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今年も多種多様なジャンルのアーティストが出演する「THE CAMP BOOK」。前半では、フェスの仕掛け人である株式会社リペアの樋口さん、渡會さんに全貌を語ってもらいましたが、後半では「THE CAMP BOOK」の肝である出演アーティスト、さらに過去に「THE CAMP BOOK」を訪れたことのあるファッション業界の方々にも魅力を聞いてみました。

MURO(CAPTAIN VINYL)

日本が世界に誇るKing Of Diggin。世界一のDiggerとしてプロデュースやDJをアンダーグラウンドからメジャーまで幅広くこなすレジェンド。現在もレーベルオフィシャルMIXを数多くリリースし、国内外において絶大な支持を得ている。また、新レーベル「TOKYO RECORDS」のプロデューサーにも名を連ね、カバーアルバム『和音』をリリースするなど、多岐に渡るフィールドで最もその動向が注目されている。
www.instagram.com/dj_muro

人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?

いつか忘れてしまいましたが、フジロックに出演させていただいた時が人生で初めてのフェスでした。

行ってみてどうでしたか?

人の多さや会場のスケール、野外の気持ち良さ、ライブを通じての一体感など、すべてに驚かされました。

クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと野外フェスでのライブ、その違いについてどう感じていますか?

青空の下で太陽光を浴びながらするパフォーマンスは、何ものにも変えられません。

あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?

Lee Perry。

あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?

特にないです。

以前「THE CAMP BOOK」に参加した率直な感想を教えてください。

すごく楽しかったので、これからも積極的に参加したいです。

これまでもたくさんの音楽フェスに出演されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?

知り合いを含めて、魅力的な出演者が多いです。

どんなライブにしたいか、意気込みをお聞かせください。

今年もいい音をたくさんお届けしますので、ぜひぜひ楽しみにしていてください。

ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?

ライブでしか味わえない、一体感だと思います。

DJ NORI(CAPTAIN VINYL)

DJ歴40年近いキャリアを持ついまもなお、音楽のみならずあらゆるカルチャーシーンで未だ精力的に活動を続けており、音楽へのアプローチや表現方法を知る唯一無二のDJとして、世界の至宝と評価されているレジェンド。
www.instagram.com/norihisamaekawa

人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?

82年か83年に、夕張で開催されたジャズフェスティバルが人生初です。その時はハービー・ハンコック、ジミー・クリフを見に行きました。特にハービーのバンド、Rock ItのスクラッチDJとDSTがお目当てでした。

行ってみてどうでしたか?

音楽も天気も最高でした。

クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと野外フェスでのライブ、その違いについてどう感じていますか?

音響のセッティングもそうだし、野外は音楽的にも広がりがある。音楽もクラブとフェスは全然違うものだから、気持ちの切り替えもできるし、フェスはフェスの良さがあります。

あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?

フェスの色やジャンルによっても変わるので、特定するのは難しいですね。

あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?

山でのフェスは、ジャズとかディープハウスなど重たい感じで、海の場合は抜けてる感じが良い。バレアリックないまっぽいやつ。

以前「THE CAMP BOOK」に参加した率直な感想を教えてください。

第一印象はとてもおしゃれなパーティ。DJブースのコーディネートも他と違っているし、細部に配慮が行き届いたフードブースもいいですね。

これまでもたくさんの音楽フェスに出演されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?

上記の回答と同じです。

どんなライブにしたいか、意気込みをお聞かせください。

3回目の出演となりますが、前回とは場所も違いますし、感じ方が違うんじゃないかと。なので、より一層オーディエンスがハマる音楽を選んで盛り上げたいです。今回はMUROくんと一緒なので、CAPTAIN VINYLが普段やらないセットもやってみたい。

ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?

開放感。その一言に尽きます。

YonYon

ソウル生まれ東京育ちというバックグラウンドを持ち、DJ、プロモーター、音楽プロデューサー、シンガー、ラジオDJとしてマルチに活動中。また、日韓を繋ぐプロジェクト「 THE LINK」のディレクションや、InterFM897「Tokyo Scene」のラジオパーソナリティーも担当している。www.instagram.com/yonyon

人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?

閃光ライオット2010(2010年8月1日開催 東京ビッグサイト 野外ステージ)に友人が出演していたので、その応援に行きました。

行ってみてどうでしたか?

観客の熱気はもちろん、出演者のテンションもライブハウスとは違う感じがしました。夕日をバックにアコギ一本で臨むシンガーソングライターのライブを見た時は結構沁みたな。

クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと野外フェスでのライブ、その違いについてどう感じていますか?

屋内と野外それぞれ、感情のゴール地点が違うと思います。屋内は見える景色に限りがあるので、照明と演奏がピタッとハマる瞬間や、PAの力量で変化するボーカルの響きやVJのパフォーマンスなど、細かな差異で感動のベクトルが変わるのかなと。演者と会場側が作りあげるもの(感動)をオーディエンスが受動的に受け止めるイメージです。野外は見える景色が無限に広がっているので、同じ演者を観るにしても時間帯や天候に左右され、出演者も数多く、また音楽以外のコンテンツも充実しているので、自分がどの情報を受け入れるのかという選択肢が多い。そこには無数の感動が潜伏しているので、どちらかといえば野外フェスは能動的なイメージです。

あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?

音楽好きで、思いっきり楽しみたい人、すべてじゃないでしょうか。

あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?

Jay Prince「In the Morning」

「THE CAMP BOOK」に今回参加する率直な感想を教えてください。

都心部からのアクセスも良くて、家族と一緒に楽しめると思ったから。

これまでもたくさんの音楽フェスに出演されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?

今年初めて参加するのでまだわかりませんが、比較的まだ新しいフェスですので、色々なフェスを参考に良いものだけを集めて、つくり上げていることを期待しています。会場近隣に温泉施設がたくさんあるそうなので、早くお湯に浸かりたいです(笑)

どんなライブにしたいか、意気込みをお聞かせください。

“Be-In CAMPus=共に学び・共に遊ぼう”をコンセプトに掲げているので、家族連れの方も多いかと思います。なので、自分の個性を保ちつつオーディエンスに寄り添う選曲ができたらいいなと思っています。ゆる~く、一緒に踊りましょう!

ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?

体験と感動。そして一緒に来た人とつくりあげるたくさんの思い出。

mabanua

ドラマー、プロデューサー、シンガー。ブラック・ミュージックのフィルターを通しながらもジャンルに捉われないアプローチで全ての楽器を自ら演奏し、国内外のアーティストとコラボして作り上げたアルバムが世界各国で話題に。また、プロデューサーとして100曲以上の楽曲を手がけ、多数のCM楽曲や映画、ドラマ、アニメの劇伴も担当。
www.instagram.com/mabanuainsta

人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?

たしか1999年に開催された「FUJI ROCK」です。まだ、フェス文化がいまほどなく、中学生だったというのもあって洋楽好きな友達と興味本位で行ったのが最初ですね。

行ってみてどうでしたか?

当日はほとんど知らないアーティストばかりでしたが、ひたすら最前列で踊り狂いましたね。そこで、フェスというのは“今まで知らなかったアーティストに出会える場”ということを身をもって知りました。

クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと、野外フェスでのライブ。その違いについてどう感じていますか?

室内より音が大きく感じましたね。壁に反響する音に慣れていた分、際限なく空気に乗って広がっていく音の気持ち良さは、野外フェスならではかなと思います。

あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?

Red Hot Chili Peppersですかね。なんだかんだ、いままでフェスで一番目撃しているのがレッチリなので。

あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?

Fishboneの「Party At Ground Zero」です。タイトル通り、フェスは“Party At Ground Zero”だと思うので。

以前「THE CAMP BOOK」に参加した率直な感想を教えてください。

リラックスした雰囲気、余裕を持ったタイムテーブル。初めてフェスへ行く人にも不自由のないクオリティかなと。「THE CAMP BOOK」を入り口にして、他のいろんなフェスを開拓してみるのも面白いかなと思います。

これまでもたくさんの音楽フェスに出演されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?

詰め込みすぎていないところですね。あまり色々なものが乱立しすぎていると演奏する側も観る側も混乱してしまう。“あれも見たかったのに時間が被って観れなかった”とか、“人混みが凄すぎているだけで疲れる”とか。その楽しさももちろんありますが、犠牲になるものもある気がします(笑)

どんなライブにしたいか、その意気込みをお聞かせください。

バンド編成も回数を重ねるごとにすごく良い状態になっているので、「THE CAMP BOOK」で、リアルなmabanuaを体感してもらえたら嬉しいですね。

ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?

ピンポイントであれとかこれとかではなく、その場の空気をひたすら楽しむ。それに尽きると思います。

BASI

1998年に韻シストを結成し、結成20年目に突入。2011年に自身のレーベル「BASIC MUSIC」を設立し、2017年に5枚目のソロアルバム『LOVEBUM』を、翌年8月には8枚目となるフルアルバム『IN-FINITY』をリリース。最近ではCHARA、LUCKY TAPESなどの作品にMC(ラッパー)として参加している。
www.instagram.com/basirap

人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?

2004年にサマソニとSET STOCKに出演しました。それがはじめて行った音楽フェスです。

行ってみてどうでしたか?

N.E.R.Dのリハーサルを見学したこと、NASやJurassic5のステージを観たこと。あとは甲本ヒロトさんに写真を撮って頂いたこと。そういった衝撃の連続がいまも脳裏に深く刻まれています。

クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと、野外フェスでのライブ。その違いについてどう感じていますか?

クラブやライブハウスは日常であり、絶対に必要なもの。野外フェスは限られた勲章だと感じています。

あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?

CharaさんとPUSHIMさんですね。

あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?

Swallowtail Butterfly「~あいのうた~」

「THE CAMP BOOK」に今回参加する率直な感想を教えてください。

幅広い層の人たちが訪れるフェスということなので、今回参加させていただくことになりました。

これまでもたくさんの音楽フェスに出演されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?

たくさんのコンテンツが凝縮されているところ。

今年の「THE CAMP BOOK」はどんなライブにしたいか、意気込みをお聞かせください。

子どもから大人まで、少しでも音楽の良さを知ってもらえるようなライブをしたいですね。

ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?

開放感。

牧田耕平

1975年生まれ、大阪府出身。1999年に自身がディレクターを務める〈モーティブ(MOTIVE)〉をスタート。ブランドを休止後、2009年に拠点を大阪へ移し、ファッションブランドの集合体である〈ザ ユニオン(THE UNION)〉を始動。現在も大阪でブランドの舵取りを行うとともに、様々なカルチャーを発信している関西の重要人物。
www.instagram.com/blueclass

人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?

18年前くらいのメタモルフォーゼか何かだったような気がします。

行ってみてどうでしたか?

すごく楽しかった印象です。

クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと、野外フェスでのライブ。その違いについてどう感じていますか?

両方ともいいところがあるような気がします。異なる一体感が生まれる様な感じがしますし、それぞれのグルーヴ感がぼくは好きですね。

あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?

電気グルーヴ。

あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?

んー、その時々なのでいちがいには言えないですね…。

以前「THE CAMP BOOK」に参加した率直な感想を教えてください。

すごく楽しかったです。いろんな人と会話しながらキャンプして語らい、いい曲を聴けるところがよかったです。

これまでも多くの音楽フェスに来場されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?

比べるということが自分あんまり好きではないのですが、アットホーム感が強いフェスで気兼ねなく楽しめるところかな。

今年の「THE CAMP BOOK」に期待することは?

今年は場所も変わるので変わった場所とイベントがどういうのがあるのか楽しみです!

ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?

愛ですかね。なんかみんなの愛がいっぱい詰まったもののような気がします。

ジェニファー・ラベニタス

国内外のブランドのプレス業務を行うPR会社「4K」の名物プレス。生粋のアウトドア好きであり、休日はキャンプや外遊びにいくのが趣味。また最近は仕事の傍ら、渋谷の新名所「渋谷ブリッジ」内にある「NO RULES」で週一回、スナックのママも兼任。
www.instagram.com/jenniferrabenitas

人生ではじめて行った音楽フェスは何ですか?

約8~9年前に開催された「GO OUT CAMP」です。その時に在籍していたPR会社で某アウトドアブランドを担当していて、出店で参加したのが初めてです。そこからアウトドアやフェスに興味を持ちました。

行ってみてどうでしたか?

すべてが初めてだったので何をしても楽しかったのを覚えてます。終始ニヤニヤしていたかもです(笑)。あと、沖縄出身ということもあり、富士山の麓ってこんなに寒いんだと思って、大自然の威力を感じました。

クラブやライブハウスなどの屋内で行うライブと、野外フェスでのライブ。その違いについてどう感じていますか?

そんなに詳しくないですが、感覚的には音が全然違うなといつも思います。屋内だと会場が大、小で反響が違ったり、立っている位置で聴こえる感じが違ったり。野外の場合、それなりに大きくていい音響使うから音が良くて、個人的には外で聴く方が好きです。

あなたにとって“もっとも音楽フェスらしい”人は誰ですか?

長谷部敦さん (元GOODS PRESS編集長)ですね。いろんな角度からフェスを見ているのと、アーティストのライブを分析しているなあといつも感じています。

あなたにとって“フェスに行きたくなる(感じる)曲”は何ですか?

SPECIAL OTHERS。

以前「THE CAMP BOOK」に参加した率直な感想を教えてください。

昼間はゆっくりしながらライブを観に行ったり、ご飯食べたりして、いい時間が過ごせました。夜はCAPTAIN VAINLと石野卓球さんがプレイしていて、クラブ化した屋内会場もすごくよかったです!

これまでも多くの音楽フェスに来場されていると思いますが、他のフェスと比べて、より「THE CAMP BOOK」が魅力的に感じる部分はどんなところですか?

会場がゆったりとした雰囲気で、すごくアットホームでした。テントを張る場所も他のフェスと比べて、窮屈じゃないところ!

今年の「THE CAMP BOOK」に期待することは?

前回のようないいバイブスと空気を吸って、また仕事がんばろうと思います! 駐車場から会場まで近くなってるといいなー。

ずばり、野外音楽フェスの醍醐味とは?

大自然と音楽をいっぱい吸収してパワーアップできる!

THE CAMP BOOK 2019

日程:6月8日(土)、6月9日(日)
会場:富士見高原リゾート
住所:長野県諏訪郡富士見町境12067
出演アーティスト:
6月8日(土)
PUFFY / 在日ファンク / eastern youth / 藤原さくら / 折坂悠太(合奏)
HAWAIIAN6 / TURTLE ISLAND / T字路s / 柳家睦とラットボーンズ
BASI / 唾奇×HANG / U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS
OMK(YOUNG-G・MMM・Soi48) / MONAURAL MINI PLUG
珍盤亭娯楽師匠(DJwaterdamage) / YonYon / 梅垣義明

TCB DISCO(※2日通し券をお持ちの方のみ参加可能)
石野卓球 / CAPTAIN VINYL(DJ NORI+MURO) / NOEL & GALLAGHER / dj sleeper

6月9日(日)
SPECIAL OTHERS ACOUSTIC / LITTLE TEMPO / mabanua / 前野健太
TOKYO No.1 SOUL SET / OLEDICKFOGGY / カネコアヤノ / OGRE YOU ASSHOLE
Mari kaneko Presents 5th Element Will / タテタカコ

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