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互いの強みを繋ぎ、新たな価値を奏でるジーユーとエンジニアド ガーメンツ。
CROSSTALK ABOUT GU × ENGINEERED GARMENTS

互いの強みを繋ぎ、新たな価値を奏でるジーユーとエンジニアド ガーメンツ。

発売前から高い注目を集め、いよいよ12月5日(金)にローンチを迎えた〈ジーユー(GU)〉と〈エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)〉の初コラボコレクション。発売に際して〈エンジニアド ガーメンツ〉と親和性の高い4人のファッション賢者に〈エンジニアド ガーメンツ〉への想いと今回の〈ジーユー〉とのコレクションについて語っていただきました。両者が目指すモノづくりの高みとは?

PROFILE

木村 真
ロフトマン 代表

京都精華大学卒業後、1996年に「ロフトマン」にアルバイトとして入社。統括店長を経て、2006年に常務取締役、2010年に専務取締役、2015年に取締役社長、2022年に代表取締役へ就任。代表となった現在も仕入れからPR、会社運営まで幅広い業務をこなしている。
Instagram:@kimura_makoto

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増子 雄一郎
ビームス ウィメンズカジュアル プロダクトマネージャー

文化服装学院を卒業後、「ビームス ボーイ 原宿」オープニングスタッフとしてBEAMSに参画。2007年にBEAMS BOYバイヤーに就任。マネジメント職を経て2025年から現職。バイヤー時代には数多くのブランドとのコラボ商品を生み出した。
Instagram:@yuichiromasuko

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千野潤也
スタイリスト

ファッションの視点をさまざまな分野に持ち込んだ独創性のあるスタイリングを武器に活躍中。「ネペンテス」関連では〈Aïe〉のシーズンビジュアルやファッションストーリー『ネペンテス REMIX』のスタイリングを手掛けた経験がある。
Instagram:@junya_chino

PROFILE

IVY
SANTAKU director / ブランドPR / パーソナルスタイリスト

販売員として5万人にアドバイスしてきた経験を生かして発信を続けるインフルエンサー兼ブランドディレクター。自身のインスタグラムは「着こなしの“ヒント”が見つかる場所」がテーマ。
Instagram:@ivybeat0710

それぞれが語る“EG愛”。

―まずはじめに、皆さんと〈エンジニアド ガーメンツ(以下、EG)〉との出会いについて教えてください。

木村: 元々EGは立ち上がった当初、それこそデビューコレクションの自由の女神のタグのときから知っているので“歴”は長いですね。「ロフトマン」では20年ほど前、3シーズンか4シーズン目からセレクトさせてもらっています。

木村: ニューヨークに出張に行ったときは、大器さん(エンジニアド ガーメンツ創設者の鈴木大器さん)といつもお会いして一緒にご飯に行かせていただいています。

増子: ぼくはネペンテスには学生のときから友人とよく行っていて、「ビームス」に入社してからも先輩方がみんな着ていて。スタッフ間でアイテム被りするくらい人気のブランドという位置付けで、ぼくも自然と手に取っていました。

増子: そして後にウィメンズ部門のバイヤーになって、その当時〈FWK by Engineered Garments〉というネームでウィメンズラインを出すタイミングがあって、そのときに大器さんに初めてお会いしました。だいたい18年前なので木村さんより少し後ですね。

千野: ぼくはスタイリストの仕事を始めて7年くらいになるのですが、2年目くらいの若手のときに「ネペンテス REMIX」というウェブサイト上のファッションストーリーのディレクションをさせていただいたのがきっかけです。

千野: ネペンテスのブランドをミックスしてスタイリングを組んでいたんですけど、そのときにどうしても手に取ってしまう強さがあるのがEGの服でした。個々のアイテムの素材、ディティール、色味などを複雑に組み合わせていく中で最終的にオーセンティックなものでまとめ上げたいとなった時にすごく頼りになるというか、“デザインされているけどベーシックさがしっかり残っている”みたいな。

木村: そうですよね。アメリカモノってベースがギア服だからワーク、ミリタリー、スポーツなどいろいろな要素が見え隠れするのがすごく好きなんですが、そこに大器さんの色気みたいなものが入っていくんですよね。佇まいが違う、というか…。無意味なディテールが一切ないしデザインが大器さんらしい。やっぱりこれがオリジナリティなんですよね。ブランドロゴが付いていなくても、見るだけでこれがEGだと一目でわかる。

―IVYさんは今32歳なので、ファッションに興味をもったタイミングではすでにEGが第一線を走っていたことになりますね。

IVY: ぼくにとって最初の出会いは17歳のとき。かなり強烈ではっきりと記憶しているんですけど、『2nd』という雑誌を手に取って読んだときにシャンブレーのセットアップが載っていたんですよ。で、それを見て「あ、やばい。オーラ放ってる!」ってくらい衝撃で。そのシャンブレーセットアップを探しにすぐに名古屋から東京に行きました。結局見つからなかったんですけど、その後数年間は探し続けていましたね。

―思い出深いアイテムですね。ちなみに皆さんにとってのEGの名作アイテムは?

木村: ぼくはエクスプローラーシャツジャケットというモデルがすごく好きです。ポケットがたくさんついていたり、チンストラップがついていたりと、ハンティングやミリタリーウェアを彷彿させるようなディテールを盛り込んでいる名作です。

増子: あっ、それはぼくも好きすぎて色違いで揃えてます!

木村: ぼくはネイビーが大好きなんですけど、まさに“THE エンジニアド ガーメンツのネイビー”でたまらないんですよねー。あとは、フライトサテンモデルはベストもMA-1も持っているくらい気に入っています。

増子: あーいいとこ突いてきますね〜(笑)。

木村: 来春、〈エンジニアド ガーメンツ ワーカーズ〉で別注を仕込ませていただいているので楽しみにしていてください。

千野: ぼくはベッドフォードジャケットが大好きで。ピークドラペルだったりチェンジボタンになっていたり目を引くディティールがあって、しっかりジャケットの雰囲気を楽しめるけど、パッチポケットがついているので、カバーオールっぽくも使えるのがいいんですよね。綿素材を選んでめちゃくちゃ洗濯機をまわして育てています。デザインも素材も突きつめたカッコいい服なんだけど、ガンガン洗える。そういう意味でもEGはいいですよね。

木村: そうそう。EGはもう“洗える服”。大器さん的にも“洗える”がキーワードにありますからね。

千野: 以前プレスルームで、もうすでに何回かウォッシュされてラフに洗いざらしになったサンプルがそのままハンガーに掛かっていたのがすごく印象的でした。で、それが一番カッコいいって言っていて。

増子: 今日着ている〈ジーユー〉×〈エンジニアド ガーメンツ〉のスエットも洗ってから着たかったんですよ。届いたのが昨日だったのでちょっと間に合わず…。なので、スチームアイロンを当てて水気だけ与えてきました。本当はもっと締めたかったですよね〜、綿を(笑)。

木村: EGって洗うことによって経年変化を楽しんでほしいみたいなのがあるので、洗えない素材はあまり使われないですよね。実はニットやフリースも少ないですし。

千野: 基本的に天然繊維が多いですよね。それと、EGの服は最初に手に取ったときに育っていくところまで想像しながら「これ買おう」ってなるというか。そういう楽しみ方ができるのは素材や縫製がしっかりしているからこそなのかなと思いますね。

IVY: 手を加えることで完成する服ってなんかいいですね。機械でそのままできあがった状態が完成じゃなくて、その人の手の加え方で表情が変わっていくのが男心をくすぐりますよね。

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ジーユー

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