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新しいことに挑戦することの大切さ。グラミチと宇野薫がそれぞれ歩んだ進化の道。
GRAMICCI & CAOL UNO

新しいことに挑戦することの大切さ。
グラミチと宇野薫がそれぞれ歩んだ進化の道。

クライミングパンツの代名詞的存在として、多くの人に親しまれる〈グラミチ(GRAMICCI)〉。このブランドが持つアウトドアブランドとしての持ち味はそのままに、近年はファッションとの関わりも積極的に強めています。この秋冬の新しいパンツを手に取りながら「昔からあるブランドだけど、現代に合わせてモディファイしているところが魅力的ですよね」と語るのは、総合格闘家である宇野薫さん。今回は、高校生の頃から〈グラミチ〉を愛用しているという彼に、このブランドの魅力を聞きました。

PROFILE

総合格闘家。1975年生まれ、横須賀出身。96年に総合格闘家としてプロデビュー。総合格闘技の黎明期より、「プロフェッショナル修斗」や「UFC」「HERO’S」「DREAM」など、数々のリングで活躍。デビューから25年、現在は柔術大会、グラップリングマッチにも出場し活動の場を広げている。一方でファッション好きとしても知られ、〈UCS〉と〈ONEHUNDRED ATHLETIC〉の監修も務める。また、「ゴールドジム」の東京・原宿、大森で「UNO DOJO」を開催。

改めてすごいブランドだと感じるようになった。

ー 宇野さんはファッション好きな格闘家として知られていますが、その原点は高校生の頃にあるそうですね。

宇野:そうですね。母親が旅行で海外に行くというので、お土産にスニーカーをリクエストしたんです。ぼくは当時レスリング部に所属していたので、とあるスポーツメーカーのシューズをお願いしたんですけど、それがなかったみたいで、代わりに買ってきてくれたのがマイケル・ジョーダンモデルのバッシュでした。

当時のぼくは全然スニーカーに詳しくなくて、それを履いてレスリングの遠征に行くと、「お前、いい靴履いてるな」っていろんな選手に言われて、「なんでいい靴なんだろう?」っていろんな雑誌を調べるようになったのがファッションの入り口でした。

ー それまではファッションに興味がなかったんですか?

宇野:ブランドにこだわるようなことはなくて。でもそのスニーカーがきっかけで、靴に合う服を探すようになりましたね。

冬の定番素材であるコーデュロイ。程よいボリュームのある生地を用いたパンツは、プレッピーなコーディネートとの相性がいい。ダークブラウンのパンツに合わせて、スエットやキャップ、シューズをバーガンディでまとめ、ミニマルな配色で統一感のあるスタイルに仕上げている。

ー ファッションのどんなところが楽しかったですか?

宇野:コーディネートする楽しさですね。あとは当時、古着ブームもあったりして、いい服を安く手に入れる楽しさも知りました。部活をしててバイトができなかったというのもあって、フリマに足繁く通いながら熱心に服を掘っていましたね。そんなことをしているうちにブランドを知るようになって、「これはどんなブランドなんだろう?」って調べたりとか。それで世界がどんどん広がっていったんです。 

ー 当時から〈グラミチ〉は穿いていましたか?

宇野:18歳か19歳くらいのときに穿いたのがはじめてです。古着ブームと並行してアウトドアブームもあったりして、アウトドアブランドのジャケットに合わせるパンツとして穿いていました。代々木公園のフリマで〈グラミチ〉のショーツの下にサーマルのレギンスをレイヤードして穿いている人がいて、その真似をしたり。

ー このブランドに対してどんなイメージを抱いていますか?

宇野:とにかく穿きやすくて動き易いという印象です。股下のガゼットがあることによって、180度開脚できて。それって本当にすごいことなんですよ。

ー 格闘家にとって、そうした機能性というものはやはり重要なんですね。

宇野:そうですね。足が開かなかったり上がらないとなると、パフォーマンスに直結してくるんです。自分もスポーツウェアをつくっているので、機能性というのは昔に比べるとすごく気にするようになりましたし、そうした目線で〈グラミチ〉を眺めたときに、改めてすごいブランドだと感じるようになりました。

INFORMATION

インス

電話:0120-900-736
gramicci.jp

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