「フイナム」が様々なブランドやヒトと
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アスリートのパフォーマンスを最大限発揮するために、スポーツブランドはプロダクトにさまざまな技術をつぎ込んでいます。〈リーボック（Reebok）〉からリリースされた「ジグキネティカ コンセプトタイプ 1（ZIG KINETICA CONCEPT TYPE 1）」もそのひとつ。とあるマラソン大会で着用禁止のルールが出るほど高い性能を誇った「ジグ テック（ZIG TECH）」の後継モデルとして誕生しました。デザインを手がけたのは、このブランドと蜜月関係を築く「ガーブストア」のイアン・ペイリー。パフォーマンス性能と、スタイリッシュなデザイン性を兼ね備えたこのニューモデルを、過去に〈リーボック〉とコラボレートしたファッションデザイナーに検分してもらいました。今回は〈ウィズ リミテッド〉の下野宏明さんが登場。大のスポーツ好きとしても知られる彼の目に、このアイテムはどのように映ったのでしょうか。
ー 今後〈リーボック〉に期待することはありますか？
下野：服でもスニーカーでも独自のものがないとつまらないですよね。そのブランドがやる意味のあることをしないと、せっかくデザインしたものも活きてこない。さっきも話しましたけど、〈リーボック〉のアイテムってデザインが画期的だし変わってますよね。他のブランドとはちょっと違うと思うんです。ぼくはそれでいいと思う。賛否両論あると思うんですけど、それはブランドらしさがあることの証明だし、そういう個性が大事なので、もっともっと変なデザインのスニーカーを出してほしいですね（笑）。自分が想像できなかったものというか。
ー それこそ、はじめて「ポンプフューリー」を見たときの衝動のような。
下野：そうですね。ああいう衝撃的なアイテムをつくれるブランドってなかなかないので。現場に合わせずにもっともっと独自の道を歩んでほしいです。
