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Shopping Addict 2020 Oct. 〜編集部員のお気に入り〜 後編

Shopping Addict 2020 Oct.
〜編集部員のお気に入り〜 後編

10月も残すところわずか。季節が移り変わるいまの時期は、秋冬物のリリースがクライマックスを迎えます。衣替えがお済みでないそこのあなた! 買い逃し厳禁の四番打者、ここにはたくさん控えてますよ。

黄田駿
脇山修平
須藤結理
竹田崇真
柴山英樹
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01 32
黄田駿

スタイリスト私物と俗物エディター。

先日、〈スタイリスト私物〉山本康一郎さんと〈ホワイトマウンテニアリング〉相澤さんの対談企画のライティングをしました。実はこれ、康一郎さんからの指名ですた。よもやよもやで心臓もバクバク。緊張したけど、我ながらいい原稿が書けたんじゃないかと。

Name. × Marmot

ネーム×マーモットのフーデッドコート

ポケットの数だけ、魅了される。

ポケットの多い服は便利で好物だけれど、フィッシングベストみたいな如何にも機能てんこ盛りな服は苦手です。苦手というより似合わないというのが的確。何でも節度が肝心だと思うんです。そういう点で言えば、〈ネーム〉と〈マーモット〉のこれはちょうどいい。ここで上の写真を右から左にスワイプしてほしい。フロントにあったフラップの裏には無数のポケットが隠されています。スマホやペン、モバイルバッテリーにアルコール消毒液、それにおやつのスニッカーズ、これだけ入れてもまだ余裕がありそうなくらい収納力があるんです。ネコ型ロボットにだって負けない、4次元級のポケットを備えたコイツは近未来的で画期的です。
¥70,000+TAX

ネーム
name.i-a-m.jp

YOKO SAKAMOTO

ヨーコ・サカモトのアノラックパーカ

巧妙な折衷服。

取っつきやすいアノラックが好きだし、取っつきにくい和装も好きです。そんな極北にある両者をマッシュアップしたこの一着はまさに文句なしの出来栄え。ガシッとしたマテリアルは高密度に織り上げたキャンバス地。縫製したあとにウォッシュ&バイオ加工を施すことによって、生地のなかに空気を含ませ、まるで着慣れた服のような面持ちに着地しています。着る人それぞれのシワを宿していきそうな、そんな魅力も空気と一緒に孕んでいます。アウトドアウェアだけれど、ワークのような無骨さがあって。ワークテイストだけれど、どこか品がある。枠にハマらない服をつくり続ける〈ヨーコ・サカモト〉というブランドを見事に体現した一着です。
¥58,000+TAX

ヨーコ・サカモト
www.yokosakamoto.jp

I.ENOMOTO

アイ.エノモトのツーブリッジアイウェア

1/fゆらぎと二本の橋と。

円と直線の単純な組み合わせなのに、似合う・似合わないがきっぱりと分かれるメガネ。レンズの大きさやヨロイの高さなど、ほんの些細なズレで全く違うもののように思えるし、ブリッジが一本増えるだけで途端に上級者向けになります。ツーブリッジなんて夢のまた夢と思ってましたが、少し大きめにつくられたフロントが妙にしっくりときました。それに加えてメタルの表面には、丁寧なヘアライン加工が施されています。この規則正しさと不規則の狭間にある“1/fゆらぎ”ともいえる微妙な凹凸が、肌馴染みも良くて思わずうなされます。知的なんだけど、キャップにも合う。隅に置けない輩です。
¥38,000+TAX

アイ.エノモト
Instagram:@i.enomoto

nanamica

ナナミカのプルオーバーセーター

怪獣、街に現る。

アホみたいなツラして空き地を駆け抜けていた少年時代に、バカみたいに着ていたとあるブランドのフリースジャケット。当時愛用していたのは真っ赤っ赤なやつ。その頃と似たフォルムですが、目立つ色からシックなカラーへシフトチェンジ。三十路ともなれば、素材にもこだわりたくなります。〈ナナミカ〉の一着は、モヘヤナイロンを使っているからモケッとした表情があって何だか怪獣っぽくて可愛らしい。しかも、モヘアのなかでも希少価値の高いキッドモヘアだから、軽量で柔らかくてふっかふか。暖かさも風合いもお気に入り具合だって、あの頃以上です。あとはアホみたいなツラが、少しマシになっていることを願うばかり。
¥28,000+TAX

ナナミカ
www.nanamica.com

脇山修平

失われた時を求めて。

今年も残り2ヶ月です。10月はあっという間に終わってしまったイメージでした。あれも観れていないし、あそこにも行けていない、そんな月。じゃあ、戻りたいのかと聞かれるとノーです。というのは置いといて、「マンスリージャーナル」という毎月取り組んでいる特集で、バッグを特集したので見てください〜!

*A VONTADE

ア ボンタージのアノラック

デイリーブラック。

気温が徐々に下がってきて、何を着れば良いか迷う毎日です。長袖が必須というのはもちろんですが、アウターの中にニットを着るのはまだ早い気がするし、かといってニットをそのまま着るとバックパックで毛玉になるし。そんな感じで、優柔不断なこともあり、日々迷ってしまいます。そんなときに許せるかなと思えるのが、薄手のアウターにニットを合わせること。この〈アボンタージ〉のサルベージパーカは、コットンリップストップの薄手な素材で、これならニットと合わせてもいいかなと許せる存在です。これから寒くなってきたらアウターのインに着てもいいですし、比較的長い期間着れるところいいと思います。そして、ブラックというのもポイント。別部署の子が、汚れたヴィンテージのサルベージパーカを買って染めたと話していて、羨ましく思っていた自分にドンピシャです。スエットパーカ的にガンガン来たいですね。
¥26,000+TAX

ブリックレイヤー
03-5734-1098
brick-layer.jp

DAIRIKU

ダイリクのレザーパンツ

たまには男くさく。

『フイナム』上でブログをスタートした大陸さん。月初に公開された〈ブランドストーン〉の取材で初めてお会いしたんですが、好印象そのものでした。取材していく中でクリエイションのお話も聞いてきたのですが、日々進化しているのをご自身でも理解されているような気がして、とても応援したい気持ちになりました。で、〈ダイリク〉です。このパンツは裾にデッキパンツのディテールを取り入れ、ウエストはツータック、なのに素材はレザーというのがグッと来ます。そして、何よりもレザーパンツはブラックだけというブランドが多い中、ブラウンがあるところに驚きました。こういうところに、やっぱり古着が好きなんだなって納得してしまいます。今季のテーマは、マーティン・スコセッシが監督し、ロバート・デ・ニーロが主演した名作映画『タクシー・ドライバー』が着想源の一つなのですが、トラヴィスほど強くないので、ローテクスニーカーでラフに履きたい気分です。
各¥108,000+TAX

シック
03-5464-9321

and wonder

アンドワンダーのロンT

インナー迷子。

寒くなってきて、いつも迷うのがインナーをどうするかということ。化繊はかゆくなってしまうので選べないのですが、そうなると気軽に買えるのはコットンとなり、サーマルなんかを選ぶのが常でした。簡単にいうとインナー迷子です。とある現場でもTシャツの素材についての話になり、そこにいたメンバーはシルクやメリノウールなど、ひとによってバラバラ。バッグ特集で取材した写真家の阿部さんも旅にはメリノウールが便利と話していて、影響を受けて自分なりに選んでみたのが〈アンドワンダー〉のものです。このロンTは裾と袖先がパイピング処理されていてずれにくく、着たときもいいバランス。着心地がいいと思ったら、製造加工工程で生地にバルキー感とストレッチ性を持たせているそうです。まずはこれで、メリノウールの保温性と調湿機能、抗菌消臭機能などのポテンシャルを試してみたいと思います。
¥10,000+TAX

アンドワンダー
03-5787-3460
www.andwander.com

PACIFIC FURNITURE SERVICE

パシフィックファニチャーサービスのエコバッグ

あの生地のエコバッグ。

音楽の好みはあれど、ほとんどのひとがカート・コバーンのことは知っていると思います。90年代にカート、そしてニルヴァーナから広まった“薄汚い”という意味のグランジという言葉は、その後、音楽だけでなくファッションの世界まで広がりを見せました。話変わり、とある休日。恵比寿の「パシフィックファニチャーサービス」で見つけたのが、この白いエコバッグです。注目して欲しいのが使われている素材。エコバッグには強度と軽さが求められることから、よくリップストップナイロンが選ばれますが、こちらはタイベックが使われています。このタイベックこそ、カートが着ていた世界地図の描かれたペーパージャケットの素材です。頼りなさげに見えますが、強度はしっかりあり、大きさも普段使いにぴったり。使えば使うほど独特なシワ感が増えていくのですが、それさえも愛おしいです。
¥1,500+TAX

P.F.S. パーツセンター
03-3719-8935
pfservice.co.jp

須藤結理

あと、21美の企画展がまじやばい。

先日、2泊3日の金沢旅に行きました。帰路で思い出したのは食べもののこと。無愛想なおじいちゃんが営む喫茶店のジンジャーポークサンドは、後継ぎの3文字がよぎるほど絶品。おでん屋で食べた、どて焼きと茶飯と三つ葉のおでんは奇跡の三銃士。バーで飲んだラム酒入りの栗のカクテルは、その舌触りと奥ゆかしさに若干昇天。やっぱ金沢だな。

ENDS and MEANS

エンズアンドミーンズのタクティカルフリースジャケット

全方位ラブ。

コレクションが発表されるたび、無意識にじぶんの趣向を〈エンズアンドミーンズ〉のフォルムに沿って変化させている気がします。アイテムに似合う体型、顔つき、心持ちにじぶんを組み替えていきたい欲求と言いますか。とにかく好きで好きでたまらないブランドなんですが、20AWもこれまた垂涎ものです。天下は「POLORTEC社」製のフリース生地を使用したタクティカルジャケット。妙なストイックさをもつ他ブランドのそれとくらべ柔和な顔つきで、色の取り合わせ方やナイロンとフリースの配分、前・横・後ろから見た印象など、ささやかに熟慮の跡があるのです。そして、特記したいのは微妙なニュアンス。脇下や胸元に配されたファスナー式のベンチレーションにアーシーな香りがありつつ、“いかにも感”がないのでラフな気持ちで着られます。参った! これにてラブレターを締めさせていただきます。
¥40,000+TAX

ENDS and MEANS
contact@endsandmeans.jp

Koji Yamaguchi × Pacifica Collectives

山口幸士 × パシフィカコレクティブスのウォレンバーグラグ

飛びたい風景。

有名人が座った席に、特別なカバーと「ここで〇〇を召し上がりました」という貼り紙。場所が崇められることは多々ある気がします。その人が見たであろうその席から見える風景には、特別な何かを感じてしまいますよね。こちらのラグは、スケートスポットを描きおこすアーティスト山口幸士さんの作品を落とし込んだもの。場所はサンフランシスコの高校の敷地内にあるスポットで、かの有名なマークゴンザレスが階段の上からオーリーで飛んで有名になったところでもあります。まるで彼が飛んでいる姿を下から捉えているかのような画角で、からっとした青空が敷かれています。校舎と階段の直線的な造形に対して、左右の木々がさわさわと揺れ、気持ちのいい並び。要素の足し引きも絶妙です。それもこれも、自身もスケーターである山口さんから、ゴンズへの敬意の表れと言えそうです。
¥12,000+TAX

pacificacollectivesSTORE
pacificacollectives.shop

MY×ZDA

MY×ZDA トレーナーシューズ

偉大なお背中。

古着屋で軍モノのトレーニングシューズを買って以来、その類に多く見られる“気取る気のなさ”、に惹かれています。いかに運動を効果的にするかに重きが置かれているので、第三者からの表面的評価を得たいという生ぬるい欲が一切ないのです。そんなトレシュー贔屓モードのなか見つけたのが、チェコスロバキアのシューズブランド〈ZDA〉と日本の〈MY〉が手を取り生まれたこの二足。それぞれ趣が異なり、ホワイトはシボ目が愛らしいシュリンクレザーを採用、ブラックはスウェードレザーでダンディズム通う仕上がりです。〈ZDA〉のトレーナータイプからロゴをなくし、素材でアレンジ、さらにゴムソールに変更することで時代を遡ったかのような真新しい印象になっています。なにそのシューズ!と言われ待ちをすることなく、万人のスタイルを受け止める寛容さ。その背中、追っかけていいですか?
¥24,800+TAX

1LDK apartments.
1ldkshop.com

BLUFCAMP

ブルーフキャンプのロングスリーブティー

第六感に敬礼。

40年代の西部劇に出ていたあの4人のネガが胸元に鎮座。…的な裏設定があると思いきや、そんなものはなく、なんならデザインのポイントもないのだそう。〈ブルーフキャンプ〉は〈コム・デ・ギャルソン〉出身者らによって、2020春夏よりスタートしたメンズウェアブランド。グラフィックを散りばめたアイテムが多く、どのカルチャーを下敷きにしてるのかと気になるところなんですが、いまはあえてそういうものと紐付けていないとか。ならばブランド名からその趣味を探ろうと、“BLUF”の意味を調べると「軍勤務者がメールの冒頭に書く、短くて歯切れのよい結論」と(?)。合理性うんぬんを蹴散らすほどの、圧倒的な感覚がプロダクトを支えているみたいです。このロンTだって、よく見ると首元のつまり具合やフォントの選び方、インクののり方にそのチューニングの妙がうかがえます。なにかと詮索しがちな我々(編集者)をさわやかに交わしていくようなブランド、いじらしい! しつこく追わせてもらいます。
¥10,800+TAX

BLUFCAMP
Instagram:@blufcamp
www.blufcamp.com

竹田崇真

食をディグる。

食のために出かけることが増えました。専ら会社の先輩や東京の友達からおすすめされたお店をめぐっています。ここ最近だと、とりわけ荻窪の「中華徳大」の炒飯と、吉祥寺の「えん寺」のつけ麺が感動するほどの美味でして。ぼくもこんなお店を紹介できるようになろうと思った次第です。

POST O’ALLS

ポストオーバーオールズのジャケット

メルトンの趣。

さまざまなブランドからリリースされているワークウェアの定番アイテム、カバーオール。秋冬のアウターには無性にこれが着たくなります。ダック地やデニムのものもいいですが、今季はウールメルトンの生地を使用した〈ポストオーバーオールズ〉のものを選びたいところ。以前から何度かリリースしていた「SB40」の改良版となる「SB 40-R」は、左右の胸ポケット、内ポケットを排し、さらにフロントボタンも3つだけという、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザイン。それでいて、チンストが備えられているので、風の侵入を防げて、襟部分のシルエットの変化も楽しめます。なによりメルトンの生地感が抜群、趣あるルックスがたまりません。
¥58000+TAX

ポストオーバーオールズ
postoveralls.com

GRAMICCI PERFORMANCE

グラミチ パフォーマンスのパーカ

街で光るアウトドアスペック。

1982年にロッククライマーの聖地であるアメリカ・カリフォルニア州のヨセミテで誕生した〈グラミチ〉。クライミングを起点とする機能的な服を数々リリースしているブランドですが、2019年秋冬からはより都会的なエッセンスを加えた新ライン〈グラミチ パフォーマンス〉がスタート。現代の都市生活に即したアイテムが打ち出されています。そんな〈グラミチ パフォーマンス〉によるパーカーは、特殊加工素材クオーターニットを採用。表はローゲージ、裏はハイゲージという特殊なつくりになっています。撥水・保温・通気性に優れ、日常着、そしてアウトドアウェアとしても使える優れもの。。ルックスは至ってシンプルですが、実際に着てみればその機能を実感することができる一着です。
¥18,480+TAX

インス
www.gramicci.jp/performance

Camper

カンペールのローファー

気品と堅牢性と。

最近、某有名シューズメーカーのローファーを購入しました。これまでスニーカーばかり履いてきたのですが、社会人になったということでそろそろ大人らしい格好をしなくてはと思いまして。ただ、それなりに値段がしたものですし、レザーソールということもあって、逐一天候を気にしたりとなかなか気兼ねなく履けないのです。なので、天候やシチュエーションを気にせず使える堅牢的なローファーを探していたところ、〈キコ コスタディノフ〉とのコラボレーションでここ数年注目されている〈カンペール〉に行き着きました。英国調のシューズからインスパイアされたというこちらの「Truman」はシャープなシルエットに仕上げられ、ミニマルでありクラシックな雰囲気が漂います。そして、アウトソールはラバーになっているので、雨でもでも気兼ねなく履けるというのが嬉しいポイントです。
¥25,300+TAX

カンペール
www.camper.com/ja_JP

Aeta

アエタのバッグ

求めていたサイズ感。

外出する時、手ぶらで出かけたい派です。それほど荷物を持ち歩きたくないということもありますが、カバンがコーディネートの邪魔をすることが嫌なので。と言いましたが、携帯や財布以外に持ち物がある場合もありまして。カジュアルだったりモードだったり、時には綺麗目な格好をするので、カバンはあまり主張しすぎることなく、色んなスタイリングにマッチするものがいいんです。さまざまな国や地域に赴き、現地での一期一会を形にする日本のバッグブランド〈アエタ〉のショルダーポーチは、まさにそんなぼくにどんぴしゃり。素材に採用されるのは、丈夫で柔らかく、使い込むほど魅力が増すディア・レザー。ネイティブ・インディアンが衣料品や装飾品として愛用しているという鹿革です。メインコンパートメントに加えて、フロントとサイドに小さなポケットもあって、使いやすさも申し分なし。煩わしいバッグ事情はこれにて解決です。
¥38,500+TAX

アエタ
aeta.website

柴山英樹

学園サスペンスは面白い。

やっと見ました、人間レッスン。4月からNETFLIXで配信されていて、ずっと気になってたんですよね。高校生が違法ビジネスに手を染めるという重めのテーマで、女性よりも男性にオススメしたい作品です。ひと味違う韓国ドラマが観たいという方、是非!

Kaptain Sunshine × Goldwin

キャプテンサンシャイン × ゴールドウインのコート

圧倒的安心感。

みなさんご存知(だと嬉しい…)、フイナムのインスタライブ。先日配信した、〈キャプテンサンシャイン〉のデザイナー・児島晋輔さんの登場回はご覧になっていただけたでしょうか? 今回紹介するのは、そのなかでもちらっと登場していた〈ゴールドウイン〉とのコラボモンスターパーカです。ミリタリー由来のアイテムですが、両者の手にかかればご覧の通り洗練されたアーバンウェアにトランスフォーム。大胆なビッグシルエットは、ガバッと羽織るだけで存在感が出せます。気になる素材には、安心安全の「GORE-TEX PRO」を採用。抜群のタフさと防水透湿性に加え、風も通さないとあれば、インナー次第で冬も乗り越えられそうです。フードが内蔵されたスタンドネックや脇下のベンチレーションなど、本格的なディテールも備えられた怪物級の一着です。
¥85,000+TAX

キャプテンサンシャイン
03-6277-2193

Daiwa pier39

ダイワ ピア39のジャケット

都市型フィッシングウェアの大物。

いま最も入手困難なアウトドアブランドといえば、間違いなく〈ダイワ ピア39〉でしょう。フィッシングで培ってきた実用性と、ストリートのムードを的確に捉えたシルエットが融合された彼らのウェアは、名だたるストリートブランド並みに動きが早い気がしてます。その争奪戦をくぐり抜け、やっとの思いで手に入れたのがこちらのジャケット。一見、コットンのように見えますが、実はポリ100パーセントのコーデュロイ素材が用いられています。これにより、ライトウェイトでありながら、高い保温性が実現されるというわけです。内側にはメッシュ地のポケットが6つも備えられているので、バッグ要らずで外出できます。おまけに手の届きやすいプライスレンジ。みなさん、騙されたと思って一度釣られてみてください。
¥25,000+TAX

グローブランド
0120-506-204

YASHIKI

ヤシキのニット

専業ブランドがつくる、本気のニット。

“一意専心”という言葉のように、一芸を極めた専業ブランドに惹かれます。その道のクオリティを高めるべく、つくり手の情熱が注がれたプロダクトには、トータルブランドにはない深みが感じられるんですよね。ニットブランドでいうと、〈ヤシキ〉がその最たる例ではないでしょうか。柔らかな着心地もさることながら、彼らの最大の魅力といえば、デザイナーの故郷・石川県の風景や文化が落とし込まれた情趣を感じるデザインです。今回ピックしたこちらは、激しく吹き荒れる冬の吹雪を、凹凸のついたヘリンボーン柄で表現。表と裏目を異なる糸で編むことにより、ナチュラルで奥行きのある表情に仕上げられています。物語や情景が感じられる、主張感のない素朴で上品なアイテムは着る人のワードローブに自然と馴染むことでしょう。
各¥32,000+TAX

アルファ PR
03-5413-3546

foot the coacher

フットザコーチャーのシューズ

ラフに革靴を履くなら。

普段はもっぱらスニーカー派のぼくですが、ここぞという場面で履いているのが〈フットザコーチャー〉の「S.S. SHOES」。シンプルで飽きのこないデザインはもちろん、履き手への気遣いが至るところから感じ取れるディテールが備わった一足は、ぼくにとってのマスターピースです。次に買うならデイリーユースでラフに履けるモデルかな、なんて思っていたところ出合ったのが、こちらの「SINGLE STRAP SHOES」。セミマットレザーのドレッシーさと、丸みを帯びたアッパーによる可愛らしさのバランスが絶妙なんです。ローカットのオープンな履き口は、スリッポン感覚でサラッと着脱できます。アンクルパンツと合わせれば、ソックスで遊びが効かせられるのも高ポイント。ミニマルなデザインで汎用性の高いスグレモノです。
¥42,000+TAX

ギャラリー・オブ・オーセンティック
03-5808-7515

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