UTAのギャップが物語の残酷さを生む。
ー後半になるとお二人の関係性が明らかになってきますが、お互いに相手から受けた刺激や見どころはどこでしょうか?
*この先、ストーリーに関するネタバレが含まれます。
蒼井:UTAくんがガス人間をやってくれたことで、ほんとにみんなが助けられていて。8か月タフな現場でしたけど、新鮮な気持ちでこの現場を楽しんでくれていたから、UTAくんが来るとなんか新鮮な空気が入るんですよ。芝居としても、少年のようなキラキラした目の「レンおじさん」とガス人間の差をちゃんと作ってくれた結果、物語の残酷さを生んでくれた。それはUTAくんの大きな貢献だと思うし、現場での振る舞いにもみんな救われていたと思います。この映画のLINEグループがあるんですけど、そこにバーベキューやりましょうって言ってくれたりするから。
UTA: 皆さんに会いたいんですよ(笑)。自分の場合は毎日が勉強で、何かを得られたり学べたりする現場でしたが、中でも直接対面して演技するのは、幼い京子と(蒼井さん演じる)現在の京子とのシーンが一番多かったんです。先輩たちがカットの間にどう切り替えるのか、どうキャラクターに入っていくのかをしっかり目に焼き付けないといけないと意識していました。
7話で竹野内豊さん演じる森と蒼井さん演じる京子、そしてガス人間とが共演するシーンがあるんですけど、そこであることをしたあとに、京子が我に返るシーンがすごいんです。蒼井さんが叫ぶ時に、自分はガス人間だから本当は微動だにしてはいけないのに、一瞬、肩がびくっとなってしまって(笑)。声の通り方から違うなと怖すぎてびっくりして、鳥肌が立ちました。これがリアルだということを痛感させられました。撮影直前まで控え室で普通にママトークとかしていたのに(笑)。
ー蒼井さんもちょっとどうかしてると(笑)。
UTA: はい(笑)。ご覧の通り、今回個性的なキャラクターが多いので、勉強のために自分のシーンじゃなくても、なるべく現場に行くようにしていました。そういった個性的なキャラクターもぜひ楽しんでほしいです。
【UTA】〈ボッテガ・ヴェネタ〉ジャケット ¥579,700、シャツ ¥190,300、パンツ ¥220,000、タイ ¥61,600、シューズ ¥209,000(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン / 0120-60-1966)