STORY
主人公の少年タロウには名前がない。戸籍すらなく、一度も学校に通ったことがない。そんな “何者でもない” タロウには、エージ、スギオという高校生の仲間がいる。エージ、スギオはそれぞれやるせない悩みを抱えているが、なぜかタロウとつるんでいるときは心を解き放たれる。大きな川が流れ、頭上を高速道路が走り、空虚なほどだだっ広い町を、3人はあてどなく走り回り、その奔放な日々に自由を感じている。しかし、偶然にも一丁の拳銃を手に入れたことをきっかけに、彼らはそれまで目を背けていた過酷な現実に向き合うこととなる…。
PROFILE
1993年2月21日生まれ、大阪府出身。2009年、ドラマ「仮面ライダーW」(EX)でデビュー。映画『共喰い』(13)、『そこのみにて光輝く』(14)などの演技で注目を浴び、『あゝ、荒野』(17)で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。そのほか報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞、毎日映画コンクール、キネマ旬報ベスト・テンといった映画賞でも主演男優賞を総ナメにする。近年の主な映画出演作は『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、『溺れるナイフ』(16)、『セトウツミ』(16)、『二重生活』(16)、『キセキ -あの日のソビト-』(17)、『帝一の國』(17)、『銀魂』(17・18)、『火花』(17)、『となりの怪物くん』(18)、『生きてるだけで、愛。』(18)など。最新作に『アルキメデスの大戦』(19)、『糸』(20/4月24日公開)がある。
PROFILE
1993年2月7日生まれ。東京都出身。2006年に俳優デビュー。『桐島、部活やめるってよ』 (12)、『私の男』(14)、『あん』(15)などの話題作に相次いで起用され、16年のTVドラマ「ゆとりですがなにか」(NTV)ではゆとりモンスター山岸を演じ注目を浴びる。また、深田晃司監督作品の常連で、『ほとりの朔子』(14)、『淵に立つ』(17)、『海を駆ける』 (18)に出演。近年の主な映画出演作は『アズミ・ハルコは行方不明』(16)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(16)、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(16)、『南瓜とマヨネーズ』(17)、『ポンチョに夜明けの風はらませて』(17)、『来る』(18)、『母さんがどんなに嫌いでも』(18)、『きばいやんせ、私!』(19)、『町田くんの世界』(19)など。公開待機作に『静かな雨』(20年公開予定)がある。

同い年のふたり、
それぞれのスタイル。
ー 菅田さんは、さすがのパジャマスタイルで。
菅田:え、さすがですか? やった褒められた。今日カジュアルでって言われたからね。なんならパンイチで行こうかと思ってたくらい。太賀、お前が間違ってんだからな。
仲野:(笑)
ー 太賀さんはシックな装いですね。いつも自然なヘアスタイルに、若干オーバーサイズのシャツをカチッと着こなしてるイメージがあります。
菅田:そう! ずるいんですよ。
仲野:ずるいの意味が全然わかんない。
菅田:こういうのが一番モテる。かっこいいんすよ。
ー 太賀さん、モテようとしてるんですか?
仲野:いやいやそれは…はい、モテようとしてるってことです(笑)。
菅田:わ!そうか、太賀モテようとしてんのか!(笑) まあこいつのモテは奥が深いですからね、それはまた後日にでも。
