かすかな不安を感じつつ、大阪湾へ。

昨年は大阪湾でシーバスを釣りましたが、今回の狙いはフイナム フィッシング クラブでは初となるブリ。それだけでも楽しみにしていましたが、村山さんの大阪の釣り仲間も駆けつけてくれるというもんだから、一段と心待ちにしていました。釣りを介して繋がりが広まることは、フイナム フィッシング クラブのテーマでもあるので!
しかし、前日の夜、お世話になる船長から電話が。「風が強いから、出船時間を遅らせる」と……。メンバーの顔がくもりましたが、出船できないわけじゃない。なんなら、朝の準備をゆっくりできると、不安材料を前向きにとらえることに。
翌朝、沖合に関西国際空港がある泉南の田尻漁港へ。予報どおり強めの風ですが出船には問題ないそうで、合流した大阪勢と船に乗り込みます。

石井陽介(左)
フイナム編集長
フイナム フィッシング
クラブの部長。「大阪で、去年と違う魚を釣るのを楽しみにしていました。なにより、これまでいろんな土地で釣りをしてきましたが、ガイドさん以外の現地のひとと一緒に釣りをするのが初めてだから、それも楽しみでした。ブリはフイナム
フィッシング クラブに登場していないから、ぜひ釣りたいですね」。
中井宗太(中)
WHIMSY デザイナー
2015年にスケーターのためのソックスブランドとして大阪で始動し、現在はアパレルも展開している〈ウィムジー(WHIMSY)〉を手がける。普段は関西近郊のリザーバーでバス釣りを楽しみ、昨年はロクマルをキャッチ。「初めての海釣り、ドキドキしています。釣れたら持って帰って、みんなで飲みに行くつもり」。
ベナン(中左)
COFLO 倉庫番長
〈ウィムジー〉に設立当初から携わり、大阪・堀江に構える〈ウィムジー〉の旗艦店「コーフロー」で働く。中井さんと同じく、普段はバス釣りを楽しんでいる。「いつもバス釣りばかりなので、初めての海釣りに期待値は未知数。周りの話を聞くと、引きがブラックバスと全然違うというから楽しみにしていました」。
まっちゃん(中右)
YouTuber
タフなフィールドで知られる大阪の淀川を中心に、関西近郊のリザーバーでバス釣りを楽しむ姿をYouTubeチャンネル『NCC西日本TV』で発信。バスフィッシングのユニークな企画で楽しませてくれる。「海釣りもやってみたいと思っていました。10キロのブリって釣れますか?
そこそこ厳しい? じゃあ、それが今日の目標で!」
村山靖行(右)
F-LAGSTUF-F デザイナー
自身が手がけるアパレルブランド〈フラグスタフ(F-LAGSTUF-F)〉でフィッシングメーカーとコラボするほどの釣り好き。「今年に入って全然行けてなかったから、久しぶりの釣行になっちゃいました。小さいブリなら、タイを釣ろうとしていたら食ってきたことがあるけど、狙って釣ったことはないんで楽しみです」
斎須康孝(右2)
ARMS Clothing Store オーナー
祐天寺と下北沢と青山にお店を構える人気の古着屋「アームズクロージングストア」を営む。ブラックバスからマグロまで、幅広い魚種を狙っている。「いままで、大阪で釣りをするって発想がなかったので楽しみにしてきました。単純に、初めてのフィールドというだけで気分が上がっています」
小松翔伍(左2)
ライター
雑誌やウェブマガジンを中心に執筆。「大阪へ来るたび楽しい思い出しか残らないので、今回は例外とならないようにエンジョイしたいです。今回はいろんな釣り方でアプローチするみたいなので、やったことない釣りを学びたい。ブリは1番好きな魚だから、自分で釣った1匹を食べられたら最高ですね」
池本史彦
フォトグラファー
雑誌やウェブ、広告などで活躍し、アウトドアの撮影もこなす。「今年最初のフイナム フィッシング
クラブの釣行なので、大物を釣り上げて、縁起よく2025年をスタートできたらなと思っています。去年の大阪釣行とは違うポイントでブリを狙うなんて、新鮮な気分で楽しめそうです」