今回の舞台は、いろいろ“おいしいトコどり”の札幌!
今回、パウダースノーと極上グルメを求めて向かった先は、北海道・札幌市。え? 札幌って観光のイメージが強いけど、パウダースノーがあるの? とお思いの方もいるでしょう。じつは札幌こそ、東京から手軽に行けて、極上の雪質を楽しめる“穴場”なのです。
朝7時、今回のメンバーが羽田空港に集結。左から、山畑理絵(アウトドアライター)、フイナムスキークラブ♡発起人の山本博史(フイナム副編集長)、井田信之(スタイリスト)。
筆者と山本さんはスキー歴4年目で、ある程度の基礎スキルが身につきまさに今スキーが楽しくて仕方がないッ!というところ。打って変わって、井田さんは人生で2回目のスキー。サッカーは大の得意だけれど、果たして持ち前の運動神経のよさをスキーでも発揮することができるのか? ウキウキの2人とドキドキの1人を乗せた飛行機は、あっという間に新千歳空港へ。そこからクルマでゲレンデを目指します。
最初に向かうのは、新千歳空港から約1時間40分のところに位置する「札幌国際スキー場」。空港からは少し離れていますが、山頂から山麓まで多彩なコースがあり、初心者から上級者までスキルを問わずに楽しめるゲレンデです。
ゲレンデに行く前にちょっと寄り道。「SEB」でお手軽に最新ギアをレンタル。
札幌国際スキー場へ行く前に、アメアスポーツジャパン運営の「Sapporo Experience Base(通称SEB)」へお立ち寄り。ここでは〈サロモン〉や〈アトミック〉のスキー、スノーボードのブーツと板をレンタルすることができます。
経験豊富なスタッフが足に合ったブーツをフィッティングしてくれたり、板の選び方を教えてくれたり、とにかく手厚くサポートしてくれるので、なにを選んでいいか分からない……という初心者でも大丈夫。知識がなくても、自分にぴったりのギアを借りることができます。だって、このために今回手ぶらで来てますからね!
もちろん、今季の最新モデルもレンタルOK。すべて熟練のスタッフによるメンテナンス済みなので、借りたらそのままゲレンデへ直行できるのに加え、安全性が確保されているところも嬉しいポイント。しかも、1泊2日 借りてもスキーブーツのレンタル料金は¥3,500(税込)、板は1泊2日で¥4,500〜(税別)、2泊3日で¥6,500〜(税別)とコスパのよさも魅力的すぎる!
ちなみに、1Fフロアがギアやウェアの販売、2Fフロアがフィッティングと展示スペースになっています。トレイルランニングシューズの無料レンタルもありました。
さぁ、必要なギアが揃ったところで、いよいよパウダー天国へ……!
札幌国際スキー場で、まずは足慣らし。
まずは足慣らしということで、なだらかで広い初心者コースへ。
人生2回目のスキーとなる井田さんは、やや緊張の面持ち。わかるわかる、最初は自分もそうだったっけ。とはいえ、今も上級者コースは怖くてチャレンジできないけれど……。山本さんは早く滑りたくてウズウズしている様子。まずはゆっくり滑ってからだを温めるとしましょう!
今回のツアーをアレンジしてくれた〈サロモン〉のスタッフに付き添ってもらいながら、板に乗る感覚を覚えていく井田さん。かなりへっぴり腰だけど、だ、大丈夫……?
と思ったら、あ~、やっちゃった。初心者なら必ず通る道。でも、サラサラのパウダースノーの上ならコケてもへっちゃら。思いのほか痛くないッ!
井田さんに続いて、わたしたちもライドオン。きめ細やかな雪質はとっても軽く、思った通りのエッジを描くことができます。まだまだペーペーだけど、上手に滑れている感覚にさせてくれるのが“パウダーマジック”。くぅ~、サラサラパウダーって最高!
その後も、滑りやすい初心者コースをまわしながら、からだを温めること2時間。さすが元サッカー少年の井田さん、早くもひとりで滑り下りられるように。のみ込みが早い!
札幌国際スキー場は、市街地から少し離れているだけあって眺望もバッチリです。北海道ならではの雄大な風景に心身を癒しつつ、小休止を挟んで次なるゲレンデへ向かいました。