リラックスしながらおしゃれも気にしたいというときにグラミチが合う。
ー 今回は〈グラミチ〉を使いつつ、セルフコーディネートしていただきました。組み合わせで意識したことはありますか?
宇野:ぼくは色を合わせてコーディネートすることが多くて、今回もそれを意識しました。パンツを主役に服の色を合わせましたね。あとは “90年代と裏原” というのも同様に要素のひとつとして取り入れています。やはりぼく自身がすごく刺激を受けた年代なので、表現したいという気持ちがありました。
ー サングラスやキャップなど、小物使いがすごく際立ってますね。
宇野:モノにこだわる時代に育ってきたので、「こういうコーディネートには、これだ!」っていうある意味ではステレオタイプな組み合わせが好きなんです(笑)。


気品を感じるハウンドトゥースの柄があしらわれたウールブレンドの生地を採用。腰回りにタックを入れることで、スラックスのようなデザインに仕上がっている。ヒップと腿周りにゆとりがあり、膝から裾にかけて細くなるシルエット。ビジネスなどオンのシーンにも穿きやすい。
WOOL BLEND TUCK TAPERED PANTS ¥11,800+TAX
ー 撮影はみなとみらいで行われました。Instagramで毎朝この辺りを走っている様子をアップされていますが、この街に対してどんなイメージをお持ちですか?
宇野:とにかく景色がよくて、ここにいるとなんだかすごく落ち着きますね。海があったり、高層ビルが立っていたり、一方では昔ながらの古い建物もあったりして、ランニングのルートもたくさんあるんです。だから飽きないですね。
それと1年を通して四季も感じられるんです。冬に近づくにつれて空気が澄んでくると、遠くに富士山が見えるんですよ。それで真冬になってくると山頂がどんどん雪に覆われて白くなってきたりして。そうやって季節の移り変わりを感じられるところも好きですね。
ー そうした街の雰囲気が宇野さんのファッションに与える影響はあったりしますか?
宇野:それこそ〈グラミチ〉とすごくフィットすると思いますね。家も近いので、散歩でこの辺りを家族と一緒に歩くときもありますし。リラックスしながら、一方ではおしゃれも気にしたいというときに〈グラミチ〉が合うんです。