SHIPS MENS プレス
河野建徳




ときにラグジュアリーに着られる。
シップスに入社して5年目の河野さん。ジャケットとスラックスを堂々と着こなす姿を見ると、公私関係なくドレススタイルを好むということが明々白々。ドレスに精通するがゆえ、普段から手に取るのもラグジュアリーなものが圧倒的に多く、「白Tは、プラダやジルサンダーといったハイブランドのものを着ることも多いんです」と話す。
ハイブランドならではの品質やデザインの良さに惚れ込んでのことだろうか、と聞けば、「ほとんど自己満なんです」とさらり。「白Tという普遍的なアイテムを、ちょっとラグジュアリーに着る。でも有名なブランドのロゴがあからさまに入っているようなものじゃなくて、『着ている自分にだけわかる』くらいの上質感がいいんです」と続ける。
つまり、ハイブランドの白Tの横に〈ヘインズ〉が並んでいるのは、河野さんにとってはごくごく自然なこと。プラダを選ぶのと同じ目線で、〈ヘインズ〉のジャパンフィットも手に取る。「ヘインズは、まず第一に手に取りたくなる相棒的存在。今日もドレススタイルに合わせていますが、ちょうど良いやわらかな5.3オンスの生地が、ジャケットやスラックスに負けない存在感を放ってくれています。タイトでもルーズでもない絶妙なサイジングも、ドレスの着こなしを前提にしたときにちょうどいい」。なかでも愛用しているのは、シップスが別注したモデル。実はポケットが付いているだけだが、効果は絶大。アンダーウェア感が瞬く間に払拭され、河野さんのいつものスタイルに馴染みやすくなる。
Tシャツ:ヘインズ×シップス「別注ジャパンフィット コンフォートウェイト クルーネックポケットTシャツ(2枚入り)」¥3,000+TAX(ONLINE STORE)
ジャケット:マルセル ラサンス
パンツ:エディションズ エムアール
シューズ:ジェイエムウェストン


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