今年も多種多様なジャンルのアーティストが出演する「THE CAMP BOOK」。前半では、フェスの仕掛け人である株式会社リペアの樋口さん、渡會さんに全貌を語ってもらいましたが、後半では「THE CAMP BOOK」の肝である出演アーティスト、さらに過去に「THE CAMP BOOK」を訪れたことのあるファッション業界の方々にも魅力を聞いてみました。
MURO(CAPTAIN VINYL)
人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?
いつか忘れてしまいましたが、フジロックに出演させていただいた時が人生で初めてのフェスでした。
行ってみてどうでしたか?
人の多さや会場のスケール、野外の気持ち良さ、ライブを通じての一体感など、すべてに驚かされました。
クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと野外フェスでのライブ、その違いについてどう感じていますか?
青空の下で太陽光を浴びながらするパフォーマンスは、何ものにも変えられません。
あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?
Lee Perry。
あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?
特にないです。
以前「THE CAMP BOOK」に参加した率直な感想を教えてください。
すごく楽しかったので、これからも積極的に参加したいです。
これまでもたくさんの音楽フェスに出演されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?
知り合いを含めて、魅力的な出演者が多いです。
どんなライブにしたいか、意気込みをお聞かせください。
今年もいい音をたくさんお届けしますので、ぜひぜひ楽しみにしていてください。
ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?
ライブでしか味わえない、一体感だと思います。
DJ NORI(CAPTAIN VINYL)
人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?
82年か83年に、夕張で開催されたジャズフェスティバルが人生初です。その時はハービー・ハンコック、ジミー・クリフを見に行きました。特にハービーのバンド、Rock ItのスクラッチDJとDSTがお目当てでした。
行ってみてどうでしたか?
音楽も天気も最高でした。
クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと野外フェスでのライブ、その違いについてどう感じていますか?
音響のセッティングもそうだし、野外は音楽的にも広がりがある。音楽もクラブとフェスは全然違うものだから、気持ちの切り替えもできるし、フェスはフェスの良さがあります。
あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?
フェスの色やジャンルによっても変わるので、特定するのは難しいですね。
あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?
山でのフェスは、ジャズとかディープハウスなど重たい感じで、海の場合は抜けてる感じが良い。バレアリックないまっぽいやつ。
以前「THE CAMP BOOK」に参加した率直な感想を教えてください。
第一印象はとてもおしゃれなパーティ。DJブースのコーディネートも他と違っているし、細部に配慮が行き届いたフードブースもいいですね。
これまでもたくさんの音楽フェスに出演されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?
上記の回答と同じです。
どんなライブにしたいか、意気込みをお聞かせください。
3回目の出演となりますが、前回とは場所も違いますし、感じ方が違うんじゃないかと。なので、より一層オーディエンスがハマる音楽を選んで盛り上げたいです。今回はMUROくんと一緒なので、CAPTAIN VINYLが普段やらないセットもやってみたい。
ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?
開放感。その一言に尽きます。
YonYon
人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?
閃光ライオット2010(2010年8月1日開催 東京ビッグサイト 野外ステージ)に友人が出演していたので、その応援に行きました。
行ってみてどうでしたか?
観客の熱気はもちろん、出演者のテンションもライブハウスとは違う感じがしました。夕日をバックにアコギ一本で臨むシンガーソングライターのライブを見た時は結構沁みたな。
クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと野外フェスでのライブ、その違いについてどう感じていますか?
屋内と野外それぞれ、感情のゴール地点が違うと思います。屋内は見える景色に限りがあるので、照明と演奏がピタッとハマる瞬間や、PAの力量で変化するボーカルの響きやVJのパフォーマンスなど、細かな差異で感動のベクトルが変わるのかなと。演者と会場側が作りあげるもの(感動)をオーディエンスが受動的に受け止めるイメージです。野外は見える景色が無限に広がっているので、同じ演者を観るにしても時間帯や天候に左右され、出演者も数多く、また音楽以外のコンテンツも充実しているので、自分がどの情報を受け入れるのかという選択肢が多い。そこには無数の感動が潜伏しているので、どちらかといえば野外フェスは能動的なイメージです。
あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?
音楽好きで、思いっきり楽しみたい人、すべてじゃないでしょうか。
あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?
Jay Prince「In the Morning」
「THE CAMP BOOK」に今回参加する率直な感想を教えてください。
都心部からのアクセスも良くて、家族と一緒に楽しめると思ったから。
これまでもたくさんの音楽フェスに出演されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?
今年初めて参加するのでまだわかりませんが、比較的まだ新しいフェスですので、色々なフェスを参考に良いものだけを集めて、つくり上げていることを期待しています。会場近隣に温泉施設がたくさんあるそうなので、早くお湯に浸かりたいです(笑)
どんなライブにしたいか、意気込みをお聞かせください。
“Be-In CAMPus=共に学び・共に遊ぼう”をコンセプトに掲げているので、家族連れの方も多いかと思います。なので、自分の個性を保ちつつオーディエンスに寄り添う選曲ができたらいいなと思っています。ゆる~く、一緒に踊りましょう!
ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?
体験と感動。そして一緒に来た人とつくりあげるたくさんの思い出。
mabanua
人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?
たしか1999年に開催された「FUJI ROCK」です。まだ、フェス文化がいまほどなく、中学生だったというのもあって洋楽好きな友達と興味本位で行ったのが最初ですね。
行ってみてどうでしたか?
当日はほとんど知らないアーティストばかりでしたが、ひたすら最前列で踊り狂いましたね。そこで、フェスというのは“今まで知らなかったアーティストに出会える場”ということを身をもって知りました。
クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと、野外フェスでのライブ。その違いについてどう感じていますか?
室内より音が大きく感じましたね。壁に反響する音に慣れていた分、際限なく空気に乗って広がっていく音の気持ち良さは、野外フェスならではかなと思います。
あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?
Red Hot Chili Peppersですかね。なんだかんだ、いままでフェスで一番目撃しているのがレッチリなので。
あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?
Fishboneの「Party At Ground Zero」です。タイトル通り、フェスは“Party At Ground Zero”だと思うので。
以前「THE CAMP BOOK」に参加した率直な感想を教えてください。
リラックスした雰囲気、余裕を持ったタイムテーブル。初めてフェスへ行く人にも不自由のないクオリティかなと。「THE CAMP BOOK」を入り口にして、他のいろんなフェスを開拓してみるのも面白いかなと思います。
これまでもたくさんの音楽フェスに出演されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?
詰め込みすぎていないところですね。あまり色々なものが乱立しすぎていると演奏する側も観る側も混乱してしまう。“あれも見たかったのに時間が被って観れなかった”とか、“人混みが凄すぎているだけで疲れる”とか。その楽しさももちろんありますが、犠牲になるものもある気がします(笑)
どんなライブにしたいか、その意気込みをお聞かせください。
バンド編成も回数を重ねるごとにすごく良い状態になっているので、「THE CAMP BOOK」で、リアルなmabanuaを体感してもらえたら嬉しいですね。
ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?
ピンポイントであれとかこれとかではなく、その場の空気をひたすら楽しむ。それに尽きると思います。
BASI
人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?
2004年にサマソニとSET STOCKに出演しました。それがはじめて行った音楽フェスです。
行ってみてどうでしたか?
N.E.R.Dのリハーサルを見学したこと、NASやJurassic5のステージを観たこと。あとは甲本ヒロトさんに写真を撮って頂いたこと。そういった衝撃の連続がいまも脳裏に深く刻まれています。
クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと、野外フェスでのライブ。その違いについてどう感じていますか?
クラブやライブハウスは日常であり、絶対に必要なもの。野外フェスは限られた勲章だと感じています。
あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?
CharaさんとPUSHIMさんですね。
あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?
Swallowtail Butterfly「~あいのうた~」
「THE CAMP BOOK」に今回参加する率直な感想を教えてください。
幅広い層の人たちが訪れるフェスということなので、今回参加させていただくことになりました。
これまでもたくさんの音楽フェスに出演されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?
たくさんのコンテンツが凝縮されているところ。
今年の「THE CAMP BOOK」はどんなライブにしたいか、意気込みをお聞かせください。
子どもから大人まで、少しでも音楽の良さを知ってもらえるようなライブをしたいですね。
ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?
開放感。
牧田耕平
人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?
18年前くらいのメタモルフォーゼか何かだったような気がします。
行ってみてどうでしたか?
すごく楽しかった印象です。
クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと、野外フェスでのライブ。その違いについてどう感じていますか?
両方ともいいところがあるような気がします。異なる一体感が生まれる様な感じがしますし、それぞれのグルーヴ感がぼくは好きですね。
あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?
電気グルーヴ。
あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?
んー、その時々なのでいちがいには言えないですね…。
以前「THE CAMP BOOK」に参加した率直な感想を教えてください。
すごく楽しかったです。いろんな人と会話しながらキャンプして語らい、いい曲を聴けるところがよかったです。
これまでも多くの音楽フェスに来場されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?
比べるということが自分あんまり好きではないのですが、アットホーム感が強いフェスで気兼ねなく楽しめるところかな。
今年の「THE CAMP BOOK」に期待することは?
今年は場所も変わるので変わった場所とイベントがどういうのがあるのか楽しみです!
ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?
愛ですかね。なんかみんなの愛がいっぱい詰まったもののような気がします。
ジェニファー・ラベニタス
人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?
約8~9年前に開催された「GO OUT CAMP」です。その時に在籍していたPR会社で某アウトドアブランドを担当していて、出店で参加したのが初めてです。そこからアウトドアやフェスに興味を持ちました。
行ってみてどうでしたか?
すべてが初めてだったので何をしても楽しかったのを覚えてます。終始ニヤニヤしていたかもです(笑)。あと、沖縄出身ということもあり、富士山の麓ってこんなに寒いんだと思って、大自然の威力を感じました。
クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと、野外フェスでのライブ。その違いについてどう感じていますか?
そんなに詳しくないですが、感覚的には音が全然違うなといつも思います。屋内だと会場が大、小で反響が違ったり、立っている位置で聴こえる感じが違ったり。野外の場合、それなりに大きくていい音響使うから音が良くて、個人的には外で聴く方が好きです。
あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?
長谷部敦さん (元GOODS PRESS編集長)ですね。いろんな角度からフェスを見ているのと、アーティストのライブを分析しているなあといつも感じています。
あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?
SPECIAL OTHERS。
以前「THE CAMP BOOK」に参加した率直な感想を教えてください。
昼間はゆっくりしながらライブを観に行ったり、ご飯食べたりして、いい時間が過ごせました。夜はCAPTAIN VAINLと石野卓球さんがプレイしていて、クラブ化した屋内会場もすごくよかったです!
これまでも多くの音楽フェスに来場されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?
会場がゆったりとした雰囲気で、すごくアットホームでした。テントを張る場所も他のフェスと比べて、窮屈じゃないところ!
今年の「THE CAMP BOOK」に期待することは?
前回のようないいバイブスと空気を吸って、また仕事がんばろうと思います! 駐車場から会場まで近くなってるといいなー。
ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?
大自然と音楽をいっぱい吸収してパワーアップできる!