ひたすら釣りに没頭する3日間。


羽田空港から南紀白浜空港まで約1時間。悪天候のため着陸できない可能性があると不穏なアナウンスにハラハラしましたが、幸運にも雲の切れ目のタイミングがよく、無事に到着しました。この旅では、陸っぱりでポイントを移動しながらブラックバスを釣り、海ではボートからキハダマグロとカツオをルアーで狙うキャスティングゲームに挑戦します。レンタカーに乗り込み、早速バス釣りへ! 1時間ほどクルマを走らせ、最初に目指すは七川ダム。ここはトーナメントも開催されている和歌山のメジャーフィールドで、初めて訪れるメンバーたちは期待に胸を膨らませてきました。

石井陽介(右)
フイナム編集長
フイナム フィッシング
クラブの部長。「自然豊かな和歌山の景色を楽しみにしていました。マグロは去年の相模湾のリベンジ。でも正直なところ、釣ったひとの話は聞いているけど、ルアーで数十キロのマグロを釣り上げるイメージができていないのが現状です。まあ、とにかく釣り三昧の3日間を楽しみたいですね」
村山靖行(右中)
F-LAGSTUF-F デザイナー
自身が手がけるアパレルブランド〈フラグスタフ〉でフィッシングメーカーとコラボするほどの釣り好き。昨年キハダマグロを釣り上げた。「和歌山は、バス釣りとカツオ釣りで毎年来ているんですよ。バス釣りは水質がきれいで気持ちいいし、カツオは去年ひとり20匹くらい釣れたから、いい思い出が残っている場所です」
村田裕平(左中)
WACKO MARIA プレス
音楽を始め、アートや映画などのカルチャーをウエアに反映する〈ワコマリア〉でプレスを担当。普段の釣りは、海浜からヒラメやマゴチを狙っている。「バス釣りは、去年の6月に開催されたバクモン以来だから楽しみでした。そして、マグロとカツオのルアーキャスティングは初めて。なんとか釣りたいです」
小松翔伍(左)
ライター
雑誌やウェブマガジンを中心に執筆。「和歌山に来たのは初めて。山は深いし、海も恵みに満ちている印象です。バス釣りでランガンするのも、ボートでマグロとカツオを探して狙うのも、すごく楽しみにしてきました。簡単ではないだろうけど、夢のマグロ、誰かしら釣れるといいですね」
池本史彦
フォトグラファー
雑誌やウェブ、広告などで活躍し、アウトドアの撮影もこなす。「和歌山は養殖とかアユ釣りとかも有名で、魚のイメージが強く、釣りをできるのが楽しみでした。バス釣りは琵琶湖や霞ヶ浦とは違う大自然のなかでランガンするのにワクワクするし、マグロとカツオは海の豊かさに期待しています」