用途によって様々な意匠が存在し、その微妙な差異におもしろ味を感じて、ついつい手が伸びてしまうのです。〈ウールリッチ アウトドア レーベル〉からリリースされた今作は、フライケースが4つも収まるフロントのジップポケットと、背中にデカデカと設けたロールパックポケット&メッシュポケットがキモ。この手のアイテムを紹介するときに「カバン要らずの〜」なんて常套句が用いられますが、このベストに関してはもはや「着るカバン」と形容してもいいくらい、圧倒的な収納力を誇ります。フィッシングベストの中でも極めてギア度が強く着こなしのハードルは高めですが、その分、攻略できたらかっこよさそう。個人的には共生地のキャップとセットアップで合わせたい!
ベスト¥86,900、キャップ¥18,700

Woolrich Outdoor Label Daikanyama
03-6416-5196
www.woolrich.jp/outdoor

is-ness

イズネスのニット

胸に星ひとつ。

ハイゲージの上品なニットもいいけれど、個人的にはミドルゲージ以上でキャッチーなニットの方が好み。写真の〈イズネス〉のものは、フロントに大きくあしらった星が印象的で、さもマンガのキャラクターが着ていそうな愛らしさがあります。このニットのモデル名を調べてみると、「DORONP VENTILATION KNIT」とな。テキサスからやってきた例のオバケが脳裏をよぎり、思わずニンマリしたのはここだけの話です。星のモチーフばかりに目が行きがちですが、ニットの両サイドにはジップで開閉できるベンチレーションが備えられていて機能的。ジップの開け具合によってインナーをチラ見せできるので、レイヤードも楽しめます。テキサスよろしく、誇り高きローンスターを胸に勇敢なスタイリングで…と行きたいところですが、このニットに関してはかわいく着るのが吉な気がします。
¥42,900

isnes
isness.theshop.com

FreshService

フレッシュサービスのダッフルコート

正統派をちょっとだけ外して。

今冬はなんとなくダッフルコートが着たいと思っていまして。ただ、映画『愛の狩人』のようなアイビースタイルではなく、The Bluetones の『Slight Return』のPVみたいなブリットポップでもなく、もうちょっと野暮ったいニュアンスで、それこそデニムパンツにワークブーツで合わせるくらいの着こなしが個人的に気分。そこでうってつけなのが〈フレッシュサービス〉のコーデュロイのダッフルコートです。コーデュロイの色味や裏ボアの質感は、アメリカのストアブランドの古着でよく見るワークウェアのような雰囲気を感じさせます。オーバーサイズのシルエットなので、ワイルドシックな重ね着も可能。デタッチャブルのフードを取り外すと、ランチコートのようなたたずまいにもなる。優等生イメージとはまた違った楽しみかたができる、ハードに着倒したいダッフルコートです。
¥61,600

Fresh Service Head Quarters
03-5775-4755

Hiroshi Yamamoto

大晦日。

ここ数年毎年、大晦日は高尾山を走っています。早朝に集合し、昼過ぎまで走って、終わりで飲んで、夕方には解散して、帰宅後は家族とゆっくり年越し。で、元旦には走り初め。毎年恒例の年末年始のルーティーン。楽しいですよ。

OAKLEY

Oakley Sunglasses

最先端のパフォーマンスアイウェア。

トレイルランニングをしていると、意外と着脱の多いアイテムがサングラスです。晴れたロードではかけていることが多いんだけど、木陰に覆われた山に入ると自分の目で足元を確かめるために外し、パンツのポケットや、ザックのフロントポケットなどの取り出しやすい場所に収納します。結果、ポロッと落としたことに気付かず、知らぬ間に紛失してしまうことが多々あります。そんな悲しい思いを今後しないためにチョイスしたのが、こちらの〈オークリー〉のサングラスです。ともに〈オークリー〉ならではの高精細なレンズを合わせ、トレンドのワンレンズ仕様のため広い視野を確保してくれます。左の「Stunt Wing」にいたっては、ヒンジの無いジームレスフレームにテンプルバンドをプラスすることで、圧倒的なフィット感を実現しています。一方の「Stunt Devil」では、柔軟なイヤーソックスにより、装着感は驚くほど軽やか。パフォーマンスアイウェアの進化を体感できる両モデル。これなら着脱の機会も減るし、紛失への心配もグッと減るかなと。
(左)¥53,680、(右)¥37,730

Luxottica Japan (Oakley)
0120-990-307
www.oakley.com

Goldwin

ゴールドウインのバックパック

曲線美が際立つ、斜めなアプローチ。

近頃、どういうわけかトレイルランニング用のベスト型バックパックが、ファッションやスタイルとして認知され始めている。もちろんハイエンドなブランドとのコラボレーションも要因のひとつだとは思うけど、カラダにフィットするマルチポケットバッグとして、単純に便利なことを多くのひとが気付いたのかもしれません。実際、今年のフジロックでも多くのひとが使っていたし、ととけんに訪れるお客様を眺めていても女性の着用率が異常に高い。そんなベスト型バックパックなかでも、ユニークなデザインアプローチをしてきたのが、〈ゴールドウイン〉の「ゴールドウインムーントレイルパック」です。容量はおおよそ10L強となり、ロングレースの必携品も難なく収納可能。メイン素材には軽くて強度もある防水透湿素材を合わせ、雨を遮り、荷物の浸水を防いでくれます。特徴的な斜めのファスナーはダブルセミオート仕様となり、どこからでも荷物の取り出しがスムーズに行えます。それでいてブランドのルーツともいえる、スキーのシュプールを彷彿とさせる曲線美も魅力的。今後の躍進が期待される〈ゴールドウイン〉ならではの独創的なバックパック。実際に、山でその使い勝手を試してみたいです。
¥35,200

Goldwin
www.goldwin.co.jp

CITY COUNTRY CITY x MARMOT

シティー カントリー シティー×マーモットのパンツ

極太で機能的。

この四半世紀ほど、ほぼ毎日と言ってもいいくらい太いパンツを履いてます。かつて履いていたジーンズは40インチ前後がデフォルトだったし、いわゆるチノパンツだって極太一択。ベルトループにシューレースを通して、ウエストをギュッと絞って腰で履くのが定番でした。そんな極太パンツラバーのぼくを射止めたのが、〈シティー カントリー シティー〉と〈マーモット〉のコラボレーションよる、こちらの品です。1タック入りのイージーパンツで、シルエットはリラックス感のあるテーパードシルエットを採用。ウエストにはドローコードを配置しているため、ゆったりとした快適な履き心地を提供してくれます。それでいて表地には、高い防風性、透湿性、耐水性を兼ね備えた「WINDSTOPPER」を使っているため、冷たい風をシャットアウトしてくれるし、急な雨だって弾いてくれます。街でも、山でもうれしい機能を備えた極太パンツ。この冬は活躍してくれそうです。
¥26,400

City Country City
citycountrycity-ccc.com
Instagram:@citycountrycityofficial

COROS

カロスのランニングウォッチ

ロングバッテリーで、しかも軽い。

ぼくはトレイルランニングが好きです。しかも、100kmを超えるような長い距離のレースに好んで出ています。昨今のトレンドとは逆行している自覚はあるものの、30時間近く仕事を忘れて野山を駆け回っている時間は、ぼくにとってはかけがえのない至福の瞬間なんです。そんなロングレースをサポートしてくれるのが、ランニングウォッチです。11月に出場した「FunTrails Round 秩父&奥武蔵100km」では、近年メキメキと頭角を現しているブランド〈カロス〉の「APEX 4」を着用。これがまためっちゃ調子いい。まず気になるのがバッテリー性能。ぼくの使っている46mmタイプで、GPS連続使用時間が驚きの65時間! それでいて重量は64gと超軽量。従来の重量感のあったロングバッテリーウォッチとは一線を画す、軽快な着け心地を実現しています。それでいて画面にはサファイアガラス、ベゼルにはチタンを合わせ、アウトドアフィールドにも対応可能な堅牢性を備えています。そのほかにもトレイルランニングにうれしい機能や、優れた性能は盛り沢山ですが、スペースが限られているのでここでは割愛。ぼく自身、日々の走り込みのなかでいろいろ試していきたいなと。
¥69,960

カロス
jp.coros.com

Shuhei Wakiyama

マカオの通貨はパタカ。

つい先日まで出張でマカオに行ってきました。パスポート切れで当日の飛行機に乗れない、なんてひともいる驚きのスタートでしたが、それもまたいい経験だった気がします。英語はほぼ話せないのですが、少しでもコミュニーケーションを取ろうと北京ダックを10枚食べたのもいい思い出です。また取り行かないの?ってずっと笑ってくれていました。謝謝。

JOSEPH CHEANY

ジョセフ・チーニーのシューズ

ありそうでないバランス。

真面目につくられているモノが好きです。でも定番的な、どストレート過ぎるモノはつまらなく感じてしまう。かと言って、狙ったような変わり種みたいなのも…。少しズレてるくらいが好きなのですが、ここのところ〈ジョセフ・チーニー〉のレザーシューズにグッときます。1886年からイギリスでつくらていれるここの靴の多くは、堅牢性で知られるグッドイヤー・ウェルテッド製法。息が詰まるように真面目なザ・イギリス的な方向性もあるのですが、どこの国かパッと分からないような靴もあるんです。数年前に出ていた「KEITH」もそうでした。ミリタリー由来の寸詰まりな4436ラスト、スムースレザーのモックトゥ、リッジウェイソールという、シンプルだけどほかにあまりないバランス感が気に入りで愛用しています。シボ革に載せ替え再登場となれば、そりゃお気入り確定です。いろんなブランドの生産を担当してきた、その引き出しの多さがツボなのです。
¥94,600

ジョセフ・チーニー
cheaney.jp

Caledoor

カレドアーのマフラー

いつでも色を。

ボリュームのあるマフラーもいいけれど、ここ数年はコンパクトなモノが好みです。ささっと着けられるし、持ち運ぶが便利。ネックウォーマーも使うんですが、同じような感覚で使いたいんです。〈カレドアー〉で見つけた、スコットランドの老舗ニットファクトリー〈ロバートマッキー〉に別注したモノは、カラフルなデザインがいいなと。差し色になるマルチカラーの組み合わせがキュートだし、ふんわりとしたブラッシュドウールは、使い込んでクタッとなったときの表情もまたよい感じ(になると思います)。しかも、空けてある穴に通すだけという手軽さもまた最高で、着けたり外したりするのがラク。ネックウォーマーの欠点だった、帽子を脱がなきゃいけないというジレンマもなくなります。コーディネートに彩りを与えてくれるひと品は、移動が多いひとにこそ手に入れてもらいたいです。あ、プレゼントにもおすすめです!
9,900 each

caledore
caledoor.com

UGG

アグのブーツ

快適でどこか男らしいアグ。

こんなのあったんですか?と驚いたのがこれ。〈アグ〉の定番「クラシック ミニ」を、防水性のあるスエードとゴアテックスを搭載してアレンジした「クラシック ミニ GTX」です。ミッドソールはサトウキビ由来の軽量EVA、アウトソールにはグリップ性に優れたビブラムを使うなど、欲しい要素がてんこ盛り。以前から女性に人気のある〈アグ〉といえばな形ですが、どこかギア的な要素も感じられ、男にこそよさそうと思えたんです。コートにスエットパンツとかね。足入れすると、インソールもライナーもホカホカで、なんとマイナス20℃でも問題ないという高スペックさ。この見た目でそこまでいけちゃうところがたまらんのです。ちなみに、このカラーは「ビューティ&ユース」エクスクルーシブで、ほかにブラックとチェストナットもあります。
38,500 yen

デッカーズジャパン/アグ
www.ugg.com/jp

Blundstone.

Brand Stone Boots

日常で履けるワークブーツ。

これも、こんなのあったんですか?と驚いたやつです。最初の出会いは「スティーブンアラン」の展示会。ほうほうと眺めていたら、なんと〈ブランドストーン〉と言うからびっくりしました。〈ブランドストーン〉=サイドゴアみたいなイメージが強く、そういう意味では明らかに異質。でも、すごくいい。見れば見るほど好きになる一足です。リガーブーツ、つまり建設現場の作業員向けにつくられたデザインなのですが、ゴツさと柔らかさの組み合わせが絶妙。こういうワーク的なアイテ厶ってだいたい硬すぎるし、男臭さすぎるところがありますが、いい意味でそこまでハードに感じさせないところがよいのです。ソールがだめになったら、あえてビブラムのハードなソールに張り替えるなんていうのもおもしろそう…。
¥41,800

brandstone
blundstone.com

Seiya Kato

もらってうれしいもの。

まだホリデーギフトを決めあぐねている皆さんのために、あくまで個人的な意見ですが、もらってうれしいものを集めてみました。恋人、友達、家族など、あげるひとによって視点を変えなきゃいけないのは結構大変だけど、実際に選んでいるときはめちゃくちゃ楽しい。で、それを喜んでくれたら、お互いハッピーですよね。一年の締めくくり、そしてはじまりは、気持ちのこもったギフトを渡して温かな気持ちで迎えたいものです。

BOSE

ボーズのヘッドホン&イヤホン

いい音楽はオーディオ製品で。

高度な技術とスタイリッシュなデザインで人気を集める〈ボーズ〉から、フラッグシップモデルの新型「QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)」とスタイリッシュなカフ型のデザインを採用した「Ultra Open Earbuds」が登場。世界最高クラスのノイズキャンセリング機能をはじめとする優れたパフォーマンスはそのままに、同機能を環境に応じて自動で調整するアダプティブノイズキャンセリング、音声をクリアに送受信するボイスピックアップなど、現代にうれしいアップデートが施されています。そして、ヘッドホンには臨場感あふれる音響効果を実現するイマーシブオーディオ、映画館さながらの視聴体験ができるシネマモードが搭載され、音質もさらに向上しているんだとか。気品漂うデザートゴールドのカラーリングはプレゼントにぴったりなので、まずは近くの取扱店に足を運んで、類稀な性能をその耳で確かめてみましょう。
ヘッドホン ¥59,400、イヤホン ¥39,600

bose
bose.co.jp

Ray-Ban

Ray-Ban Sunglasses

何本あってもうれしい。

クリエイティブディレクターのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)がブランドのアイコンを再解釈した「WAYFARER PUFFER」は、選ぶ側にとってうれしいカラフルな7色展開。クラシックなシルエットを拡大したやや大ぶりなフレームで、シンプルになりがちな冬のコーディネートにアクセントを加えてくれます。「やっぱり王道かな」とか「いつもはシンプルなものをかけているから」とか、考えているだけでも楽しくなるようなラインナップ。あればあるだけスタイリングの幅も広がるし、何本あってもうれしいものです。それがアイウェア一筋の姿勢を貫く〈レイバン〉だったら、なおさら間違いはなさそう。
30,800 yen

Luxottica Japan Customer Service
0120-990-307

SEDAN ALL-PURPOSE

セダン オールパーパスのニットキャップ&ミトン

冬といったら。

ダウンジャケットはさすがに予算オーバーだけど、毎日身につけられるそれなりのアイテムを贈りたい。ただ、小物をプレゼントするときになんとなく気にしてしまうのが、見栄え。自分も何度も経験していますが、梱包もコンパクトで「自分がもらったものより値段が低かったら…」なんて心配をしてしまうことも(実際はただ考えすぎなだけ)。そんなときは、もう一点プラスして心を落ち着かせましょう(笑)。〈セダン オールパーパス〉からリリースされているニットキャップとミトンはネパールで手編みしたハンドクラフト感漂う仕上がりで、同じデザインが展開されているのも大きなポイント。セットで着用することもできるのです。これこそが、身も心も温まるギフトの醍醐味。
ニットキャップ ¥7,700、ミトン ¥7,150

Sedan All Purpose
sedan-all-purpose.com

MYSTIC ESSENCE

ミスティックエッセンスのインセンス&ロールオンフレグランス

豊富な種類からぴったりな香りを。

送る相手によっては、消え物がベストだったり。そんなときに間違いないのが、ニューヨークではおなじみ〈ミスティックエッセンス〉のプロダクト。ブルックリンのアトリエでハンドメイドで作られていて、天然由来のオイルとアルコールフリーの香料を使用しているので、ひとにも環境にも優しいんです。インセンスは58種類、ロールオンフレグランスは24種類とバリエーションもかなり豊富なので、そのひとのイメージにぴったりな香りがきっと見つかるはず。あと、値段もかなりちょうどいい。人気の香りはすぐ売り切れてしまうので、選べるうちに世田谷「Young」へ急ぎましょう。
インセンス ¥2,300、ロールオンフレグランス ¥1,650

Young
東京都世田谷区世田谷1-19-1
12:00〜20:00(月曜定休)

Yuri Sudo

正月タイのススメ。

今年を振り返ると、8月に行ったタイ出張が大トピックでしょうか。帰ってきてすぐに記事を2本アップしましたが、残り1本が最近あがりました(遅れた理由は聞かないで♡)。松川さんのニッチなフィルターを通すと、また違ったタイの面白さが見えてくるはず。ぜひ寝正月のお供にどうぞ!なんなら、勢いでタイに行っちゃってください。記事はthis way (direction close to the speaker or towards the speaker)From.

CCU

C.C.U. leather jacket

レザー食わず嫌いの君にも。

レザーでおなじみの〈シーシーユー〉から、意外な一着が到着しました。英国製のシープレザーを採用したトラッカージャケットです。ご覧の通り、デニムジャケットのデザインをベースにしつつ、ポケット周りなど随所にフレンチワークのエッセンスを感じます。ボタンは月桂樹かと思いきや、変形したメタルボタン。都会派な仕上がりです。サイジングは当時のままではなく、現代的にややゆったりアレンジしているあたりはさすがです。カラーリングは、冬の寒空にぴったりなこっくりブラウン。起毛加工をかけた表情豊かなシープレザーだから無骨過ぎず、ほどよくいなせな雰囲気です。と、いろいろ小難しい説明をしましたが、レザージャケットとは無縁だと決め付けているわたしみたいなひとにこそ、着てほしいのがこのレザージャケット。やっぱり〈シーシーユー〉はさすがだな、落としどころが。
¥97,900

CCU
t.kaneko@neover.com

City Ambient Products

シティ アンビエント プロダクツのレザーグローブ

つまり大人は行儀よく。

手前の話で恐縮ですが、一時期冬の手には、カルチャーショップで買った軍手をはめていました。肌触りはごわごわ、隙間から風が入り込み指はかじかむし、自転車に乗ればすぐに毛玉ができる始末。プリントがかわいい、の一択で選ぶと何かを諦めなければいけないとそこで学びました。さて本題は〈シティアンビエントプロダクツ〉のレザーグローブ。まず語るべきはシープレザーで、いまはつるっと美しいですが、使うほどにいい味が出てきます。裏面はファーを採用しているので、指先までしっかりあたたか。あとは絶妙な色だしもポイント。左2色はアウターとの相性次第で主役になったり脇役になったり、冬のスタイリングに一役買ってくれるはずです。もちろんブラックも渋くていいですよね。さて置き去りになった冒頭の話はというと、いい大人は軍手なんかで茶を濁さずに行儀のいいグローブをしようという教訓に結びつきます。いやはやこれが7千円ちょっとで手に入るなんて、企業努力の賜物!
¥7,480

Ships Information Center
0120-444-099
Instagram:@cityambientproducts_official

TEP_P

テップのレザースニーカー

形容しがたい個性。

レザースニーカーと聞いて個人的に思い浮かぶのは、ローテクタイプかハイカットのゴリッとタイプ。でも〈テップ(TEP_P)〉のそれはどちらにも当てはまらない、なんなら競合的な並びがいないほど独自のポジションを築いている一足です。登山靴を柔らかなレザーでつくったかのような落とし所で、形容しがたい個性があります。よく見ると、ライニング(裏革)がなく、足入れもしやすく歩きやすいのが特徴です。また、爪先部分はパーツを折り畳んだデザイン、かつミシンではなくハトメで固定しているので愛らしい皺が生まれます。これが動物のセイウチの牙のように見えることから「SIUC」という名前になったというのは、持ち主だけのとっておきの小話。ちなみにそもそも〈テップ〉とは、浅草に工房を構えるショップでありブランドの〈RENDO〉から派生しました。職人の街・浅草で生まれた、職人技光る一足。引き続きご注目を。
¥39,600

RENDO SHOE & REPAIR
東京都台東区浅草7丁目5−5
03-6802-3825

gourmet jeans

グルメジーンズのレザーウエストポーチ

腰元にピリリと。

レザーのウエストポーチと聞くと、六本木のギャル男や成金のおっちゃんがボディバッグとして付けているイメージが浮かびます。つまりはちょっと胡散臭い。だから〈グルメジーンズ〉が料理するとこうも違うのかと小さく衝撃を受けました。高知のレザー職人であるBORSA氏に依頼してできたこちらはアソートで、ひとつひとつ使っているレザーもジップも色も、ステッチだって異なります。茶目っ気のある個体もあれば、控えめで渋い個体もある。まるでキャラクターのような賑やかな顔ぶれなんです。店舗によって取り扱いが違うので、ぜひ店頭でどうぞ。ちなみに日本でいちばんウエストポーチ率が高いのは平和島競艇場(個人調べ)ですが、冬にはアウターの登場によって影を潜めます。でも〈グルメジーンズ〉のがあれば、タフだし存在感あるし、アウターの下に忍ばせてピリリと効かせるのもいいよなあ……なけなしのお金とペンを入れるには十分だし……と変な妄想をしたところで筆を置きます。
写真左:¥38,500、写真右:¥30,800

Overriver
info@overriver.com

Kazuki Sakaguchi

八百屋の顔したラーメン屋。

10月から月に2回街角スナップを撮影しています。神宮前2丁目あたりをよくうろついているのですが、いつも列ができている店が。一見八百屋のその店は、実はラーメン屋。通るたびに惹かれるので、先日の撮影前にいただいてきました。名物の「から玉」は、旨みと辛さのバランスが絶妙で病みつきになる味。これはスナップ撮影前の定番になりそうです。

ABODE OF SNOW × agnès b.

アボード・オブ・スノウ × アニエスベーのダウン

チベットの伝統衣装をモダナイズ。

こちらは、チベットにルーツを持つテンジン・ワイルド氏とモデルの岡本多緒氏によって、ヒマラヤの美しい山岳地帯の文化や物語を伝えるべく立ち上げられたブランド〈アボード・オブ・スノウ〉の一着。再生繊維やオーガニック素材、100%リサイクルのダウンなどを使用し、環境への負荷を極力かけないものづくりをしています。そんな姿勢に〈アニエス・べー〉のアニエス・トゥルブレ氏が共感して生まれたのが今回のコラボダウン。チベットの伝統的な民族衣装「チュバ」をモチーフにし、ベルトや太い袖などのディテールを再現しています。ベルトを絞ることで生まれるX字型のシルエットと大きな襟は存在感抜群。コーチジャケットのようにカジュアルに羽織ってもサマになってくれます。そして、チラ見えするインナーのエレクトリックブルーがアクセント。実はアニエス氏のお気に入りカラーなのだそう。
¥159,500

アボード・オブ・スノウ
abodeofsnow.jp

BODHI

ボーディの手袋

気の利いたカシミヤグローブ。

社会人になってから、代謝が落ちたような気がします。いや、明らかに落ちました。暖冬のはずなのに、去年よりも身体の冷えを感じる。学生の頃に比べ運動量が減っているから当然かもしれません。これまで、東京は冬でも氷点下になることはほとんどないから手袋は必要ないと思っていたのですが、今年は必要になりそう。そこで手に取ったのが〈ボーディ〉のもの。ミリタリーの定番であるウールのフィンガーレスグローブを、上品にアップデートしたカシミヤ100%のグローブです。リブ部分は通常より長めに取り、グローブと袖の隙間ができないように設計。腕を伸ばしたときに素肌が冷たい外気に晒されることってよくあるから、うれしい配慮です。フィンガーレスだから、付けたままでもスマホの操作やファスナーの開け閉めなど細かい指先の動きを妨げないのも◎。
¥16,500

Bodhi.
bodhi-cashmere.com

VIVOBAREFOOT

ビボベアフットのトレイルブーツ

冬の低山トレイルのお供に。

冬は低山のシーズン。1000mを超えてくる山は、厳しい寒さ、深い雪、特別な装備とハードルが高いけれど、低山なら街の延長線上で気軽に行けます。ということで、逗子と葉山の間に位置する仙元山へトレランに。冬の空気が澄んだ山を走るのは爽快で、新しいシューズが欲しくなりました。目を付けたのは〈ビボベアフット〉の「プライマストレイルフロー MID」。インソールがないため、裸足に近い履き心地で大地を感じることができます。新開発のアウトソールはスピードを出しても地面をしっかりグリップしてくれるので、下りでも安心。滑ることを恐れず駆け抜けられます。そして、アッパーの耐水素材が雨や水溜りから守ってくれるほか、ミッドカットのニットの履き口が小石や落ち葉の侵入を防ぎシューズ内を快適にキープ。さらに、特筆すべきは片足262gという軽量性。次はこれを履いて鎌倉アルプスを走ろうと思います。
30,800 yen

ビボベアフット
vivobarefoot.co.uk

EROM tea

イーロムティーの茶葉

ティーアディクト。

学生時代はバリスタをしていたこともあるくらいコーヒーラバーなのですが、最近はお茶にもハマっています。コーヒーが豆によって個性が全然違うように、茶葉によって香りや味わいが異なるのがおもしろい。それに、コーヒーよりもスッと身体になじんでいく感覚があります。2煎、3煎と変化を感じられるのも楽しい。そんななか出会ったのが〈イーロムティー〉。ファウンダーのりさこさんが世界中の小さな茶園を巡るなかで見つけた、丁寧に育てられたオーガニックなお茶を取り扱っています。大切にしているのは、中間業者を通さず、現地を訪れつくり手と直接取引すること。現在のラインナップは、繊細で甘い香りと澄んだ味わいの「Champagne Whisper」、緑茶の軽やかさにGABA発酵がもたらすやわらかな甘みを重ねた「Gaba Jade」、繊細な甘さとスモーキーさが調和する「Smoke Between」、渋みは少なく甘く優しい香りが心地いい「Gentle Giant」の4種類。年末年始は〈イーロムティー〉のお茶を飲みながらゆったり過ごそうと思います。
Champagne Whisper ¥2,530
Gaba Jade, Smoke Between ¥1,650
Gentle Giant ¥1,430
(各17g)

イーロムティー
eromtea.com
Instagram:@eromtea

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