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デザインとパフォーマンスの融合。ファッションデザイナーが語るジグキネティカの秘めたる可能性。Vol.01
Featuring ZIG KINETICA CONCEPT_TYPE 1

デザインとパフォーマンスの融合。ファッションデザイナーが語るジグキネティカの秘めたる可能性。Vol.01

アスリートのパフォーマンスを最大限発揮するために、スポーツブランドはプロダクトにさまざまな技術をつぎ込んでいます。〈リーボック(Reebok)〉からリリースされた「ジグキネティカ コンセプトタイプ 1(ZIG KINETICA CONCEPT TYPE 1)」もそのひとつ。とあるマラソン大会で着用禁止のルールが出るほど高い性能を誇った「ジグ テック(ZIG TECH)」の後継モデルとして誕生しました。デザインを手がけたのは、このブランドと蜜月関係を築く「ガーブストア」のイアン・ペイリー。パフォーマンス性能と、スタイリッシュなデザイン性を兼ね備えたこのニューモデルを、過去に〈リーボック〉とコラボレートしたファッションデザイナーに検分してもらいました。今回は〈ウィズ リミテッド〉の下野宏明さんが登場。大のスポーツ好きとしても知られる彼の目に、このアイテムはどのように映ったのでしょうか。

  • Photo_Fumihiko Ikemoto
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Hiroshi Yamamoto

リーボックは斬新なデザインと画期的なテクノロジーを
持っている。

ー 〈ウィズ リミテッド〉で「ポンプフューリー」のコラボレートモデルを過去にリリースしていました。

下野:ミタスニーカーズの国井くんから声をかけてもらって、「ポンプフューリー」に限らず何度か〈リーボック〉とコラボさせてもらいました。自分がポンプ好きということもあって、お話をいただくときはポンプシリーズをやらせてもらうことが多いですね。

ー デザインをするときにどんなことを意識しましたか?

下野:パッと見たときにうちのブランドとのコラボだというのがわかるように。ベタなワントーンものはうちがやることではないので、自分なりに構築してつくるようにしています。

この日下野さんが履いていたのはこちらの記事でも紹介した「インスタポンプフューリーブースト」。

ー そもそも〈リーボック〉というブランドに対してどんな印象をお持ちですか?

下野:すごく画期的なアイテムをリリースしますよね。ぼくが〈リーボック〉を好きになったのは「ポンプフューリー」がきっかけなんです。当時はほかのブランドのシューズが流行っていたんですが、そのときにぼくはポンプを履いてました。

ー どうして「ポンプフューリー」を選んだんですか?

下野:雑誌ではじめて見たときにすごい衝撃を受けて。でも当時はまだ日本に入ってなくて、ぼくはワールドスポーツプラザというお店で働いていたんですけど、買い付けに行く人に「買ってきてください」とお願いして、ようやく手に入れたのを覚えてます。

あとはNBAにディー・ブラウンっていう選手がいたんですけど、彼もポンプのバッシュを履いていて、そういうカルチャーにも影響を受けてます。

いまでこそ〈リーボック〉を代表するひとつのモデルになってますけど、当時は「なんでこんな変な靴が欲しいの?」って聞かれたりもして。ちょっと周りがザワついてた記憶もありますね(笑)。それくらい斬新なデザインだと思うし、ポンプシステムも革新的でした。ぼくはポンプのテニスシューズも履いてて、それは街で誰とも被らなかったですね。

ー 当時のメインストリームからは少し離れたモデルだったと。

下野:ぼくは天邪鬼だから、トレンドとは違うアイテムを選ぶ感覚があります。流行に縛られずに本当に好きなものを探して、納得してチョイスしたいんです。

INFORMATION

リーボック オンラインショップ

reebok.jp

リーボック アディダスグループお客様窓口

電話:0570-033-033(電話受付 平日9:30~18:00)

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