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沖縄とパルコシティを知るためのA to Z。前編
ABOUT OKINAWA AND PARCO CITY

沖縄とパルコシティを知るためのA to Z。前編

2019年に沖縄にオープンした商業施設「サンエー浦添西海岸パルコシティ」。ロゴはよく知ってる「パルコ」っぽいけど、ちょっと違う。それに「サンエー」ってなに? 「シティ」って? その全部をたしかめるため冬の沖縄へ飛びました。A to Zのすべてを読めばきっと、この館の正体と、沖縄の奥ゆかしい文化が見えてきます。まずは前編、AからMまで!

  • Photo_Yuko Yasukawa
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Yuri Sudo
A
B
c
D
E
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indecent
I
J
k
l
Mega

A:Around
海と基地に挟まれて。

まず知っておきたいのは、「パルコシティ」の所在地について。空港や那覇市内からはクルマで北に約20分の場所にあり、浦添西海岸という再開発エリアに位置します。眼前には東シナ海の青い海が広がり、背後にはキャンプ・キンザーという米軍施設があるのも特徴的。また、国道58号線沿いという動脈に立つことで、旅の導入にも、終盤にも、自然とルートに組み込めるのもありがたい。青空に白い建物が、よく映えます。

B:Base
建物の真裏はカリフォルニア州!?

「パルコシティ」の駐車場から裏手に視線を向けると、そこに広がるのはアメリカ海兵隊の拠点キャンプ・キンザー。行政上の住所は、日本の沖縄ではなく、アメリカのカリフォルニア州です。キャンプ内を見ていると、バスケットボールやランニングをする米兵が見えたり、休日はBBQをして楽しんでいる姿も。2026年は、6月13日(土)と14日(日)が一般開放日で、誰でも施設内で買い物をしたり、ご飯を食べたりすることも可能です。わざわざ10時間以上飛行機に乗らずとも、ここに来ればアメリカがあります。

c:Churakaagi
“ちゅらかーぎー”が多いこと。

「なんくるないさぁ」や「めんそーれ」など、沖縄の方言はないちゃー(内地の人)でさえもホッとさせてくれる言葉の響きがあります。表題の「ちゅらかーぎー」というのは、「美人さん」の意。単に外見が美しいというわけではなく、表情の明るさや人懐っこさ、自然体の魅力など、いろんなニュアンスが内包される言葉です。館内で働くスタッフの方々から街のねーねー、おばぁまで、「ちゅらかーぎー」だらけで視線がついつい奪われます。

D:Dollar
異国がすぐそばにある。

米軍基地が近くにあるエリアでは、ドルと円の表記が混ざる風景が当たり前。米兵相手の商売から始まった歴史が、いまだに色濃く残っているんです。沖縄中部のコザ地区にあるテーラーや飲食店などはとくにドル表記が多かった。エクスチェンジのお店も、なんてことない道にポツンとあったりもします。「パルコシティ」でのお買い物は、もちろん円でOKです。

E:Embroidery
地元民も観光客も、米兵も。1935年からつづく、みんなの刺繍屋さん。

沖縄における “本物のアメリカ文化” は、テーマパークでも観光地でもなく、個人店に宿っています。嘉手納基地近くの老舗刺繍店「クレージーストア」は、戦前から米兵がジャケットやバッグを持ち込み、カスタム刺繍を施す文化の受け皿となってきました。いまもなおそれは続いていて、米兵の顧客もちらほらいるとか。

刺繍は1センチ(1〜5文字)で350円、3センチの文字は1文字320円で、繁忙期でなければ30分ほどでできる場合もあるので、観光の合間にぜひ寄ってみて。「サンエーパルコシティ」にも米兵が多くいるので、失礼のない程度に彼らの刺繍をチラ見し、参考にするのもよし。

Shop Info

クレージーストア

住所:沖縄県沖縄市中央4丁目1番2号
営業時間:10:00~18:00(受付は17:15まで)
電話番号:098-937-6916
Instagram:@crazy_store37
Official Site

f:Food Hall
オーシャンビューで、沖縄名物を頬張る!

「パルコシティ」の人気スポットは2階にあるフードホールで、地元のひと、観光客、軍人さんで、いつも混雑しています。ひとが集まる理由は大きく2つあり、まずはそこから見える景観。広い窓からは遠くまで続く青い海を眺めることができ、日中のキラキラした海から、サンセットの海までを堪能できます。

コンボセット(The A&W バーガー+スーパーフライ+ルートビア) ¥1,350

もうひとつが、フードホールのお店のラインナップ。沖縄のローカルファストフードチェーン店である「A&W(エーアンドダブリュー)」と、地元民に愛される「ステーキハウス88Jr.」が入店しているんです。薬っぽい味で知られる「A&W」のルートビアとカーリーフライは必ず注文してほしいし、「ステーキハウス88Jr.」の赤身肉も外せません。

沖縄の二大巨塔である飲食店が横並びであるスポットは、県内でもふたつとありません。加えて、ここはフードホールになっているため、数人で行ってシェアすれば、ふたつを一度に味わえます。

Jr.テンダーロインステーキ(200g) ¥2,800

ちなみに、「ステーキハウス88Jr.」は「ステーキハウス88」という業態もあり、国際通りなどはふたつの店舗が混在しています。違いはというと肉質や価格の差。Jr.のほうがよりローカル向けに設計されていて、お財布にも優しいのです。「注文する際は、なるべくレアで食べていただきたい」と、「サンエーパルコシティ店」の店長である岸本さんのコメント。

Shop Info

A&W 浦添パルコシティ店

住所:サンエー浦添西海岸パルコシティ2F・グリーンゾーン
営業時間:10:00~22:00(L.O.21:30)
電話番号:098-975-5502
Store Page

Shop Info

ステーキハウス88Jr. 浦添パルコシティ店

住所:サンエー浦添西海岸パルコシティ2F・グリーンゾーン
営業時間:10:00~22:00(L.O.21:30)
電話番号:098-894-8801
Store Page

g:Gift
お土産、ここで全部そろうかも。

定番のシーサーもいいし、やちむんや琉球ガラスもいい。食べるものであれば、ちんすこうもいいし、黒糖、お塩なんかも喜ばれる。

沖縄は、ほかの都道府県以上に土産が豊富で、島内にはお土産もたくさんあります。ただ、いろんな店をホッピングして探すのはなかなか骨が折れるし、時間もかかるもの。そこで「パルコシティ」。ワンストップですべてが揃います!

まず説明しておきたいのが、「サンエーパルコシティ」の「サンエー」の部分。沖縄県民にとってはなくてはならないスーパーの名前で、市内のいたるところでチェーン展開されています。端的にいえば、そのスーパーと「パルコ」が合体した施設が「サンエーパルコシティ」です。

1階にある「サンエー食品館」は地元のひとたちが通う場所で、野菜やお肉、お魚まで、いろいろ揃っています。その他、空港の土産屋にもないような、ローカルなお菓子やフードも揃っています。

編集部が選んだのは写真左から、県民誰もが食べたことがある「なかよしパン」、朝食には欠かせない「ポチギ」、沖縄そばの乾麺、ならではのお菓子「梅小亀」「黒糖」、そして滑車付きのショッピングバッグの6点。

一覧で見ると偶然なのか、緑と赤のパッケージが多い印象。南国の特徴なのか、はたまた編集部の趣味なのか。

食品館に隣接する「沖縄宝島」では、地元の食材を使用した土産物や民芸品が豊富に揃っています。変わり種の沖縄食品サンプルのキーホルダーがありつつ、編集部員が選んだのは、オキハムのタコライスナッツと沖縄の洋菓子といえばの「ジミー」のクッキー。いずれも小袋に分かれているから、会社や学校でも配りやすいのが嬉しいポイントです。

有象無象がひしめく有名な通りもいいですが、しっかりセレクトされていて、県民も普段使いする場所でお土産を買えば、きっと間違いなし。

Shop Info

サンエー食品館

住所:サンエー浦添西海岸パルコシティ1F・オレンジゾーン
営業時間:9:00~23:00
電話番号:098-871-1120
Store Page

Shop Info

沖縄宝島

住所:サンエー浦添西海岸パルコシティ1F・オレンジゾーン
営業時間:10:00~22:00
電話番号:098-988-4513
Store Page

indecent:Hiphop
ヒップホップが根付く街。

Awitchに唾奇など、沖縄が生んだヒップホップスターは数えればキリがありません。『RASEN』も最高だったし、OZworldとCHICO CARLITOの『弥栄LIT』も沖縄のアイデンティティとヒップホップの融合が秀逸でした。

では、なぜそんな土壌があるのかと言えば、やはり米兵の影響が大きいと言われています。ブラックミュージックと周辺のカルチャーが、古くからアメリカから直輸入されていて、日本本土よりも深く、根付いているんです。街を歩いていてもグラフィックがそこら中にあり、ボムられてるステッカーも多数。そんなのを意識して街を歩くのも、沖縄観光の楽しみ方のひとつです。

I:Ichariba Chode
初対面でも、すぐ身内。

“いちゃりばちょーでー” は、「一度会えば皆兄弟」的な意味をもつ沖縄の言葉。沖縄の土地がそうさせるのか、琉球王朝時代から続く伝統なのか、とにかくみんなが優しくて、あたたかいんです。

商店街で酒盛りをしているひとたちも、公民館で出会った貴婦人たちも、何度も会っているかのように迎えいれてくれる。「パルコシティ」のような大型施設においても、その温度感はしっかり感じられます。均質化しがちな商業空間でも地域固有の人間の柔らかさが残っているって、すごいこと。そうした県民性も、沖縄が愛されている理由のひとつなんだろうな。

J:Juicy
じゅーしぃを勝手に食べ比べ。

スーパーでもコンビニでも、お弁当屋にも沖縄そば屋にも、県内のいたるとこにある「じゅーしぃ」。ジューシーではなく、ひらがなで「じゅーしぃ」 です。沖縄流の炊き込みご飯は、まさに沖縄の日常の味で、これを食べなきゃ沖縄に来たとは言えません。取材チームも滞在中に大好きになってしまって、帰りの空港ではいろんな「じゅーしぃ」を食べ比べしてみました!

写真左上から解説すると、「中央マート」のおにぎりは水分率高めでコクがあり、 スーパー「リウボウ」の弁当の中にあったじゅーしぃーはごぼうの風味が強くてあっさり。「上間てんぷら店」は加水率少なめで汁物との相性◎で、ひとつ飛ばして、「ファミリーマート」はコンビニらしく味の輪郭がはっきりしたパンチ系のおにぎりでした。

各店いろいろ食べ比べたけれど、「パルコシティ」の「サンエー食品館」のじゅーしぃーは、噛むほどにお出汁の風味が広がり、主役でも脇役でもいけるバランス型。正直、どれを食べてもハズレなしです!

k:Kitatani?
北谷と書いてキタタニ、ではありません。

難読地名の宝庫である沖縄県。観光客がつい「キタタニ」と読んでしまう北谷も、簡単な漢字ではあるものの初見では解読不可。正解は「チャタン」です。北がチャ、谷がタンとはね。ほかにも今帰仁(ナキジン)、恩納(オンナ)、国頭(クニガミ)、金武(キン)など、喜屋武(キャン)、瑞慶覧(ズケラン)なども上級レベル。

「パルコシティ」は浦添市にありますが、読みは「ウラゾエ」ではなく「ウラソエ」です。

l:Local Market
いしじゃゆんたく市場で濃度高めの沖縄を。

沖縄に限った話ではなく、どこの街でも、都市部から離れれば離れるほど、土地の生活が色濃く見えてくるもの。それを体感するのも観光の醍醐味なので、大型モールを拠点にしつつも、一度はローカル市場へも足を伸ばしていただきたい。

「パルコシティ」からクルマで30分の場所にある金武町(きんちょう)の「いしじゃゆんたく市場」は、生活を覗き見るのにうってつけです。東南アジアにありそうな素朴な小屋に、地元でとれた野菜や、リサイクル品、本土では手に入りにくいアメリカの輸入ものなどが並ぶマーケット。

品揃えもさることながら、取材で訪ねたときも、ブースのおばぁが「これ食べていきなさい」と旬のタンカンをくれたり、コロッケをお裾分けしてくれたり、いちゃりばちょーでーな空間でした。

「パルコシティ」で洗練された沖縄を体験し、市場で生の沖縄に触れる。この往復が、旅にもっと深みを与えてくれるはず。

Mega:Mega Shop
巨大店舗がたくさん!

約250店舗という規模は、沖縄県内でも最大級。また、「ユニクロ」は県内最大級の広さを誇り、「ジーユー」も巨大。旅先でなにかが足りなくなったとしても、ここにくればなんでも揃います。

Shop Info

Uniqlo

住所:サンエー浦添西海岸パルコシティ3F・オレンジゾーン
営業時間:10:00~22:00
電話番号:050-3093-1687
Store Page

Shop Info

g.u.

住所:サンエー浦添西海岸パルコシティ2F・グリーンゾーン
営業時間:10:00~22:00
電話番号:050-3096-6839
Store Page

INFORMATION

サンエー浦添西海岸PARCO CITY

住所:沖縄県浦添市西洲3丁目1−1
電話:098-871-1120
時間:10:00-22:00
IG:@parcocity_official