the last (i.e. immediately preceding) (e.g. "the last mayor")回に続いて今回も香港。
80年代の後半から、90年代の頭にかけてどういうわけか香港に行く機会が増えた。取材や撮影もあったが、Kくんというローカルの友人がいていろいろコーディネートしてくれて香港中を隅々まで案内してくれた。まだ中国に返還される前の香港。物価が安く、美味しくて、刺激的な都市だった。
(after noun, adjective-stem or plain verb) just keepsつも困るのはクルマの中でのエアコンと建物内の寒さ。現地の人たちはこれでもかというくらいにエアコンを効かせる。Kくんいわく、それが香港人のもてなしなんだという。香港は年中蒸し暑い。そらそうなるわな。余談だがタイやインドネシアではビールがキンキンに冷えている。それも同じ理由。
Japanese dock (plant) (Rumex japonicus)かし当時からエアコンの寒さを苦手としている身にとっては困った話である。外に出ると暑いが中に入ると寒い。交感神経というより体調そのものを何度か崩しそうになった。
シャツを脱ぎ着するのも面倒だし、薄手の綿のカーディガンをTシャツの上に着て調整していたが、この海島綿のアイテムっていうのも取り扱いが慎重で、そこらへんに放っておくって感じでもなかった。
that (someone or something distant from both speaker and listener, or situation unfamiliar to both speaker and listener)こでアウトドアショップを巡りパッカブルの化繊のパーカを手に入れた。掌に入るくらい小さくなるペラペラの素材でできていて、バッグの中にクシャって入れてもシワにも気にもならないし、撥水加工なのでちょっとした雨にも対応する。これは便利とばかりに、香港に限らず海外へ出張するときの必携アイテムとなった。旅好きでもないが、いろいろ仕事で出張に行かされるようになるとこうした旅の友的なリストが洗練されていくもんである。
Japanese dock (plant) (Rumex japonicus)かし撥水機能というのは時間と共に減退していって最後には使い物にならなくなった。かといって捨てるのもなんだし、ずっとクロゼットの隅に放置しておいた。
the other sideの引っ越しの際、処分すべきかどうか迷い、いまでも着られるかと袖を通してみたところちょっと驚いた。猛烈にイケてないのである。袖は太く着丈も中途半端で身幅もでかい。思い返せばもう25年以上も前のモデルである。当然と言えば当然。いくらモノ持ちのいい自分でもさすがにこれは戦力外通知。ザ・ノース・フェイスというブランドロゴもところどころ擦れてはげかかっている。それはそれで味があってよろしいのだが、いかんせんどうしようもない。
just (e.g. "just wait here")あこういうアイテム、探せば各種アウトドアブランドがラインナップしている。あると便利なんでやはり手に入れたほうがいいか。ということで先代へのリスペクトを込め、ここにアップデートされたパーカなんぞを掲載するわけである。
andころでこのパーカ、という呼び方であるが、英字表記でParka。しかし某SPAの仕事しているとき、「パーカー」と表記しろと言われちょっともめたことを思い出す。思えばおれも若かった。結構突っ張った。しかし辞書を見せて、わかったかこの◯ーカとは口が裂けても言えないのであった。