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次世代のスタイリスト3人が見つけた、渋谷PARCOの秋の顔。
Autumn is here.

次世代のスタイリスト3人が見つけた、渋谷PARCOの秋の顔。

7月だと言うのに、いまだ居座りつづける梅雨。ギラギラと太陽のまぶしい夏ですら、その到来が待ち遠しくなってしまいます。天候とは裏腹に、ファッションシーンではいよいよ秋冬の立ち上がり時期。昨年11月のリニューアルから1年を迎える「渋谷PARCO」は、変わりゆく渋谷の街を牽引する存在として一層注目度が高まっています。今回は、そんなカルチャーが集まるスポットに、ある3人を呼んで、それぞれの秋を見つけてきてもらいました。

  • Photo_Kousuke Matsuki
  • Text_Kaori Takayama
  • Edit_Yuri Sudo

9つの店で選んだ、至極の9アイテム。

曇天のある日「渋谷PARCO」に集結したのは稲垣友斗、高橋正典、カンチェランの3人。ファッションのスタイリングを生業にし、数々のメディアで活躍しています。価値観や趣味もすこしずつ違う彼らは、来たる秋をどう迎えるのでしょうか? 数日前までの涼しげな表情からいっぺん、すっかり秋めいてきた店頭。各々3つのお店にお邪魔して、新作を中心に気になるアイテムを3点選んできました!


CASE 1 稲垣友斗

PROFILE

1988年大阪府生まれ。スタイリスト森田晃嘉氏に師事し、2018年に独立。繊細で中性的なスタイリングを得意とし、ファッション誌、カタログ、ミュージシャンのスタイリング等で活躍している。

SHOP.1 NUBIAN(3F)

稲垣さんが最初に訪れたのは、ストリートをベースにさまざまなジャンルをミックスさせるスタイルを提案するセレクトショップ「ヌビアン(NUBIAN)」。選んだのは〈オフ-ホワイト™️(OFF-WHITE™️)〉のジャケットです。「今年のジャケットは、肩線がジャストになるものが増えている気がします。去年のズドンとした大きなものと違って、身幅は広いけど肩はきれいにハマりますよね」(稲垣さん)

SHOP.2 BerBerjin(3F)

「渋谷PARCO」内でも異彩を放つヴィンテージショップ「ベルベルジン(BerBerjin)」。本店と同じく、アメリカまみれなアイテムが揃ってます。そこで稲垣さんが選んだのはコットンニット。「古着特有のたるんたるん感とサイズ感、独特の編み地がおもろいし、古着ならではだと思います。細めのスラックスなんかを合わせてトップスと差をつけたりしてもいいかも」(稲垣さん)

SHOP.3 STONE ISLAND(2F)

次に向かったのは〈ストーンアイランド(STONE ISLAND)〉。スポーツウェアを軸に、優れた染色技術による豊富なカラーバリエーションが特徴です。「アウトドアのダウンってタイトなものが多いですけど、ここのダウンは街着にいいんですよ。身幅のサイズもかなり好み。シンプルにシャツとかパリッとしたテンションに合わせられる感じも、いまっぽいかなと思います。なかでもベストとかは、レイヤーもしやすいしいいですよね」(稲垣さん)

稲垣さんが選んだアイテムがこちら。左から〈ストーンアイランド〉ダウンベスト ¥72,000円+TAX、「ヌビアン」〈オフ-ホワイト™️〉ジャケット ¥229,000円+TAX、「ベルベルジン」古着のコットンニット ¥5,800円+TAX

INFORMATION

渋谷PARCO

住所:東京都渋谷区宇田川町15-1
電話:03-3464-5111
時間:11:00~21:00
※コロナウイルス感染拡大防止のため、営業時間を短縮しております。状況によって変更する場合もございますので、来店の際は各店舗にお問い合わせください。
※飲食店の営業時間は11:30~22:00です。(8月中のみ)
shibuya.parco.jp

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