昨年スタートした「ユナイテッドアローズ」による新たな取り組み「UA CURATED」。時代を捉えた新たな視点で、社内の全レーベルから横断的にアイテムをセレクトし提案するキュレーションストアプロジェクトです。
その一環として、スタイリストのTEPPEIさんとともに制作されたアートブック『ひとゝ服』が発売されました。
本作のコンセプトは、ファッション志向の若者たちが”まだ知らない自分”と出会う物語。TEPPEIさんが、総勢36名、平均19.9歳の被写体ひとりひとりと向き合い、「ユナイテッドアローズ」レーベルのアイテムでスタイリングをしています。他人に選ばれた服を着るという行為をとおして、心の奥に眠る新しい自分がそっと目を覚ます。そんな瞬間が一冊のビジュアルブックに閉じ込められました。
そして出版を記念し、3月9日(月)にトークイベントが開催されました。ステージには、TEPPEIさんと「ユナイテッドアローズ」チーフ クリエイティブ オフィサーの松本真哉さんが登壇。
メインの顧客層が30,40代の「ユナイテッドアローズ」が、今回あえて若者に焦点を当てたプロジェクトをスタートさせた背景について、松本さんはこう語ります。
当社の中心購買層の30代後半から40歳ぐらいの世代って、割とみんな同じような格好をする世代だと思うんです。ひとつの大きなトレンドがあって、そのなかで自分らしい服をチョイスするみたいな。一方で、今回フォーカスした10代、20代は、個性を尊重する世代。目立った子が何人かいるとかではなく世代全体として個性的だと感じます。過去を振り返ると、若者のファッション観はいつの時代も大人の服にも影響を及ぼしてきましたよね。既存の顧客ばかりではなく、若者とも向き合うべきだという課題意識が出発点にありました。
「ユナイテッドアローズ」チーフ クリエイティブ オフィサー 松本真哉さん
今回のプロジェクトをTEPPEIさんはこう振り返りました。
この「ひとと服」というのはものすごく大きなテーマ。考える必要のないことかもしれないけど、向き合う価値のある本質的なことだと思います。それを形にしていくのはチャレンジングでしたが、「ユナイテッドアローズ」という大きな船の上で表現できたことは、ファッションに携わる多くのひとに影響を与えうる意味のあることだと思っています。
スタイリスト TEPPEIさん
作中でスタイリングに使用されているアイテムは、「UA CURATED」のsight内で実際に着用した若者のコメントともに紹介されています。ぜひこちらもチェックしてみてください。
『ひとゝ服』
監修:TEPPEI、株式会社ユナイテッドアローズ
判型:B5(本文48P+表紙4P)
Price: ¥3,080
発行元:muddle books
取扱い:「六本木 蔦屋書店」 ほか全国一部書店ならびに発行元オンライン

