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監督・入江悠とデザイナー・岡本大陸が語る、映画『インターステラー』と “狂気” のハミルトン時計。
HAMILTON AND CINEMA : A LOVE AFFAIR

監督・入江悠とデザイナー・岡本大陸が語る、映画『インターステラー』と “狂気” のハミルトン時計。

映画『インターステラー』から生まれた「カーキ フィールド マーフ 42mm」、通称 “マーフウォッチ” を3つの対談から深掘りするこの企画。対談の軸となるのは、映画をルーツにしたコレクションを発表する〈ダイリク(DAIRIKU)〉のデザイナー・岡本大陸さん。第一回目は、映画監督・入江悠さんとともに、『インターステラー』を手がかりに、映画における時計という小道具の役割、クリストファー・ノーランの狂気、時間とアナログの意味を縦横無尽に語り合います。

  • Photo_Michi Nakano
  • Text_Shinri Kobayashi
  • Edit_Ryo MuramatsuShinri Kobayashi

“マーフウォッチ” が語る、時計とキャラクターの関係。

―『インターステラー』のなかで、時計はどんな役割を果たしていると思いますか。

入江: まず第一に、キャラクターを立たせますよね。この時計をチョイスしたということに意思が見える。購入したのか、誰かにもらったのか、家に置いてるのか腕につけているのか、それだけでそのひとの人となりが伝わってくる。『インターステラー』の “マーフウォッチ” は、父親が不在の数十年間、ずっとマーフとともにいたわけで。

Continent: 映画に出てくる時計って、やっぱり意味深に使われますよね。『イージー・ライダー』だと、最初に時計を捨てて出発するシーンがあって。あれも時間や社会との決別を表していると思うんですけど、時計って映画にとって本当に密接なものだなと。

入江: ぼく、かつてつけていた時計って捨てられないんですよ。動かなくなっても修理に出さないまま置いてある。5年でも10年でも、自分とともに生きてきたものってなかなか手放せない。そういう意味で、世代を超えて受け継がれていくのが時計の役割のひとつなのかもしれないですね。『インターステラー』のあの時計がまさにそうで。

―今日は〈ハミルトン〉の “マーフウォッチ” を実際につけて、いかがでしたか。

入江: 時計ってストーリーがないとぼくは買わないんですよ。自分とその時計との接点が生まれたときに、はじめて欲しいと思う。今回、〈ハミルトン〉がこんなに長く映画と歩んできたんだと知って。『インターステラー』はもちろん知ってましたけど、『インディー・ジョーンズと運命のダイヤル』のハリソン・フォードもそうだったの!? って。それは今回はじめて知ったので、すごくよかったですね。レザータイプのベルトをはじめてつけたんですけど、意外と柔らかくて気持ちいいです。

Continent: 時計ってキャラクターを支えているんだなと、改めて思いました。腕に時計があることで、そのひとの性格や仕草が出てくる。金色かシルバーかでも印象がだいぶ変わりますし、レザーかメタルかでも然り。ぼく自身は、普段はデスクワークが中心でメタルバンドしかつけてなかったんですが、確かにレザーの方がつけやすいかもと思いましたね。

入江: それでいうと、今日 “マーフウォッチ” をつけてみて、レザーベルトのタイプって軽いなと思ったんです。軽いのと重たいのとで、俳優って演技がちょっと変わると思うんですよね。その日の気分や身体感覚が芝居に出る。CG嫌いのクリストファー・ノーランは、多分そういうミクロな差異をいろんなところで求めているんだろうなって。あと、この秒針に「Eureka(分かった!)」のモールス信号が刻まれているというのを聞いて。そんな見えない箇所に!? って。

Continent: そのさりげなさがよくて。そこに入れるんやっていう面白さはめちゃくちゃありますよね。

入江: つけた後に聞いて知ると、自分が何か発明できそうな気がしてくるんですよ(笑)。〈ハミルトン〉の時計は、ぼくの映画でもキャラクターに合うときがあったらぜひ推薦したいですね。

INFORMATION

Hamilton / Swatch Group Japan

Phone: 03-6254-7371
Official Site

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