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FEATURE | TIE UP
エディフィスの別注アウターを自由に着こなす、アップカマーの感性。
EDIFICE × NEW GENERATIONS

エディフィスの別注アウターを自由に着こなす、アップカマーの感性。

現代の空気感とフレンチシックのフィルターを通して、洗練されたスタイルを提案するセレクトショップ「エディフィス(EDIFICE)」。1994年、渋谷に第1号店がオープンして以来、目の肥えたファッション通たちからも厚い信頼を寄せられているのはご存知の通りです。そんな「エディフィス」が、新年早々に別注アウターをローンチします。しかも、3ブランドと! これまで幾度となく、名ブランドとタッグを組んできた「エディフィス」だからこそ、期待せざるを得ません。その気になる別注アウターを、これからの時代を担うアップカマー3人が試着。肝心な着心地から自己流の着こなし方、そして各々の活動にいたるまでをお話しいただきました。

Style 3

Hikaru Tanami × DESCENTE ALLTERRAIN for EDIFICE CREAS PROTECTIVE 3 LAYER HARD SHELL

PROFILE

田波 輝
I&I スタッフ、スケーター

1998年、埼玉県出身。音楽やスケートボードなど、アメリカのカルチャーを背景にしたアイテムを中心に取り扱っている渋谷の古着屋「I&I」でスタッフを務めている生粋のスケーター。類い稀なファッションセンスを持ち、有名スポーツブランドの広告などで、モデルとしても活躍。今後の飛躍に期待が高まるミレニアル世代として注目を集めている。最近は海釣りに没頭中。

レザージャケットをインナーにした自由なコーデ。

ー スケボーはいつからはじめたんですか?

田波: 確か、中学2年生の時に買ったんですけど、部活とか受験があったから、本格的にどっぷりハマったのは高校を卒業してからです。

ー どんなところに魅了されました?

田波: スケボーって、常に本番だと思うんです。体を動かす趣味って他にもありますけど、走ったり筋トレをしたり、シュートを打つ練習をして、本番となる大会を迎えますよね。でも、スケボーってトリックをメイクできるか、できないかだから、常に本番。撮影や大会といった本当の本番もあるけど、結局は練習が本番だと思っています。その単純さがハマった理由かもしれません。

ー 確かに、その通りですね。

田波: あとは、友達ですね。スケボーのおかげで、めちゃくちゃ増えました。デッキを持っていれば、どこに行っても友達になれますから。20歳のとき、ひとりでサンフランに行ったんですけど、いろんな人と繋がりました。3週間くらい滞在したんですけど、最初の数日しかホテルは取っていなくて、あとは現地で出会ったスケーターに「泊まらせてくれ!」って(笑)。

ー すごい行動力(笑)。やっぱり、スケートボードからの影響は大きいですか?

田波: そうですね。スケボーをきっかけに古着も好きになりました。

ー と言うと?

田波: アメリカのスケートビデオを観ていたら、ネルシャツとかワークパンツとか、味のある服を着ているライダーがカッコよくて。ブランドのスケートビデオで、サポートしてもらっているのに、そのブランドの服を着ていないスケーターもいたりして、それがカッコよく見えたんですよ。

ー なるほど。どんな古着が好きですか?

田波: カルチャーがはっきりと反映されているのが好きですね。ぼくの場合、スケート、レゲエとヒップホップに関連しているもの。そういう古着が好きです。

ー 古着と新品、それぞれにどんな魅力があると思いますか?

田波: それをはっきり区別して考えていなくて。別にどっちでもいいって感覚。あえて言うなら、新品はディグりやすくて、好きな服を見つけやすいのがいいですよね。自分の好きなブランドを追いかければ、理想のスタイルに近づきやすいですし。

ー スケボーする時と日常で、着こなしは変わりますか?

田波: 当たり前だけど、スケボーする時は動きやすい服を着ます。スケボーするならロング丈のアウターは着ないし、スケボーしないなら革靴ばっかり履くし。個人的に、スケボーする時はサイズダウンします。そのほうが動きを大きく見せられる気がして。あとは、そんなに気にしていません。服が好きだから、他のスケーターと違う角度で選びたいと思っていますけど。

ー 今日は〈デサントオルテライン(DESCENTE ALLTERRAIN)〉へ別注したアウターを着用してもらいました。今日の着こなしのポイントは?

田波: テック系の素材とレザーを組み合わせるのが好きなんです。生地の表情が違っておもしろいので。

ー レザージャケットをインナーとして使っていますね。

田波: よくインナーとしても着ています。体にフィットしているレザージャケットなら、ウールコートや中綿入りのブルゾンとレイヤードしています。季節によって、レザージャケットはインナーです。

ー その自由な着こなし方がいいですね。

田波: ある程度、アイテムの合わせ方とかは分かっているつもりだけど、そのセオリーを壊すような柔軟な着こなしをしたいと思っています。重要なのはサイズ感。全身のサイズが合っていれば、色や素材はあとから調整できますからね。合わせ方に定説があるかもしれないけど、サイズが合っていれば、それから外してもカッコよく見えると思うんです。

ー パンツもシューズも黒で、オールブラックのコーディネートですけど、色の深みが違って奥行きを感じます。このアウターはカラーを別注しているんですよ。

田波: 光に当たると、緑っぽくも見えてカッコいい。見たことない色味ですね。レザーの黒とは違っていて、うまく馴染みました。

ー 耐水性が高いので雨にも強いですし、フードに水が溜まらないように設計されたパラフードシステムも採用しているそうです。

田波: これならレザージャケットが濡れなくて済みますね。フードは形がいいから、被ってもサマになります。そういうギミックにこだわっているのが〈デサントオルテライン〉らしいと思います。

ー フロントのジッパー部分には、〈デサント〉独自のデュアルベンチレーションシステムが搭載されていて、外気を取り込み、衣類内の不快な熱や湿気を逃がすので、スケボーに乗るのも最適かと思います。

田波: 動きやすくて、スケボーにはぴったりです。防水のアウターを持っていないんで、着こなしの幅が広がりそう。

DESCENTE ALLTERRAIN for EDIFICE CREAS PROTECTIVE 3 LAYER HARD SHELL(NAVY、BLACK) ¥52,000+TAX

耐水圧20,000mmの高い耐水性を有するPROTECTIVE MATTE NYLON 3L を採用したハードシェルジャケット。ブランド独自のデュアルベンチレーションシステムによって、内部に熱や湿気を溜め込まず、快適にキープ。絶妙なカラーリングは〈エディフィス〉による別注。

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