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新生カリマーについて語り尽くす。
Talk About Brand New karrimor

新生カリマーについて語り尽くす。

2019年秋からヘッドオフィスを東京へと移し、ブランドとして新たなステージへと歩みを始めた〈カリマー〉。1946年に創業し、イギリスを代表するアウトドアメーカーとして多くのアルピニストはもちろん、ハイキングから街使いまで、幅広い層に親しまれてきた老舗アウトドアメーカーは、体制の変更によって何が引き継がれ、何が変わっていくのか。ブランドの生き字引ともいえる松澤篤雄さんと、マーケティング担当の稲田里樹さんに、〈カリマー〉のこれまでとこれからについてお話を伺いました。

  • Photo_Ayako Koike
  • Text_Issey Enomoto
  • Edit_Hiroshi Yamamoto

新生〈カリマー〉は
日本から世界へ発信。

ー 続いて、稲田さんにうかがいます。〈カリマー〉は2019年秋から東京に拠点を移し、ブランドとして新たなスタートを切るそうですが、何がどう変わるのか、教えていただけますか。

稲田:端的にいうと、ブランドの体制が変わります。今後、〈カリマー〉のブランディングは日本が舵取りしていくことになり、私たちが日本国内だけでなく全世界のマーケットに向けて商品を発信していくことになりました。

ブランドの原点“carry more”に
立ち戻る。

ー 新生〈カリマー〉は、ブランドとしてどういったところを目指していくのでしょうか?

稲田:先ほど松澤から〈カリマー〉の語源が“carry more”であることをお伝えしましたが、私たちが目指すのは、今一度その原点に立ち戻ることです。

現代社会において、“carry more”すなわち“より多く運ぶ”とはどういったことを意味するのか? それは、動力に頼らない歩行時の移動が、より快適に、よりアクティブにいられる装備であること。そのことを再定義し、現代風にアレンジすることを意識してモノづくりを行っていきます。その概念は、リュックサックだけでなく、ウェアにも踏襲されています。

性格の異なる4つのラインを展開。

ー どういったラインで展開していくのでしょうか?

稲田:〈カリマー〉は今季から、既存で展開しているトレッキングライン『explore(エクスプローラー)』とライフスタイル提案の『life(ライフ)』という2つのラインに加え、それぞれのトップレンジの『ultimate(アルティメイト)』と『aspire(アスパイア)』をローンチし、4つのラインを軸に商品を展開していきます。〈カリマー〉にとっての新たな挑戦が始まりました。2019年 9月12日にローンチします。

まず、『ultimate』は国内外で活動するクライマーと協業し、多様化する現代のクライミングにふさわしい究極の装備を追求するラインです。それはアルピニズムを引き継ぐ〈カリマー〉の原点でもあります。

続いて『explore』は山を楽しむ登山家に向けたトレッキングのラインです。『ultimate』で培った技術をフィードバックしていきます。

新しく登場する『aspire』は〈カリマー〉にとって今までになかったチャレンジングなコレクションです。コンセプトとしては、リュックサックをアイデンティティとする〈カリマー〉ならではの提案で、『背負う姿』の美しさにこだわりながら、移動装備におけるファッション性を追求しています。

『life』はその名の通りライフスタイル向けのライン。いわば日常における移動装備の再定義です。

ー 数多くのブランドがひしめくなか、〈カリマー〉らしさはどういったところにあると考えていますか? 稲田さんが考える今後の〈カリマー〉像を教えてください。

稲田:リュックサックを軸にした製品づくりは〈カリマー〉の独自性だと思います。“carry more”の哲学や、これまで培ってきた技術はきちんと継承しながら、現代のアウトドアやライフスタイルにふさわしい商品を展開していきたいと考えていますので、これからの〈カリマー〉にぜひご期待ください。

INFORMATION

カリマーインターナショナル

電話:03-3221-6883
www.karrimor.jp