CLOSE
FEATURE
男たちはなぜ、フランク・リーダーを愛したのか。
Why did men love Frank Leder?

男たちはなぜ、フランク・リーダーを愛したのか。

フランク・リーダーが日本に紹介されて15年が経った。6月、デザイナー本人が来日したタイミングで、エージェントの「マッハゴーゴー」は秋冬の新作をずらりと揃えてショールームを開放した。プレスの三浦理恵子さんは「〈フランク リーダー〉は口コミで一人、二人とファンが広がっていったブランドです。カスタマーやショップスタッフがデザイナーとじっくり膝を付き合わせることのできるこのようなイベントが、このブランドにはふさわしいと予てから考えていました」と話す。アットホームな空気に包まれたこのイベントの模様をリポートする。

  • Photo_Kota Yagi
  • Text_Kei Takegawa
  • Edit_Ryo Muramatsu

テーマは「the hermit:Kammer」。
2019-20年秋冬コレクションのキーアイテム。

〈フランク リーダー〉を象徴するジャーマンレザーのジャケット。ドイツのワーカーがレザージャケットの代わりに羽織った高密度、かつ肉厚なモールスキンがそのルーツ。なんと、ご覧のように自立する。¥88,000+TAX

〈アウターとして成立する存在感がある手織りウールのロングカーディガン。今シーズンのコンセプトに据えたハーミットの世界観を色濃く反映させた一着。¥68,000+TAX

デザイナー本人も満足の出来栄えと語る、一から織り上げたローデンウールのトラウザー。ヴィンテージのサスボタンと右フロントのキーフックもこだわりのディテール。¥43,000+TAX

バルト海沿岸で昔ながらの牧羊を続ける羊飼いから仕入れたウールを、ドイツ伝統のシンプルな編み模様で仕上げたハンドニット。¥78,000+TAX

デザイナー本人のお気に入りがジャーマンレザーを新色のグリーンで染めたこちらのフーデットコート。4つのベローズポケットが男臭さを加速させる。¥168,000+TAX

PROFILE

フランク・リーダー

1974年生まれ。ドイツ・ニュルンベルグ出身。セントマーチン美術大学校修士課程在学中にブランドを立ち上げる。2002年に活動拠点をベルリンに移し、フィジカル、メンタルともにMADE IN GERMANYにこだわったものづくりを行っている。

INFORMATION

マッハ55リミテッド

電話:03-5413-5530
www.mach55.com
www.frank-leder.com

このエントリーをはてなブックマークに追加