SIDE-A
1986年生まれ。調理師専門学校を卒業後、海外と日本で修行を積み、2011年に独立。下北沢の「Salmon&Trout」のシェフを務めた後、2019年11月、渋谷パルコにタイ料理店「CHOMPOO」をオープン。ほかフードマガジンの発行や社食のプロデュースなど、料理人の枠にとどまらない活躍をしている。最近のおすすめは「カオヤム」。よく混ぜ込めば、食材同士が織りなす豊かな旨みを感じられる。
SIDE-B 金沢まいもん寿司で旬な魚を食らう。

ー 休憩中や退勤後、パルコ内で行かれるお店はありますか?
森枝:「Saturdays NYC CAFE」や「THE LITTLE BAR OF FLOWERS BAR」に行ったり、それから「Campy!bar」も。オーナーが知り合いで、ビーガンの話もできるのでよく行きますね。打ち上げに使ったりもします(笑)。あと「金沢まいもん寿司」も。スタッフみんなで来たり、ひとりでカウンターで食べたりもします。


森枝さんが食したのは好物だというガスえびと、お店のイチオシメニューの香箱蟹。
ー 渋谷パルコで働かれて1年ですが、常連のお店がもうそんなたくさん! ちょうど先日で1年を迎えましたね。感想を聞かせてください。
森枝:前の渋谷パルコは、家も近くなかったので正直ほとんど行ったことがなく、あまり縁がありませんでした。なので、今回新生パルコに「CHOMPOO」をオープンするというのは、自分的には未知の領域というか、かなりの挑戦でした。
ー いまや人気店ですが、始まりはそんな感じだったんですね。毎月なにか催し物をやられていますね。どういうきっかけで走り出すもの何でしょうか?
森枝:スタッフがどんどん企画を出してくれて回しているんです。元々は海外のひとたちとコラボしようみたいな考えで始めたことで、いまはその輪がどんどん広がっていってますね。ちなみに今日のイベントは、応募してくれた方限定で、コース料理とお花をお客さんに楽しんでもらうというもの。
ー ひとつのお店なのに、来るたびに違った雰囲気があっておもしろいですね。

ー お店以外にも、社食のプロデュースなど多方面でも活躍されているそうで、結構お忙しそうですね。最近の癒しは何ですか?
森枝:ストレスが溜まると文房具にハマるんですよ。パルコ内だと4Fの「DELFONICS 渋谷」によく行きます、ノートのコーナーがおもしろいんです。これ便利そうだなと思うものを買ったり。
ー すみません! 勝手にたくさん食べてたくさん飲む、とかだと思ってました。新しいですね、ストレス発散に文房具。
森枝:あと「Netflix」にもハマっていて、いまさらアニメ版の『宇宙兄弟』を観たり、中華料理の番組の『美味の起源』を観てますね。すこし宣伝なんですが、自分が出演したドキュメンタリー映画が、ニューヨークで行われた「フードフィルムフェスティバル」で上映されまして。企画も自分でしたんですが…ずばり「お寿司の起源を調べる」というものです。
ー 映画の企画までやられているんですね! 掘れば掘るほどトピック出てきて、聞いてて楽しいです。それでは、身の回りで起こったビッグニュースを教えてください。
森枝:定期的におもろい方に会ってます。ちょっと前のオンライン上の音楽フェスに出店した際には、氣志團さんにお会いして。めちゃめちゃしっかりされていて、すごい丁寧でした。あと、自分が結婚したというのがいちばんですかね。
ー ご結婚されたのですね、おめでとうございます!なにか心境に変化はありますか?
森枝:前は働きづめだったんですが、いまは時間を制限して生活しようかなと思って、早く帰ったりしています。
ー 奥様にクリスマスギフトを買うとしたら、パルコ内のどこのお店に行かれますか?
森枝:どこがいいですかね、恥ずかしいな…。奥さんも食に興味があるので、日本の器とかがいいですかね。1Fの「Discover Japan Lab.」のとか。
ー 料理に合う器、森枝さんらしくて素敵ですね。最後にデートに連れて行くとしたらどこがいいでしょう。
森枝:いつもの「Campy!bar」ですかね(笑)。

CHOMPOO
場所:渋谷PARCO
電話:03-6455-0396
金沢まいもん寿司
場所:渋谷PARCO
電話:03-5784-1144