SIDE-A
TheSoloist.SHIBUYA
21歳、熊本県出身。お店での落ち着いたテンションとは裏腹に、夜は渋谷を中心としたクラブでDJをしている。最近〈アラヤ〉で買った自転車を、中野のクランブルワークスでカスタムするのにハマっているとか。今季のおすすめアイテムは「ネックゲイター」。ヘアバンドに帽子にと使い方いろいろ、冬の小物として万能とのこと。
@ooz_n_
neck gaiter. ¥5,900+TAX
SIDE-B 給料日直後に「テクニーク」でレコード漁り。
ー 文化服装学院に通われていたとのことですが、そこから作る側ではなく売る側に就職したのはなぜでしょう?
山内:ひと通りやったんですが、デザインすることよりもマーケティングやビジネスのほうに興味があったんです。で、その頃から〈タカヒロミヤシタザソロイスト.〉青山店で働いていて、パルコ店オープンと同時にこちらに来ました。
ー 店舗の違いはなにかありましたか?
山内:ここは都内でいちばん広い店舗というのと、いろんなお客さんが来る立地なので、ブランドの世界観を見せやすく広めやすいですね。
ー そもそも、ブランドのどういうところに惹かれたんでしょう?
山内:自分の好きな音楽がバックボーンにあるブランドだったからです。
ー たしかに。デザイナーの宮下さん自身も音楽活動をされていますし、コレクションのテーマやショーの演出まで、音楽が息づいてますよね。
ー ここからは、山内さんの音楽観についてお伺いしたいんですが、音楽に目覚めた時期を教えてください。
山内:中学生くらいですね、友達に音楽好きが多くて、その影響で。2Pacとかヒップホップをおもに聴いてました。で、18歳のときに知り合いの誘いでDJをはじめました。
ー 早熟ですね! ご自身でDJをやられるときはどういうジャンルを?
山内:ハウスとかディスコが多いです。箱でいうと、渋谷の「KOARA」とか「翠月」とかが個人的な趣味とも合いますし、やっていて楽しいですね。若い人から大人までいるので、そこで友達になったりとかもあります。
ー 休憩中にはよく「テクニーク」さんにいらっしゃるということですが、DJ用にレコードを買ったりも?
山内:それもありますし、自分用にも買います。ここは職場からも来やすいですし、ダンスミュージックのレコードが豊富なので漁りがいがあって良いんです。新譜も多くて、オンラインでチェックしてから、店舗に買いにくることもあります。
ー 年代や国やジャンル問わずって感じですね。
山内:特にこれじゃないとというのがなくて、幅広く聴いてます。DJでかけるときも、盛り上がるのも大事ですが、純粋に自分がかっこいいと思うものにしてますね。
ー DJで憧れている方とかはいらっしゃいますか?
山内:日本人なら、レジェンドですが瀧見憲司さんです。感覚的に惹かれるものがありますし、いちばんはその立ち振る舞いですね。かっこいいです。
ー いつか共演できるといいですね! ところで、さきほど撮影中に購入されてたものは何でしょう?
山内:C.O.M.B.I editの「You got love song」です。ここのレーベルのをいくつか持ってるんですが、こちらは見たことがないものだったので。
ー レーベル漁り! ツウですね。DJとしては、今後はどういうふうになっていきたいですか?
山内:なるようになればいいですね。欲を言えば、もっと大きい箱でやってみたいですが(笑)。
ー 今度ぜひ行かせてください。ありがとうございました!