約2時間新幹線に揺られ、京都駅に無事到着。そして、構内を歩く2人のうしろ姿からは、服好きであることがヒシヒシと伝わってきます。
M-1決勝での衣装に目を奪われたひとも少なくないはずです。山口さんは〈エンジニアド ガーメンツ〉のセットアップで、零士さんはオーダーでつくったという丈感が計算され尽くしたオレンジジャケット。
そんな服好きの2人がファッションの師とあがめるのが、いまはなき名店「原宿キャシディ」の八木沢さんです。
零士:もう丸パクリしてるんで、マジで。
山口:10年以上前なんですけど、俺らが吉本にいたときに、作家さんから「お前ら汚ねえんだよ」って言われて。当時は2人とも、舞台衣装を古着でやってたんだよな。それも、高ぇ古着な。
零士:で、どうするって雑誌見てたら、2人がかっこいいと思うやつが全部「原宿キャシディ」のものだったんです。
山口:モチロン.
零士:一旦行ってみるか、って行ったら、最強のおじいちゃんがいて(笑)
山口:そこで一気に取り込まれてな、俺らも。
零士:八木沢さんに言われたら、マジでそれは信頼できるっつーか。欲しい服で悩んでたけど、サイズが変だったら「買わないほうがいいですね」とか普通に言ってくれるんで。
山口:ちゃんとベストを選んでくれてね。
零士:「原宿キャシディ」が今年の1月で無くなっちゃったので、いまは全然買えてないですよ。これから、お金はいままでよりも入ってくるであろうと思うんです。でも路頭に迷ってます。買えてない。どうしたらいいんだっていう。
山口:2人で選ぶしかないもんな。
零士:山口に「これどう思う?」って相談したら「かっけー!」しか言わないから。絶対褒めてくれるから。
山口:タシカニ.