また若い音楽家たちの動きが活発化していると感じるのは、ぼくたちメディアだけでしょうか。音楽不況の時代は少なからず事実でしょうが、フジロックの盛況を見ればわかる通り、音楽の火は消えないし若い人たちが音楽を楽しんでいるのもまた事実。聴く人たちの耳が肥えているから、新しくていい音楽が生まれているのでしょう。
そんな群雄割拠の新鋭ミュージシャンたちの中で、いまのトレンドとかけ離れたポジショニング、それもかなりの海外志向で息を吐き続けているのがLuby SparksandTAWINGS.。両バンドの共同企画ライブ「Dreamtopia」が10月15日(火)に渋谷の「World Weather WatchThe event will be held at the
Luby Sparks
2016年3月結成。2017年7月には「Indietracks Festival 2017」(UK|Derbyshire)に日本のバンドとして唯一出演。2018年1月、Max Bloom (Yuck)と全編ロンドンで制作したデビューアルバム「Luby Sparks」を発売。2018年11月、4曲入りのEP「(I’m) Lost in Sadness」をリリースしている。2019年1月には、Say Sue Me(韓国)を招き、初の自主企画ライブ「Thursday I don’t care about you」を開催。これまでにThe Vaccines(UK)、Yuck(UK)、The Pains of Being Pure at Heart(US)など、海外アーティストの来日公演のフロント・アクトも数多く務めている。
TAWINGS.
2016年結成の3人組バンド。ガレージ、ポストパンク、ニューウェーブなど様々な要素を飲み込んだサウンドで、東京を拠点に活動。2017年5月に1stシングル「Listerine/Dad Cry」を7インチでリリース、その後2018年1月に2ndシングル「Invisible/UTM」をカセットでリリース。The Lemon Twigs、Hinds、Japanese Breakfastなど多くの海外アーティストのサポートを務め、2018年のSXSWに出演、初の海外公演を行った。2019年には1stアルバムをリリース予定。
奏でるジャンルは異なれど、興味の対象や感性が近いところにある両者。ゲストとして選んだのがこれまた玄人好みのjan and naomiIt is.
jan and naomi
「Jan(Jan Urila Sas) とNaomi によるデュオ。2018年4月には「Fracture」をAvex/cutting edgeからリリース。2019年は映画「来る」(中島哲也監督)では楽曲がフィーチャーされ、3月には初の中国ツアーを成功させ、6月にFFKT 2019に出演。狂気的に静かな音楽というミュージック・スタイルを確立し、儚く切ないメロディーセンスでリスナーを虜にしている。
この手の音楽が好きなひとが知ったら飛びつくほどの、完成されきったスリーマン。日頃の音楽体験とはまた違う夢世界に3組が連れて行ってくれるはずです。明日8月3日(土)の0:00よりPIA, ,LAWSON TICKET, ,e+にて発売です。