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FEATURE
好きなものを着るというパワー! スター・ウォーズカスタムオーダーシャツの日常着への落とし込み方。
MAY THE FORCE BE WITH YOU AND YOUR SHIRT

好きなものを着るというパワー! スター・ウォーズカスタムオーダーシャツの日常着への落とし込み方。

いよいよ12月20日(金)に全世界同時公開される、映画完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。カレンダーのこの日付に印をつけている人も多いのではないでしょうか。この映画の公開を記念して、「STAR WARS CUSTOM COLLECTION by ORIGINAL STITCH」と題したオンラインサービスが12月13日(金)にローンチされます。これは、『スター・ウォーズ』のキャラクターが柄になった生地を使って、自分好みのシャツをオンラインオーダーできるというもの。今回、このサービスを通じて3枚のシャツをつくってくれたのは、ファッション業界きってのスター・ウォーズ通として知られる「ディストリクト ユナイテッドアローズ」の森山真司さん。氏曰く「これまでTシャツはたくさん見てきたけど、シャツはなかったのでうれしい」とのこと。“自称ジェダイ”と名乗る森山さんは、“フォース”を使って(?)どのようなシャツをオーダーしたのでしょうか?

  • Photo_Masataka Nakada
  • Text_Yuichiro Tsuji
  • Edit_Shinri Kobayash

PROFILE

森山真司
ディストリクト ユナイテッドアローズ

1968年生まれ、長崎県出身。キャットストリートにある名店「ディストリクト ユナテッドアローズ」の名物セールスパーソン。無類の『スター・ウォーズ』好きとしても知られる。フイナムのブログメンバーとしてもおなじみの自称ジェダイ。

好きすぎてひとつに絞るのがむずかしい。

ー 今回、『スター・ウォーズ』の柄を取り入れたオーダーメイドシャツのサービスがローンチされました。森山さんは普段からこの映画のウェアを着ることがあるそうですね。

森山:なんのために着るかといえば、やっぱり自分が楽しいからなんです。服って自分の気分を上げるために着るものだと思います。「このブランドが好き」「このデザイナーが好き」っていうのももちろん素敵なことだと思いますし、一方でぼくのように「スター・ウォーズが好き」っていうのもあっていいはずです。好きな作品だから身につけていると上がるじゃないですか。表には出てないけど、シャツの下に『スター・ウォーズ』のプリントTシャツを着ているとか。それだけでも気分が変わりますよね。

この日、着用してもらった1枚は、アクバー提督の総柄シャツ。

ー森山さんが『スター・ウォーズ』にはじめて触れたのは、78年公開の『新たなる希望』ですか?

森山:そうですね。小学校4年生のときに公開されて、それが本当に衝撃的で。それまではテグスを使って飛行船を飛ばすみたいな映像がほとんどだったんです。唯一『2001年宇宙の旅』がちゃんとリアリティを追求していたんですが、子供のぼくにはすこし物足りなかった。それもあって『スター・ウォーズ』にすごい夢中になったんですよ。いまはその気持ちのまま、小学生のまま大人になってますね(笑)。

ー もともとSFものがお好きだったんですか?

森山:仮面ライダーやウルトラマンを見て育ってましたから下地はありました。でも、『スター・ウォーズ』は子供騙しの映像じゃなかったですね。ストーリーも世界各国の神話をベースにしていたり、テーマにあるのは普遍的でどんな人でも共感できる内容。それでありながら、子供心をくすぐるワクワク感をちゃんと取り入れられている。つくっているスタッフの方々がオタク気質なので、掘れば掘るほどマニアックな部分も出てくる。だから本当にいろんなファンを取り込んでるんです。

ー 出てくる宇宙船などにきちんと汚しの加工がしてあって、当時はそうした部分に驚いた人もいたようですね。

森山:画期的でしたね。使い古された宇宙船というのがはじめてでしたし。デザインも、プラモデル好きな人たちが集まってつくられているので、リアリティがあるしユニークでした。

ー 登場人物も多彩ですよね。人間はもちろん、宇宙人も多種多様で。

森山:そうですね。マイノリティに対する見方を変えてくれた映画かもしれないです。

ー 好きなキャラクターはいるんですか?

森山:それ、よく聞かれるんですけど、ワンシーンしか出てこないようなキャラクターでも好きなやつがいっぱいいるんです(笑)。だからもう好きすぎて選べないんですよ…。ただ、ぼくはおもちゃを集めていて、人間のキャラクターはフィギアなどにするとリアリティが薄まってしまうんです。だからマスクを被っているキャラクターとか、ドロイド、クリーチャーを好きになる傾向があるみたいですね。

森山さんの私物であるストームトルーパーのヘルメット。
中は自分の頭の形にフィットするように、きちんと補正がしてある。

前作の公開時は上のヘルメットを被ってスター・ウォーズ好きの仲間たちと一緒に映画を観にいったそうだ。

ー グッズはどんなものを集めているんですか?

森山:最近は子供の頃に見た撮影のプロップとかに興味が出てます。あとはむかしに比べるとテクノロジーが進歩しているので、モデリングの精度もすごくあがってるんです。だからリアリティのあるプラモデルとかをつくるのにハマってますね。

ー 家にどのくらいあるんですか?

森山:表に出しているのは一部だけです。

ー 出してないやつもあるんですね(笑)。

森山さんのご自宅のコレクション。「この年代になってくると、『家族に捨てろと言われた』と言って
仲間たちからぼくのところにグッズが集まってくるんです」と森山さん。

森山:もちろんあります(笑)。つい先日も他誌で取材をしていただいて。部屋に棚をつくってそこにプラモデルなどを飾ってます。知人からは“神棚”って呼ばれてます。細かいアイテムに関しては、インテリアとして使いづらくなってきて処分したものもありますね。

たとえば、ぼくが小学生のときに瓶のコカ・コーラが自動販売機で売ってたんです。当時王冠の裏側にスター・ウォーズのグラフィックが描かれていたんですよ。子供ながらにそれを集めたい気持ちがあったんですが、小学生だからお金を持っているわけでもない。だから大人たちが捨てた王冠を拾い集めたりもしていました。でも結局錆だらけになっちゃうんですよ。だからずっと取っておけるものではないんです。

ー それで最近はプラモデルに凝っているわけですね。

森山:そうですね。最近はすごいでっかいファルコン号を3年と8ヶ月かけてつくりました。

ー そんなにかかったんですか!?

森山:『デアゴスティーニ』だったんです。だからすべてのパーツが集まるまで2年と、そこから塗装するのに1年8ヶ月。当時のプロップの写真集などを眺めながら、「ここにこういう汚しが入ってる」みたいなのを再現してたらすごくかかってしまいました(笑)。

INFORMATION

STAR WARS CUSTOM COLLECTION
by ORIGINAL STITCH

starwars.originalstitch.com
Instagram: @original.stitch_custom
問い合わせ: support@originalstitch.com

UNBUILT TAKEO KIKUCHI 渋谷店

POP UP STORE

公式販売開始の12月13日(金)からは、オーダーアイテムを中心に展開する「UNBUILT TAKEO KIKUCHI 渋谷店」にてPOP UP STOREをスタートします。森山さんがつくったシャツもこちらで展示されます。
住所:東京都渋谷区渋谷3-28-15
営業時間:11:00-20:00
電話番号:03-6450-6990
unbuilt.jp

森山さんがカスタマイズしたシャツはこちら