クラシックなモデルをアップデートさせるアプローチに魅力を感じる。

〈Reebok〉「CLASSIC LEATHER OG」 ¥10,000+TAX 1983年の登場以来、いまだにエバーグリーンな輝きを放つ1足。どんなスタイリングにもフィットする高い汎用性と、ランニングシューズ由来の快適な履き心地から、世界中多くの人たちから支持を得る。今シーズンよりラストを変更し、よりスッキリとしたシルエットに変更。また、フォーム素材を使用したソックライナーを採用することで、履き心地もより快適にアップデート。より日常的に履きやすいモデルへと進化を遂げた。
ー 今回「クラシック レザー」がリニューアルを果たしました。基本的なデザインは変わらずなんですが、ラストを変更して、よりスリムに見えるようになったんです。
Miyoshi:旧型よりもノーズが少し伸びた印象ですね。ファッションアイテムとして、より履きやすくなったように感じます。ちょっとした差なんですけど、ボトムとかなり合わせやすくなったなと。
ー 履いた感じ、どうですか?
Miyoshi:もう古いやつは履けないですね(笑)。旧型はカラダが大きい人だとよく似合うと思うんですよ、バランスがよくなるというか。でも、リニューアルを果たして誰でも履きやすいモデルにアップデートされましたよね。ぼくが今日穿いているみたいに、スラックスとか合わせるなら、これくらいシャープなシルエットのほうがバランスよく履けると思いますね。もちろん、デニムとか、チノパンでもこっちのほうが合わせやすいと思いますし。


Miyoshi:あと、ファッションに寄った新しいシューズをつくるんじゃなくて、こうしたクラシックなモデルをアップデートさせるというアプローチに魅力を感じますね。そういう方法って、逆に現代的だなぁと思うんです。
こういうモデルって時代を超越する魅力があるし、いつでも買える安心感があるじゃないですか。そういうところを大切にしているんだなって思うし、そこに信頼感が生まれますよね。
ー コーディネートはどんなことを考えましたか?
Miyoshi:とくに考えたことはなくて、いつも通りです。「クラブ シー」を履いているときと変わらず。今日穿いているのがドローコードがついたパンツなので、すこしだけ絞って、裾に溜まる感じがいいかなと。


ー シューレースを緩めて履いているところに個性が見えます。
Miyoshi:単純に靴紐を結ぶのが面倒なだけで…(苦笑)。だけど、ちゃんと紐を締めなくても、フィット感高いんですよ。むかしの〈リーボック〉の広告を見ていると、どれも靴紐をゆるめて撮影されていて。それがおもしろいなと思ったというのもありますね。