アーティスト
ボーカルやパフォーマンス、トラックメイクにリリックなど、全てをこなすアーティスト。ジャンルに捉われない中毒性の高い楽曲だけでなく、飾らないキャラクターと愛らしいマスクからモデルとしても引く手数多の存在。去る8月5日には最新アルバム『TAKE ME AWAY FROM TOKYO』をリリースした。
Instagram:@meirin_zzz
ー メイリンさんは数々のメディアに私服で登場されてますが、ファッションは昔から好きなんですか?
好きっぽいです、どうやら。好きじゃないと思ってたんですけど、周りからすると私は服が好きみたいですね。
ー メイリンさんらしい答えですね(笑)。
最近はファッションを通して会話が広がることに気づいたんです。こういう服を着てるから、こんな人なのかなって興味が湧いたりする人もいるんだなって。音楽以外にもそういうツールがあることを知って、楽しくなりました。いろんなブランドを見ていくとデザイナーの人のキャラクターが表れていたり、そういうのを知るとファッションって面白いなと思えるようになりました。
ー このスニーカーはどんなところが気に入りましたか?
あまり小銭を持ち歩かないんですけど、たまに割り勘とかで必要な時とかにこの小さいポーチに入れておけるなって(笑)。あとクラブとかにも良さそうですよね、お札も折りたためば入れれそうだし、最高です。あとこの黒とオレンジの配色がすごく好きです。
ー 話は変わって音楽について聞けたらと思います。前作はバンド編成でつくられてましたが、最新作の『TAKE ME AWAY FROM TOKYO』は、また電子音ベースで制作されていました。心境の変化があったんですか?
クラブミュージックを好きになったのが一番大きいですね。以前から電子音の楽曲をつくってたんですけど、そこまで聴いてなかったし、そんなに深く知らなかったんです。前みたいにバンド編成でもしたかったんですけど、(音楽活動を)もっと計画的にやりたかったし、自分の成長が見たいなと思ったので、電子音に戻ってきました。
ー バンドでの活動では、何か発見がありましたか?
とにかく遠征が楽しかったですね。みんなでセッションしたり、いい演奏ができたりするような感覚は、ソロでは味わえなかったので。そのバンド活動があったからこそ自分の好きなものがよりわかったし、電子音と見つめ直すきっかけにもなりました。
ー メイリンさんの楽曲はオリジナリティがあって、まさにジャンルレスというイメージがあります。過去の作品などから影響を受けたりしていますか?
何かしらの影響は受けてると思うんですが、あんまり意識して古いものを探そうとはしてないです。いいなと思った曲を詳しい人に聞いたら、実は古い曲だったってことはあるんですが、何年代の曲だから集中的に聴こうって感じじゃないです。出掛けたりしても、最新曲がずっと流れてるわけじゃないですか。だから、年代に関わらず、いいものはいいんじゃないかなって。
ー 最近は音楽活動以外に、モデルや女優だったり活躍の幅が広がっていますが、その活動は音楽制作にも影響を与えてたりしますか?
音楽だけやっていても、音楽に対して真面目になりすぎてしまって、煮詰まってしまうことがあるんです。なので、ほかの思考回路を持っておいた方が自然とアイデアが浮かんできたりする気がしますね。こうやっていろんなことをさせてもらえることで刺激をいっぱいもらってます。
1979年にリリースされた名作モデルのナイキ デイブレイクを踏襲。おなじみのラバーワッフルアウトソールとナイロンのアッパーなど、ヴィンテージさながらの風格を漂わせる。サイドに配したブルーのラベルは、アイテム名を忘れることがないようメモしたシールをイメージ。