バイカラーを着こなすなら、どちらかの色を拾うのが正解だ。この場合であれば、パープルとブラックのいずれかだけでもスマートに見えるけれど、欲張って両方とも取り入れた。しかしながら、重たい印象にならないよう、インナーはパープルに近いラベンダーのハーフジップフリーをチョイスすることで、ほど良いポップさをプラス。ハイネックニットやスラックスで一層都会的なムードに。
MA-1、シャツ、チノパン。この3つとくれば、王道のアメカジスタイルを構成する要素だけれど、シックなカラーリングでまとめると実にモダンな雰囲気に。日差しを受けてくっきりと浮かび上がる刺繍ロゴが、シンプルなコーディネートの格好のアクセントになる。
秋のファッションを堪能するなら、アースカラーのコーディネートは外せない。しかしアースカラーというのは実に厄介で、ひとつ間違えるとおじいちゃんのような雰囲気になってしまう。しかし、このMA-1なら心配無用。ツヤのあるナイロンのボディやゴールドの刺繍ロゴが気品を漂わせている。ジャケットの上から羽織ったアーガイルのマフラーと相まって、紳士然とした着こなしに。
60周年を記念するアイテムはジャケットだけでなく、スエットやパーカ、Tシャツもスタンバイ。それぞれ柔らかな風合いに仕上げられており、これからの季節にインナーとして重宝しそう。
- 1
- 2